2012/09/18 - 2012/09/22
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旅人のくまさんさん
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丹陽八景の内、石門と島潭三峰の紹介です。石門(ソッムン)は、岩に開いた巨大な門のような空洞です。自然に出来た岩の空洞としては、世界的な規模のようです。(ウィキペディアほか)
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忠州湖(チュンジュホ)クルージングは、おしまいに近付いたようです。赤い吊橋が見える場所辺りで方向転換し、乗船した桟橋に引き返しました。(同上)
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桟橋に戻る途中も、素晴らしい山々の景色を堪能でしました。往きの時に眺めた光景とは、逆方向からの光景です。(同上)
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イチオシ
明らかに石灰岩質の岩山であることが分かる、白い岩肌が見える光景です。その岩肌にとりつくように、長年かかって成長した樹木の光景です。40分ほどのクルージングでした。(同上)
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韓半島全体では、固い花崗岩が多くを占めていることを以前に聞いたことがあります。硬い岩盤を持つために、地震被害が少ないとの話でした。日韓合同の韓国地質調査の結果では、韓半島と日本列島の地質は、もともと繋がっていた白亜紀(約1億4500万年前から6600万年前)の陸成層を除くと、主な構成物に大きな差異があるとされます(2004年、地質ニュース598号)。(同上)
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丹陽八景の見学の締め括りは、ソクムン(石門)と島潭三峰(トダンサンボン)です。その見学場所近くまでバスで移動しました。韓国の地震被害の話題の続きです。韓国の地震被害の記録ですが、16?17世紀にかけて、200年の間に被害を伴う地震が18回起きています。中でも、1681年6月26日の地震のマグニチュードは7.5と見積もられており、今後も油断はできないようです。(同上)
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左の大きな看板は、広域の観光案内図のようです。右側の石碑は、ソクムン(石門)の文字が刻まれているようでした。少しくどいようですが、韓国や中国沿岸部の地震に関して、すぐに連想するのが、1755年11月1日のリスボン地震です。被害を大きくしたのは、津波とその後の火災です。正確な数字は分かりませんが6万人以上の人が亡くなりました。不確かな記憶ですが、400年振りの大地震だったようです。(同上)
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バスを降りて、ソクムン(石門)見学に向かう途中の光景です。前方に見える小高い山に登るようでした。山の上には展望台が見えていました。日本には寺田虎彦の『災害は忘れたころにやってくる』の警句がありますが、ポルトガルも後200年程は、このリスボン地震の教訓を伝えないといけません。日本にとっては、ポルトガルが同じ緯度でユーラシア・プレートの西と東の端で共通ということが教訓です。(同上)
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巨大なアーチが組まれた、屋外ステージの光景です。石段は観客席のようでしたが、ステージの場所がよく分かりませんでした。(同上)
(追記)音楽噴水台と呼ばれる施設です。観客席の前では噴水が上がるようです。後で気付きましたが、アーチの右半分にウマク・プンス(音楽噴水)の文字がありました。 -
ソクムン(石門)の写真と表示があった案内看板です。その案内に従って、鉄製の階段を登りました。(同上)
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途中にあった東屋風の展望台の天井光景です。伝統的な文様が現代感覚でデザインされていました。(同上)
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石門に向かう途中、南漢江(ナマンガン)方面の光景です。ここには島潭三峰(トダンサンボン)と呼ばれる名勝がありますが、後ほど紹介します。(同上)
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石門に到着しました。お酒とタバコが好きだった老婆が、一生ここで暮らし、死んで岩になったという言い伝えが残ります。もう少し尾鰭がつかないと面白くない言い伝えですが、その内容は、まだ調べていません。(同上)
(追記)今も長い煙管をくわえて酒ビンを持っているマゴお婆さんの岩があるようです。その岩の形から生まれた伝説かも知れません。 -
石門の紹介が続きます。雲の橋、あるいは虹の形とか、色々な表現もされているようです。今は通行禁止にされているようですが、上を歩いて通ることも出来たようです。(同上)
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イチオシ
石門の光景の内、石門を通して眺めた麓の光景は人気があるようです。石門は、丹陽八景の内の第二景に選ばれ、『丹楊石門』として、名勝第45号に指定されています。(同上)
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石門の上部の光景です。かなりの厚みを持っていますが、この光景が造り出されたメカニズムも知りたいところです。推測ですが、柔らかい部分が削り取られた浸食作用の結果でしょうか。(同上)
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四方から木々や草の葉が顔を出して、空間が賑やかになった石門の光景です。欲を言えば、鳥が潜り抜けて飛ぶ光景も絵になりそうです。(同上)
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石門の一部から透かして眺めた麓の光景です。蛇行して流れる、南漢江(ナマンガン)とその周りの光景です。(同上)
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石門までの最後の下り坂の光景です。観光客の姿がありました。下りた先には、少し広い場所が開けていました。(同上)
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石門を通して眺めた、南漢江(ナマンガン)とその周りの光景です。石門が川の近くにあることは、やはり水による浸食作用が、石門の形成に関わっているようでした。(同上)
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石門の石橋の下から眺めた、山間の光景です。白い摩天楼のような高層ビル群が見えました。マンションのようです。(同上)
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南漢江(ナマンガン)に架かる2本の橋の光景です。その先のトンネルが見えている奥の方の橋は、まだ工事中の未開通の道路でした。(同上)
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高台から見下ろした、島潭三峰(トダンサンボン)の光景です。丹陽八景の内の第一景に選ばれ、『丹楊島潭三峰』として、名勝第44号に指定されています。(同上)
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右の矢印は『ソクムン(石門)・50m』、左の矢印は『トサンロ(登山路)』の文字です。『トサンロ』の発音は、『トサンノ』に変化するようです。(同上)
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飾りとして設置されたらしい、瓦屋根を持つ高い石塀の光景です。壁面には紅白や紫色の花がアレンジされていました。(同上)
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島潭三峰(トダムサンボル)は、川から顔を出した、峰のような姿の3つの岩の光景です。人の姿にも例えられ、真中の大きな岩を夫峰(またの名を将軍峰)、右側の岩を妻峰(またの名を息子峰)、左側の岩を妾峰(またの名を娘峰)と呼びます。この名に因んだ伝説も現地ガイドさんからお聞きしました。(同上)
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夫峰(またの名を将軍峰)のアップ光景です。東屋風の建物が横にありました。三峰亭と呼ばれているようです。水位が下がった時のネット写真を目にしましたが、建物は将軍峰の上にしっかりと建っていました。(同上)
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夫峰の左側にある、妾峰(またの名を娘峰)の光景です。ドラマ風の絵師で有名な朝鮮時代の画家である、金弘道(キム・ホンド)の島潭三峰を描いた風景画の背景としても島潭三峰(トダムサンボル)の風景は使われたようです。(同上)
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蛇行して流れる、南漢江(ナマンガン)の岸辺の光景です。南漢江(ナマンガン)は、北漢江(プッカンガン)、で臨津江(イムジンガン)とも合流して漢江(ハンガン)となり、西海(ソヘ:黄海)の江華湾(カンファマン)に注いでいます。(同上)
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島潭三峰(トダムサンボル)近くにあった、フェリー乗り場の光景です。モーターボートの赤い文字もありました。(同上)
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イチオシ
一輪だけ咲いていた白い花です。キク科の野草の花のようです。野趣たっぷりの花でした。今回は丹陽八景の内の五景を見学しましたが、見学できなかったのは、第六景の下仙岩「ハソンアム」、第七景の中仙岩「チュンソンアム」と第八景の上仙岩「サンソンアム」です。以前の旅行記では、絵葉書で紹介しておきました。(同上)
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