青春18きっぷ de 近江商人の里 五個荘

2012/08/11 - 2012/08/11

mixiのマイミクさんに教えられて以来、ずっと行ってみたかった東近江市五個荘金堂地区を訪れて来ました。
数々の映画やドラマ、ＣＭのロケに使われたその町並みや蔵屋敷は重要伝統的建造物群保存地区に選定され、叙情豊かな風景です。
「最後の忠臣蔵」「白洲次郎」「鬼龍院花子の生涯」「ＳＫII」などなど見た事有る人も多いでしょ♪

にしても、１０分ちょっとしか乗らないのに３３０円って近江鉄道バス高過ぎ★

エリア 近江八幡・安土(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

ＪＲ能登川駅発近江鉄道八日市駅行きは３０分に１本なのに乗る人居ない（高いからだよ）

白壁と掘割と

鯉が泳いでいます

弘誓寺は那須与一の孫の愚咄坊の開基と言われ、表門の瓦には扇の紋が入っています。元禄１５年（1692）建立(市指定文化財)

見えますか？

本堂は、規模が大きく大屋根の様相は、御坊格寺院の本堂に匹敵します。主要部は、宝暦１４年(1764)に完成(国指定重要文化財)しました。

外村繁邸は文学館も兼ねています。
中江準五郎邸・外村宇兵衛邸との３館共通入館券（６００円）で巡りました。

明治28年(1895)、四代目外村宇兵衛の妹みわに婿養子吉太郎(1868-1953)を迎えて分家したのが始まりです。吉太郎は東京日本橋と高田馬場に呉服木綿問屋を開き、活躍しました。三男は、私小説家として知られる外村繁(1902-1961)。繁は、一時家業を継ぎ商人となりましたが、文学を志し弟に家業を託して執筆に専念。「草筏」「筏」「花筏」など近江商人を題材とした小説や自らの人生をつづった数多くの作品を残しました。

此処で執筆したそうです

母屋

おくどさん

本家の外村宇兵衛邸

川戸、屋敷内に水路を引き込み、屋根をかけ、洗い場となっています（防火用水にもなり、魚も飼える）

近江の麻展も同時開催、お洒落で涼しげな障子

薄い布団なのにやたら艶めかしく見えちゃうんで

ついつい写真を撮ってしまいます

蔵の２階

近江商人の像

当時神崎郡一番の庭と評されました

蔵の窓、何だか欧風？

中江準五郎邸の庭

昭和初期、朝鮮半島や中国で三中井百貨店を築いた中江家４兄弟の末弟の準五郎の本宅。明治38年(1905)、朝鮮大邱に三中井呉服店を創業し、昭和9年(1934)に株式会社三中井百貨店となりました。戦前まで、本宅を金堂に置き、朝鮮半島・中国で約20店舗を経営していました。蔵の中には五個荘が生んだ郷土玩具・小幡人形と全国の土人形を多数展示紹介しています

観峰館では「書道文化と世界を学ぶ博物館」をテーマとして中国書画家の作品や文房具、家具調度を展示しています

藤井彦四郎(1876-1956)は、近江商人の三代目藤井善助の次男として生まれ、後に分家して藤井糸店を創業。当時、珍しかった人造絹糸や「小町糸」の発売、「スキー毛糸」の製造販売など時代を敏感にとらえて、一代で成功しました。屋敷地には、藤井彦四郎自身の構想で珍石・名木を配し、琵琶湖を模した池を中心に設けた池泉廻遊式の大庭園をはじめ、主屋、客殿、洋館、土蔵が建ち並んでいます。
(客殿・洋館は県指定文化財、庭園は市指定名勝、その他は国登録文化財)

スイスの山小屋を模しています

格子天井

迎賓館と呼ばれています

全国所得税番付、そうそうたるメンバーが並んでます

丸くて可愛いと写真に撮ります

広っ！

近江商人博物館はその名の通り、近江商人を知る第一歩だそうですが、自分は最後の方に訪れました。
映像やジオラマを用いて、地域の歴史、近江商人の商法や家訓、その暮らしや文化、教育などさまざまな角度から、展示紹介している施設です

伝統的建造物は確かに息吹いています

町の其処此処に船板張りの屋敷

馬場の五輪塔

詳しくはこちら

浄栄寺

わがまち一番も肯けます

ぷらざ三方よし、観光案内所、お土産物コーナーが在ります

三方良しとは「客良し」「店良し」「世間良し」

１６：１０のバスに乗って帰りました