2012/09/18 - 2012/09/22
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慶州で2か所目の世界遺産の見学は、仏国寺です。石窟庵と一体で、石窟庵と仏国寺(ソックラムとブルグクサ)として世界遺産に登録されています。どちらも8世紀頃、新羅の景徳王の時代に宰相の金大城により建立されました。(ウィキペディアほか)
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『世界遺産・仏国寺』の文字とユネスコのマークが刻まれた石碑です。大き過ぎて、台座の石にひびが入っているようにも見えます。(同上)
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仏国寺(ブルグクサ)の山門の光景です。仏国寺は、韓国仏教界の最大勢力である曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の寺院で、第11教区本寺です。(同上)
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参道脇にある池の光景です。仏国寺は、もとは毘盧遮那仏を本尊とする華厳宗の寺院でしたが、1970年代に再建された時には、禅宗系の曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の寺院となりました。(同上)
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天王門の中の四天王像の光景です。持国天と増長天像です。この守護神は、もともとはインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下でしたが、後に仏教の守護神として採り入れられました。(同上)
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ユーモラスな像にも感じる、広目天と多聞天像です。こちらもインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で、後に仏教に守護神として採り入れられました。(同上)
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立派な枝ぶりの境内の松です。創建時にご本尊だった毘盧遮那仏は、寺院奥手の毘盧殿に移されました。現在のご本尊は、大雄殿に祀られている釈迦三尊仏(釈迦牟尼、文殊菩薩像、普賢菩薩)です。(同上)
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正面に見えるのは、『紫霞門』の扁額がある建物です。その前に架かる石橋は、上の方の16石段が白雲橋、その下の17石段が青雲橋です。あわせて33段ある二つの橋は、仏教でいう33天を意味し、この石段を登って門を潜ると、そこはお釈迦様の彼岸世界である仏の国を表わすとされます。(同上)
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『無説殿(ムソルジョン)』の扁額が懸った建物です。『仏国寺古今創記』によれば、この無説殿は仏国寺の中で最も早く作られた建物とされます。華厳経の講義を行う学校のような建物だったされます。(同上)
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仏国寺(プルグクサ)の境内光景です。左側に見える建物が『毘盧殿(ピロジョン)』です。『無説殿(ムソルジョン)』の北側に位置します。(同上)
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『毘盧殿』の建物の正面光景です。毘盧殿は仏国寺の中で法華の世界を表した空間とされます。建物は現代になって復元されたものです。この建物の中に祀られている『毘盧舎那仏坐像』は、8世紀の建造とされます。(同上)
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韓国のお坊さんの後ろ姿です。全員が剃髪、同じ色の衣と袈裟でした。堂宇を巡りながらお勤めをされているようでした。(同上)
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多宝塔(ダボタプ)です。韓国の国宝第20号に指定されています。多宝如来が釈迦世尊の説法を賛嘆して、これを真理であることを証明するのを象徴しているとされ、『常住証明』の呼び名もあります。高さは10.4メートル、新羅時代の751年の作と推定されています。(同上)
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日本との因縁が深い石塔です。『仏舎利』とするネット情報もありました。その石塔は、厳重に柵で囲ってありました。高麗時代初期に建造と推定されています。1905年に一時日本に持ち出されたものの1933年に返還され、現在の位置に置かれました。宝物第61号に指定されています。(同上)
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石塔か、仏舎利か、判断に迷うところですが、『石塔』の表現で説明を進めます。石塔の側面にレリーフ彫刻された合掌図です。(同上)
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同じ高さに彫刻されたレリーフ像ですが、今度は右方向に45度近く位置を変えての撮影です。合掌図の次の像が見えてきました。ツアー旅行ですから、裏側まで回って撮影する時間はありませんでした。(同上)
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合掌図のレリーフがあった部分より、下の段の彫刻の光景です。唐草文様風の彫刻が全面に施されていました。上部よりかなり細くなった部分です。(同上)
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仏国寺(プルグクサ)の境内光景です。寺院の最盛時の8世紀は、約60棟の木造建築で寺院は構成されていたようです。しかし、李氏朝鮮の太宗(在位:1400?1418年)による1407年(太宗7年)の仏教弾圧の際、存続を許された88寺院の中に名前がなく、仏国寺は既に廃寺になっていたようです。(同上)
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ハングルを導入したことで知られる李氏朝鮮時代の最高の名君とされる第4代国王の世宗(テジョン)も仏教を弾圧しました。儒教の教えを理想とする王道政治の徹底のためだったようです。1424年(世宗6年)の仏教弾圧の際、存続を許された36寺院の中にも仏国寺の名前はなく、引き続き廃寺のままだったとされます。(同上)
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極楽殿(クンナンジョン)の正面方向の建物光景です。極楽殿には、すべての衆生を救済し、西方極楽浄土に往生させる阿弥陀如来の像が安置されています。極楽殿は文禄・慶長の役で焼失しました。現在目にする建物は、朝鮮時代の1750年に修復されたものが、更に1925年に再建されたものです。(同上)
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極楽殿の側面方向の建物光景です。それうぉど大きな建物ではありませんが、高い基壇の上に建つ存在感のある建物です。(同上)
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斜め前から眺めた、極楽殿の建物光景です。念入りに造作された軒下の光景です。(同上)
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一回りして、もう一度撮影した極楽殿の建物光景です。建物正面は、右手になります。(同上)
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金色のイノシシさんです。以前の中国旅行で、60年に一度の金豚の年がありましたが、普段より一段と春節の飾りが派手でした。韓国や日本では豚ではなくイノシシ(猪)が干支です。金猪とでも呼ぶのでしょうか。触ると、金運のご利益がありそうです。(同上)
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仏国寺(プルグクサ)の境内光景です。一通りの見学を終えて、帰り道での撮影です。(同上)
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仏国寺は、韓国国内でも人気の観光スポットですし、生徒さん達の歴史と文化の学習の場でもあるようです。次第に見学者の数が増えてきました。(同上)
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坂道に沿って積み上げられた石垣の光景です。石垣を平坦から傾斜させていく工法は、建築技術丈からも価値があるものとされます。(同上)
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『紫霞門』の扁額がある建物の前まで戻ってきました。その前に架かる石橋は、上の方が白雲橋、その下が青雲橋です。(同上)
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仏国寺を一回り見学して、山門がある場所に戻ってきました。再集合の場所でした。(同上)
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仏国寺の見学を終えて立ち寄った、昼食のお店です。今日の昼食は、サンパブ定食です。サムは韓国語で『包む』という意味、パプは『ご飯』のことです。 エゴマやキャベツをはじめとする新鮮な葉野菜を使って、ご飯や おかずを包んで食べるのがサムパプです。私の好きな韓国料理の一つです。(同上)
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薄紫の花を咲かせたホテイアオイ(布袋葵)です。ミズアオイ科ホテイアオイ属の水草です。ウォター・ヒヤシンスの呼び名もあります。花は綺麗ですが、世界の侵略的外来種ワースト100に入る、厄介な植物です。(同上)
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