2014春、韓国旅行記27(8/25)：4月7日(1)：釜山で泊まったホテル、釜山から鎮海(チネ)へ、慶和駅の桜

2014/04/05 - 2014/04/09

　釜山の見学は昨日で終え、次は34万本の桜が咲く、鎮海(チネ)への移動です。昨年はすっかり散っていましたので、私にとっては今年がリベンジの旅行になります。

エリア その他の観光地(韓国)

釜山で泊まったホテルの紹介です。複数のベッドルームがあるコンドミニアム・タイプの部屋でした。厨房施設のほか、食器類も戸棚に仕舞ってありました。

洗面室の光景です。少し前から韓国のホテルはシャンプー類が有料になりましたから、日本から携帯用品を持参することにしています。韓国では、環境保護の取り組みの一環として、客室数7室以上の宿泊施設に設置される消耗品(シャンプーやリンス・カミソリ・歯ブラシ・はみがき粉など)は有料で提供することが法律で定められました。

ベッドルームの光景です。ベッドルームはもう一室ありましたが、こちらを使用しました。ホテルの名前はハンファリゾート・ヘウンデ、釜山市の海雲台に位置するホテルです。

もう1つのベッドルームの窓辺の光景です。目の前にダイヤモンド・ブリッジが見えました。ネット情報では客室数が417、かなりの大きさのホテルです。『1部屋につき、布団・ベッドを合わせて5名様分の寝具が用意されています』と紹介されていました。

部屋のカーテンを閉めたところです。朝方に目が覚めやすいよう、少しだけカーテンを開けておきました。

コンパクトな机と壁掛けテレビの光景です。ネット情報では、1部屋の料金が107ＵＳドルと紹介されていました。

部屋から眺めた、ダイヤモンド・ブリッジの光景です。正式名は広安大橋、総延長は7,420メートルで、そのうち900メートルが吊り橋部分になります。

同じく、部屋から眺めた海岸線の光景です。砂浜はありませんが、海辺に沿った広い歩道が整備されていました。

朝食のお店です。実は、現地ガイドさんが前日に確認の電話を入れていたお店が閉まっていて、急きょ変更になったお店です。お店の身内に不幸でもあったのかと、ガイドさんが心配されていました。

お店は急きょ変わりましたが、メニューは一緒でした。牛肉を柔らかく煮込み、麺をスープに追加して食べるソルロンタンです。薄味に仕上げてありましたが、味がしっかりしていましたから、塩は追加せずに頂きました。

ご飯とキムチ類です。残さず戴きました。白菜キムチ、大根キムチのカクテキも申し分ない味でした。青唐辛子はやめておきました。

急きょ変更になったお店は、有名店らしく、日本のゴルファーの石川遼選手も来店されたそうです。その時のオーナーとの記念写真が飾ってありました。

美味しかった朝食の後、ダイヤモンド・ブリッジを通って34万本の桜が咲く鎮海(チネ)に向かいました。休憩に立ち寄ったドライブインの脇で咲いていた赤い花です。ハナカイドウ(花海棠)のようです。桜と同じ、バラ科の植物です。

昨年も立ち寄ったドライブインの周りの光景です。満開の桜の木がありました。鎮海(チネ)の近くですから、そちらの桜も期待できそうです。

同じく、昨年も立ち寄ったドライブインの周りの光景です。ソメイヨシノではなく、赤っぽい葉が一緒に出るヤマザクラ(山桜)のようです。桜の中では寿命が長く、大木になるとされます。

鎮海(チネ)に到着しました。以前は鎮海市でしたが、現在は昌原市鎮海区になります。合併したのは2010年7月、鎮海市、馬山市と昌原市が合併し、人口108万人の昌原(チャンウォン)市となりました。

鎮海(チネ)で最初に見学したのは、慶和(キョンファ)駅の桜です。鎮海線の聖住寺駅と鎮海駅の間に位置するこの駅は、2006年から旅客業務はされていませんが、桜の名所として大賑わいを見せています。数々のドラマのロケ地ともなりました。

慶和駅の桜の光景です。ここで撮影されたのは、映画『天国までの60日(原題：少年、天国へ行く)』や、ドラマ『春のワルツ』等です。『春のワルツ』は、韓国KBSのテレビドラマで、2006年3月〜5月に全20話が放送されました。ユン・ソクホ監督の『秋の童話』『冬のソナタ』『夏の香り』から続いた『四季シリーズ』の最終作でした。

同じく、慶和駅の桜のアップ光景です。昨年帆ほとんど散ってしまっていましたが、今年は花吹雪の時期に間に合いました。2006年から旅客業務を止めた慶和駅ですが、2009年からは軍港祭の期間のみ、一時的に旅客業務を再開するようになりました。

この日も、この後紹介する臨時列車が通り過ぎましたが、列車の目的も花見ですから、ゆっくりと徐行運転で通り過ぎました。徐行運転が決まっていますので、線路を歩く人の姿も多く見られます。

横方向に長く伸びた幹のアップ光景です。ドラマなどで使われた場面は、主人公たちが線路を歩く姿だったような記憶ですが、自信はありません。列車が通った後の花吹雪だったかも知れません。

どちらを向いて撮影しても桜、桜、桜の慶和駅です。その見学の人波は、昨年と比べますと、一段と多かったようです。地元の人に加え、圧倒的な数の中国からの観光客の姿でした。

桜の話をひとまず措いて、形和駅がある鎮海(チネ)船のことです。慶尚南道昌原市義昌区にある昌原駅と同市鎮海区にある統海駅を結ぶ線路は、全長21.2キロ、駅数が7つのオール単線の線路です。海軍の貨物輸送のほか、2012年からはムグンファ号のみの旅客運行となっています。

生のパイナップルを売っていたお店です。縦長に切った身を串刺しにしていました。その昔、父から聞いたパイナップルの剥き方は、螺旋状に包丁を入れて棘の部分を取り除く方法でした。南方の戦線にいた時の経験がったようです。このパイナップルは、棘が付いた部分を集めに剥いてありました。

線路から少し離れた場所では、宴席も設けられていました。日本ですと日本酒が主役ですが、こちらですと、おそらく焼酎です。韓国の焼酎は、日本酒並みのアルコール度や20度のものが多く、ストレートで飲むことができます。果物の梨を使ってマイルドな飲み口にしているようです。

こちらは線路脇の露店の光景です。今回の旅行では焼酎もよく飲みましたが、ジンロ(真露)のチャミスルばかりを注文しました。焼酎以外に飲んだお酒は、ペクセイチュ(百歳酒)とビールです。日本からは、紙パックの日本酒も持参しました。

この辺りでは、プラットホームもなくなり、線路区間の幅も狭くなっています。線路上をまだ歩くこともできましたが、そろそろ折り返しです。

ピンクの花を咲かせたツツジ(躑躅)です。以前、GWに韓国個人旅行をしていた頃、日本でも韓国でも満開の花と出会いました。

レンギョウ(連翹)の黄色の花です。その下にソメイヨシノの落花が見えました。レンギョウは、GWの韓国旅行の時、バスで行く山道でよく見かけました。韓国で印象に残った花の1つです。

先程の場所から左手に折れた場所の並木光景です。こちらにも桜並木がありました。しかし、観光客の姿はほとんどありませんでしたから、そろそろUターンして線路に戻ります。