2012/06/11 - 2012/06/11
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Halonさん
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6/11(月)3日前に列車内で出会った中国人が言っていた東寧要塞を見に行く。ネットで調べた限りでは要塞の名残りの塀や石碑があるようだが、それ以上は分からず。片道2時間もかけて来て何も無かったらどうしよう、という不安を抱えながらの出発。
しかしそこには予想を超えた巨大トンネルが広がっていた。
10日目 綏芬河06:12⇒東寧07:10(バス60km,13元)
8路→南山村【東寧要塞】10路→東寧
東寧13:00⇒綏芬河14:00(バス60km,13元)
【綏芬河ロシア街】
綏芬河22:00⇒ハルビン東08:00(4196次硬座557km,38元)
1元=約12.5円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
-
今日の目標は東寧要塞を見たあと、ハルビン行き夜行列車に乗ることだ。
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発車時刻まで綏芬河に帰ってこられる保障はないが、朝5時半に駅へ出かけて22時発のハルビン行きを購入。買うときに「希望窗口座位」と書いたら、ちゃんと窓側の席番をくれた(38元)。
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宿を出て荷物を抱えてバスに乗る。
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東寧行きの小型バスは6時12分に発車し
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保税区を通りすぎて走る(13元、44km)。
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となりに座ったきれいな女性に東寧要塞までの行き方を聞くと、「波斯特超市門口座8線車」と正確に書いてくれて、これが後々役に立つ。
7時10分、東寧に着いたが雨のために軒下からしばらく動けず。きれいなお姉さんはタクシーを拾ってさっさと行ってしまった。8線バスの方向がわからないが、とりあえずカッパを着て移動開始。
※写真は途中の道路で見かけた看板。 -
国際客運站があったので立ち寄る。ここからロシアのウスリースクやウラジオストク行きのバスが出ていた。
窓口の女性や道行く人にたずねながら、なんとか波斯特超市の前までたどり着く。すでに8線バスが停まっていたが「もし要塞まで1人で行くなら30元だ」とのこと。「では要塞付近まででよい」と言うと「それなら5元」とまともな値段に下がった。 -
7時51分に発車。途中の口岸で半分の乗客が降りていった。
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最後は乗客ひとりになり、南山村というところで降ろされる。「右の道を行けば要塞に着くよ」と、さっきは冷たかった運転手が親切に教えてくれた。Uターンして戻るバスに手を振って別れる。時刻は8時28分、幸い雨も小降りになってきた。
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8時45分、思ったより早く要塞入口の看板が見えてきた。雨もあがって余力十分。これなら三八式歩兵銃を一丁かついで行軍してもいいぐらいだ。
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別の看板にはロシアの軍人が背景に並ぶ。
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8時59分、要塞前の駐車場に到着。
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解説板によれば1934年6月から45年4月まで建設、改修され、1945年8月30日に日本軍が最後に降伏した地とある。また延べ17万人の中国労工が工事に使われたアジア最大の要塞とのこと。今後はロープーウェイの建設予定もあるようだ。
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9時7分、階段を登ってようやく要塞入口に到着。
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作戦指揮室
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発電室内には10平米の発電循環水池二槽、5kw軽油発電機2台とある。足元の金網の下は地下蓄水池。
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内部の階段で作戦指揮室とつながっている。
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31平米の浴室。
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先に進むにつれ、壁面が荒削りになる。
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穴の高さは180cm程度を保っているが、無意識に中腰になる。
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出口横のトーチカ。
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山頂に通じるタテ穴。
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軍官寝室内の壁には物掛け。
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左下には側溝が設けてある。
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天井付近には鉄管を通した穴。
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兵室。325平米は要塞内で最大のL字に曲がった空間。
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10時24分、要塞を出る。予想外の大要塞に興奮しすぎて暗闇の中に1時間半もいた。要塞内では途中で二組の中国人客とすれ違ったが、雨の月曜日とあって観光客はほとんどいなかった。
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次に要塞を外部から見学。「禁止通行」と書かれた穴の入口に近づいたら、監視小屋の爺さんに怒られた。
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要塞のある勲山の頂上へ登る。
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炊事室跡。ここは未整備。
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中国の名所旧跡によくある赤文字だが、ちょっと違う気がする。
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トーチカ型のトイレ
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望哨に通じるタテ穴を上から見学。ほかにも発電室のタテ穴なども見られた。
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要塞から歴史陳列館を望む。
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次にその陳列館を見学。
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東寧要塞ほかロシア国境地帯に配置された各要塞の説明がしてある。
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その中で東寧要塞は南端のかなめの位置にある。
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屋外に展示(放置)された兵器たち。このあたりはパラダイス風。
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要塞が作られた勲山の全容。
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茂みの中に隠れていたソ連軍英雄記念碑。
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さて帰りもバス停まで行軍だ。
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25分歩いて南山村の三叉路まで戻る。バスが来るのか不安だったのだが、1分も待たずに10線バスが現れた。
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12時25分、東寧市内に戻る。
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東寧の街は意外に大きかった。
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客運站で13時発の綏芬河行きを買う。
(東寧⇒綏芬河のバスは、朝6時から30分に1本) -
東寧要塞まとめ 観光:2時間半、バス乗車:3時間(綏芬河発着)、徒歩:1時間半、その他:1時間の計8時間 総費用36元。
はるばる行った甲斐があった。大満足の内容。観光客の多い日曜日なら8線バスで要塞近くまで安く行けるようだが、ほかに客がいない方が要塞内の迷路にどっぷり浸れる。 -
まだ時間があるので、ロシア国境を見にいけそうだが、その前に遅い昼食。
「套餐8元」の看板に誘われて綏化酸菜湯という店に入る。 -
ご飯付の定食を期待していたのだが、出てきたのは朝食セット風だった。
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でも海草や漬物は取り放題なので、まっいっか。のんびり食事をして、トイレを借りて歯磨きを済ませ、暇そうな店員と話をしていたら3時になった。
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大きな陸橋から線路を眺める。
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白い洋館があったので見学。1903年建設の鉄路大白楼。1945年からはロシア駐在員の事務所兼住居としても使われていたとのこと。
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中庭を見学中に雨が降りだしたので、アーチの下でしばらく雨宿り。
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国境見学のことを思いだしバス路線を見にいく。104路の終点が国境らしい。
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バスを待っているとき3人の武装した男が銀行に入リ、ほどなくして車に戻ってきた。現金輸送車のようだ。
バス停で待つ事20分、104路バスだけがなかなか来ない。
宿の客引きが寄ってきて「国境見学は明日にして、今夜はうちに泊まりなよ。国境は4時で閉まるよ」と言う。現在3時50分、残念ながら時間切れだ。 -
ということで国境行きは中止して、街を散策。裏通りでウイグル族の男が実の詰まっていそうなお菓子を売っていた。だれも買っていないので買わなかったが、あとで写真で見るとおいしそうだ。
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繁華街の中心広場。
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どの店もロシア語の看板がでていて、
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通りはロシア人買い物客が行きかっている。
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店頭の放送も、流れてくる音楽もロシア語。
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突然ヨーロッパに迷いこんだような空間。
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地下街の店も値札がルーブル表示だ。
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ふたたび中心広場にもどってベンチに座って休憩。
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このあたりは坂道が多く、広場自体も傾斜している。
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乗車まで時間がたっぷりあるのでスーパーで買い物。手持ちのウーロン茶が無くなったので、ケツメイシ茶(5元)を買ってみる。粒状だったので、お湯を入れるだけで飲めるか不安だったが、一時間ぐらいほっておくと十分ふやけて色が出た。焙煎コーヒーとお茶を合わせたような味がする。
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計り売りの蜜棗も買ってみた。1斤(500g)で4.38元のものを「2元分くれ」と言ったら、二回ぐらい取り分けただけでぴったりの分量にしてくれた。さすが職人技だ。
あとはお決まりのカップ麺、ビスケット、コーン入りソーセージ、ビール。 -
出口で客のレシートにスタンプを押している兄ちゃんに「ここで飲んでもいいか」と確認してから、レジ横の長椅子に座りビールを飲む。
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そのあと、砂鍋屋に移動して夕食。
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中のお客はみな砂鍋に焼餅を付けて食べていたので、変な取り合わせだと思いながらもマネしてみる。砂鍋豆腐(5元)、焼餅(2元)。
ハルビン東行き夜行列車は乗車率5割ほど。2人掛け椅子を占有して、足を向かいの席に乗せてL字の体勢で寝る。
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