2014春、韓国旅行記27(19/25)：4月8日(6)：済州島、渉地岬(ソプチコジ)、オールイン・ハウス

2014/04/05 - 2014/04/09

　渉地岬(ソプチコジ)と、その岬に立つ、ドラマ『オールイン』のロケの際の修道院として使われた建物、『オールイン・ハウス(現在休館中)』の紹介です。

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

安藤忠雄さん設計の建築物を見学した帰り道での光景です。安藤さんが手掛けた韓国での建築作品は、ほかにも次のものがあります。
◎2008年：済州島：石の門 風の門
◎2012年：原州市：ミュージアム・サン
◎2012年：済州島：bONTE MUSEUM

ソプチコジの草原の光景です。茶色から少し緑に代わり始めていました。左手には、安藤忠雄さん設計のレストラン、『グラス。ハウス』が見えています。草原が好きなモンゴルに、直接支配された経験を持つ済州島です。

何度も撮影した、ソプチコジの灯台の光景です。帰りにもう一度振り返っての撮影です。右手に見える立岩とも、これでお別れです。

自然石らしい大きな石の上に、小石がストゥパのように積まれた光景です。前方に菜の花らしい植物が見えましたが、花の時期は少し過ぎていました。

丘の上に見える四角い構造物は、現地ガイドさんから狼煙台と教えて頂きました。ネット情報では、石でできた、高さ約4メートル、縦横9メートルの正方形の狼煙台でした。

ソプチコジの菜の花畑の光景です。およそ菜の花には似合わない荒れ地の光景が広がっていました。観光目的に栽培されたようです。手入れをしなければ、やがて全滅してしまうような環境です。

荒れ地に生えた菜の花と、その周りに積まれた風除けらしい石垣の光景です。左手奥に、『オールイン・ハウス』の十字架が見えました。

ソプチコジのあちこちに設けられた、頑丈なコンクリート製の柵です。突風が吹いたりした場合、岸壁では崖下まで吹き飛ばされてしまうのかも知れません。

振り返って眺めた、ソプチコジの海岸線の光景です。岩肌がむき出しになった場所は赤茶けた色をしています。今もなお火山活動の跡を、色と地形に留めているようです。

逆光になりましたので、あまり見栄えがしませんが、いろんな場所から撮影した『オールイン・ハウス』の写真の1枚です。

『オールイン・ハウス』の建物の右端のアップ光景です。閉ざされた窓も壊れていませんし、屋根もめくれていません。その前に立つマリア様の像だけが閉鎖の理由をご存知かもしれません。

ソプチコジの断崖の光景です。年中風が強い地区ですから、大きな木が育たないとも言われます。この写真の中にも樹木らしいものは写っていません。

ソプチコジの海岸線の光景です。崖下に降りる道もあるようです。崖下にも観光客の姿がありました。10万年以上経っても樹木が生えない土地都は、よほど植物に厳しい環境かも知れません。

少し見上げる位置から撮影した、『オールイン。ハウス』の光景です。台風で吹き飛ばされた後の再建工事には30億ウォンほどかかったとされますから、次に修復工事を行う場合は、もっと多額の費用を要するかも知れません。

振り返って眺めた『オールイン・ハウス』とその周りの光景です。外観上は、多額の修理費用を要するとも見えませんが、維持費の方が採算ベースに合わなかったのでしょうか。

ソプチコジの草原の光景です。済州島がモンゴルに支配された時の名残は、済州島の小島、牛島(ウド)のモンゴル馬に残されています。モンゴルでは純血種が少なくなったのに対し、今でも純血種が保存されているようです。

ソプチコジの乗馬光景です。かつて、モンゴルに支配された時代、『馬に生まれたら済州島に、人に生まれたらソウルに』と言った戯言があったようです。今回の緑でも、現地ガイドさんが口にされていました。

通路の脇の海岸線寄りにあった展望台のような場所の光景です。立ち寄りませんでしたが、眺めがよさそうな場所でした。

太陽を背にして撮影した、最後の『オールイン・ハウス』の光景です。これだけの観光客がありながら、人気の施設を閉鎖したままなのは、不思議なことです。維持費や修復講じ費用以外に、別の理由があるのかも知れません。

観光を終わって、この日の夕食です。龍頭岩の傍のお店でした。メニューは海鮮鍋でした。最初はビールと、その摘みのキムチ類です。カクテキは、大根がからすぎ、あまり美味しくありませんでした。これは皆さんの共通意見でした。

三人前の海鮮鍋です。魚やアワビなどの貝類がふんだんに使われていました。ダシがよく効いていましたので、野菜主体に頂きました。

食事の後は、オプショナルツアーのナンタ公演が組み込まれていましたが、既にみたことがありますので、私はパスしました。停まったホテルの玄関先の光景です。

少しだけ済州の町の夜歩きをした時の光景です。今までに何回か旅行した街ですから、事情は分かっていますが、いまは、カジノを除いてみる気にもなりません。夜景写真を撮りたい名所も大方巡りました。

中には入りませんでしたが、外から眺めた感じでは、コンビニと軽食のお店が合体したような雰囲気でした。若い人向けのお店のようです。

夜のチェジュの町の光景です。済州市北部の海岸線に近い幹線道路は日が落ちてもかなりの交通量でした。現地ガイドさんからは、信号交差点以外では道路を横断しないよう、くれぐれも注意されていました。

赤々とライトが灯った、家電店の店舗光景です。『プライス・キング』の名前でした。韓国国内の家電量販店市場は、ハイマート、サムスン電子が展開する『デジタルプラザ』とLG電子の『ベストショップ』の三強体制とされますから、このお店は大手ではないようです。

家電店の二階の光景です。特売品らしい品物がキャスターに積んだまま展示してありました。コーヒー・メーカーが5割引きで29900ウォン、約3千円です。二階には、店員さんもお客の姿もありませんでした。

家電店の見学は早々に引き揚げて、次はコンビニ探しです。予め近くにセブン・イレブンのお店があることをお聞きしていました。

ライトアップされた、チェジュ・パシフィック・ホテルの建物光景です。ホテルの周りには植樹帯がありました。済州国際空港には近い位置ですが、チェジュの市街地からは少し西に外れた立地でした。

2泊したチェジュ・パシフィック・ホテルの玄関光景です。現在時刻は8時40分頃です。コンビニで買ってきた飲み物と摘みで、あとは部屋に戻って軽く晩酌の続きです。