Sabaai! Northern Thailand（2）チェンライ5日間の滞在はドゥシット・アイランド・リゾートをベースに楽しむ。

2013/09/13 - 2013/09/17

今回のチェンライの滞在は町の北側を流れるコック川の中州にあるドゥシット・アイランド・リゾートにしました。最初はメリディアンホテルも考えましたが、町から絶対に歩けないであろうことと、予算も関係してこちらのホテルにしました。夜になってのチェックインだったのでホテル周辺の散策は翌日からでしたが、自然豊かな環境でここを選んで良かったと思いました。週末は大きな製薬会社のイベントがあったり、大きな結婚式があったりでロビーは賑やかでしたが、フロントの方々は我々の事を完璧に覚えていて翌日からは部屋の番号も名前も言わなくてもちゃんとキーが出てきました。大きなホテルで忙しい時は個人のお客が軽く見なされがちですが、素晴らしいホテルだなと思いました。部屋は喫煙室にしたのが悪かったのか少しくたびれた感じがありました。ただ高層階のコック川に面した部屋だったので景色は良かったです。ホテルの施設としては日経BPの旅名人シリーズに掲載されていたランナー建築のパビリオンのレストランは閉鎖されていたのが残念でした。朝食のレストランは北部タイの印象を深めるように、お粥や麺が充実しており、屋台のような設えになっているのも良かったです。コーヒーも普通のコーヒー以外にコンデンスミルクを入れた伝統的なものも屋台でサービスされます。料理も日替わりで種類も多く、４泊程度では飽きることもありませんでした。他に中華レストランと最上階にはステーキレストランがあったようですが利用しませんでした。敷地内にはYOGIというマッサージ棟があり、街中よりは多少割高ですがフットマッサージや伝統的なタイマッサージにエステも受けられます。シーズンオフと言う事もあり事前に予約しないとならないのがちょっと面倒でした。ロビーの喫茶は夕方5時からはパンやサンドイッチやケーキが1個買うと1個無料になります。元々のケーキが300円くらいですから非常にお得でした。屋外プールは朝7時半から利用できます。街中までは歩いて20分くらいですが、人通りは無いのであまりお勧めは出来ません。エクスカーションなどで表に出たら帰りは街中でドロップしてもらい、トゥクトゥクで帰ってくるのが良いかもしれません。送迎バスは1時間に1本（午後5時から8時を除く午後10時まで）程度ありますが、有料のうえに予約制なので利用はしませんでした。街中からホテルまでのトゥクトゥクは60Btから80Btが観光客値段のようです。チェンライの町中はあまり風情が無いので街中へ徒歩圏内のこのホテルに宿泊してとても良かったと思いました。

エリア チェンライ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田からバンコク経由でチェンライ空港に到着して、ようやく午後8時にチェックインできました。部屋は高層階の822号室でした。予約はホテルのホームページからベット＆ブレックファーストで１泊2,460Btでした。エクスペディアなどのサイトでは朝食無しばかりだったので結果1,000円/泊くらい安く済みました。更に送迎が無料だったのでタクシー代分の600Btお得でした。お迎えはミネラルウォーターが備え付けられた豪華な大型のバンに我々だけだったので更にお得感を感じました。チェックインしてウェルカムドリンク（インドネシアのジャムーみたいな不思議なジュース）を飲んでいる間に荷物は部屋へ運ばれていました。

8階のフロアに降りた廊下からちょっと古めかしい感じがしますが、手入れはされているので不快感はありません。部屋は広いので荷物は心置きなく広げられます。建物が三菱の家紋の形というかメルセデスのスリースターのような形をしているので部屋も少し変形です。

無料のミネラルウォーターが２本が置かれ、これはターンダウンの時にもう1本追加されます。600ミリリットルと少し大きめなのが嬉しいです。コーヒーと紅茶と湯沸かしポットがあります。

ヘアードライヤーは綺麗な袋に入って置かれていますが、アメニティは最低限です。

バスタブとシャワーブースは別々でした。シャワーブースのヘッドは固定ですがバスタブは可動式です。充分に広いですが高級感はありません。

ウェルカムフルーツはタイのどこへいってもこの組み合わせでした。ランブータンと一緒にあるのはラムヤイ（龍眼）ではなくてローンコーンです。似ていますが大きな種が無くとても美味しいです。

ホテルは町外れにあるので夕方からの外出はシャトルバスになります。ホテルからは午後5時と6時、8時と9時、最終便が10時ですが有料で予約制です。街中までは歩いても行けましたがあまりおすすめはしません。

夜明けのチェンライです。朝になってコック川側の部屋だったと分かりました。

もう少し明るくなるとこんな感じです。ホテルの敷地内はジョギングも出来るようです。部屋の真下にはガラス張りの大きなレストランがあり朝食が摂れます。左奥には大きな屋外プールがあります。

8階のエレベーターホールにはサウン・ガウと呼ばれる竪琴が置かれてありました。そう日本では「緬甸の竪琴」と呼ばれるものです。

ロビーはオープンで広々としています。早朝なので空いていますが、滞在した週末はファイザー製薬の大きなイベントがあって凄く混雑していました。

更に同じ日曜日には朝から大きな結婚式があって、それは華やかで賑やかでした。

こんな調度品がたくさん並んでいます。これからの旅に期待が持てます。ホテルの地下にはショップがありますが、あまり洗練はされていません。一部ミャンマー産の漆器が結構安くて品数も豊富にありました。

ロビーフロアから見た朝食会場です。右手には中華レストランがあります。

表に出るとフィットネスセンターがあり、貸自転車もあるようです。プールは朝7時30分からです。この入口のデザインだけがアールデコになっていて気に入りました。デビッド・スーシェが演じている名探偵ポワロシリーズで出て来そうです。

プール内にはバーもありますが、チェンライ周辺を精力的に刊行したので4泊だけではプールで泳いだりくつろぐ時間まではありませんでした。水着を持って行ったうえに、今回宿泊した３つのホテルにはすべてプールがあったのですが…。

プールサイド側から見たホテル全景です。Ｙの字型というのが一番分かり易い形でしょうか。タイの伝統的な高床式の要素も取り入れている気がしました。川沿いなので氾濫することも考慮しているのかもしれません。

プール越しに眺めたホテル全景はシンメトリーでとてもきれいでした。。

コック川の中州にあるのが分かります。周辺にはボート乗り場がいくつかありました。

ホテルでの朝食の初日は屋台で麺を作ってもらいました。この屋台は日替わりでお粥に変ったりします。かなり本格的でとてもおいしいのでびっくりしました。

トラディショナルなコーヒーを作ってくれるカウンターもあります。

最初の2日は混んでいました。ファイザー製薬会社の方とその家族、結婚式の参列者も前泊していたようです。

5月のインドネシアの旅行以来のくつろぎを感じます。

翌日のお粥もとてもおいしかったです。

テーブルに置かれた花瓶は山岳少数民族の女の子です。ホテルのロゴが入っていましたがちょっと欲しかったです。

早い時間で空いているうちにロビーで記念写真を撮りました。

こんなミャンマーの調度品もたくさん置かれてます。

ナーガには綺麗に花が活けられています。我が家にあるバリ島で買った木製のバロンと同じ造りようなです。

朝8時を過ぎるとスピードボートが往来しだします。エレファントサファリか近郊へのトレッキングへ行くであろう観光客が乗っているようです。

夕方歩いて街中まで行ってみました。

夕暮れのコック川を眺めていたら子供の頃の夏休みを思い出しました。

の敷地は広大なのでホテルから出るまでも結構な距離を歩きます。橋の先にはセキュリティの詰所がありますので安心です。帰りはトゥクトゥクでロビーの前の車寄せまで乗りつけます。（本当は禁止みたいです。）

エレベーター前でお客さんを案内しているおじさんは日替わりで山岳少数民族の衣装を着ています。この日はリス族だったかな。男性の衣装はあまり見掛けないのでよく分かりませんが。

週が開けるとお客さんが減ってガラガラになりました。でもいつもと同じように2人体制で卵料理を作ってくれます。

お客が減ってしまうとこんなに広いレストランだったかと思います。

毎日おいしいお粥と麺をありがとう。

街中で食べなくてもこのホテルの朝食でいろいろな味を体験できました。

こんなに追加する調味料や薬味がありますから驚きです。

洋食も日替わりで20種類くらいの料理がありました。

麺も種類が豊富で、好きな麺や具材も選ぶことが出来ます。

ジュースも多分100％だと思います。練乳入りコーヒーとヨーグルトも毎日の定番でした。フルーツも豊富でした。

趣味の良い調度品も置かれています。その多くがミャンマーで造られたもののようです。

日差しは強いですが吹き抜け側の席が気持ち良いです。

フロントの女性たちはお客の顔と部屋番号を完璧に覚えています。チャックインした後の2回目以降、部屋番号を伝える前に鍵が出てきました。

フロント階のカフェのケーキは夕方5時からは1個買うと1個無料になります。

こんなサンドイッチは1個100円くらいになります。

ケーキも1個150円くらいになります。

夜になって予約していたマッサージへ行きます。

別棟になったYOGIというマッサージ棟です。ここまぢ国もかなり敷地内を歩くことになります。

お客さんは我々だけでした。

街中で売っている葉っぱを花のように折ったもの。10Btで売っています。

こんな半個室の部屋が並んでいます。

象さんがお出迎えです。フットマッサージとタイマッサージで2時間で税サ込みで800Btでした。街中の料金の倍ですが窓の外で鳴く虫の声を聴きながら気持ち良い時間が過ごせましたので良しとします。それに上手だったし。高いと言っても2,400円くらいの金額です。

くつろいで部屋に戻ります。お願いすれば部屋でマッサージを受けることが出来るようです。そういえば以前バンコクに行った時はワット・ポーのマッサージがオープンエアーの大部屋だけだったので、当時のマリオットリゾートまで出張してもらったことを思い出しました。チェンライでは４泊だけでしたが、ゆっくりくつろげた良いホテルでした。