2012/06/23 - 2012/06/24
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Halonさん
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モンゴルから中国に戻りチベット・アムド地方をめざす。アムドはチベット文化圏の北東のはずれにある地域で、チベット自治区とは違い外国人でも自由旅行ができる。ダライ・ラマ14世の出身地でもある。
6/23(土)翌日の蘭州行き列車は売切れのため仕方なくフフホトに二連泊する。フフホト駅前で運よく宿の客引きに拾われた。
6/24(日)フフホト市内には3つのチベット寺院が狭い範囲に集まっていたので、市バスで観光に向かう。夜は牛乳酒を飲む。
1日目 二連13:45⇒フフホト21:56(4654次硬座491km,36元)15分遅発
2日目 1路→【観音寺、大召、席力図召、金剛舎利宝塔】1路→火車站
3日目 フフホト14:33⇒蘭州09:52(2635次S硬座1144km,126元)
4日目 102路→文化宮,111路→理工大学
蘭州南11:35⇒合作15:15(バス258km,74元)
【ミラリバ仏閣】
5日目 合作07:30⇒夏河09:06(バス71km,14.5元)
【ラプラン寺】
6日目 夏河07:30⇒同仁10:00(バス104km,31元)
【隆務寺】
7日目 ワゴン車→吾屯【吾屯下寺、吾屯上寺、郭麻日寺】
ワゴン車→同仁、【隆務寺】
8日目 同仁08:06⇒澤庫12:07(ワゴン車97km,22元)1.5h遅着
澤庫13:00⇒巴灘14:51(乗合タクシー99km,40元)
巴灘14:57⇒同徳15:21(バス22km,7元)
同徳16:00⇔曲什安18:50(貸切タクシー96km,100元)
【黄河キャニオン】
9日目 同徳08:30⇒西寧14:05(バス283km,58.5元)
105路→大十字(莫家街市場)
10日目 西寧09:06⇒湟中09:41(乗合タクシー31km,10元)
【タール寺】
11日目 湟中08:10⇒多巴09:10(バス25km,2元)
多巴09:40⇒湟源10:20(バス30km,4元)
【丹ガ尓古城】
12日目 湟源06:50⇒西寧08:20(バス50km,6元)
【青海省博物館】104路(交通巷→西杏園
西寧西12:20⇒蘭州14:30(T28次S無座228km,38元)
1路→七里河橋【甘粛省博物館】1路→西関什字
13日目 【白塔山公園、金城路牛肉麺街】112路→西関什字、【羊皮筏子、
秦腔博物館、蘭州非物質文化遺産陳列館】、31路→蘭州站
蘭州16:28⇒上海南18:00
(T114次ST硬座→硬臥2199km,398元)2h遅発
14日目 上海南19:00⇒浦東空港20:30(1号→2号線地下鉄11km,7元)
15日目 上海10:40⇒佐賀13:30(9C8577春秋航空852km,¥12,442)2h遅発
フフホトの標高:1060m 1元=約12.5円
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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モンゴルから陸路で中国の二連浩特へ戻った。
10時46分、二連駅が見える交差点で降ろされる。ドライバーの用事で別の場所に立ち寄った分だけ遅れた。 -
二連駅で切符を購入。
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本日午後のフフホト行きは直前でも簡単に席が取れた(36元)。
だが明日のフフホト→蘭州の夜行は売切れなので、仕方なくあさっての蘭州行きを買う(126元+異地購入費5元)。 -
田舎の駅なので窓口にいる客は自分だけだ。
それで窓側席を希望してもいやがらずに付き合ってくれた。 -
切符の手配を終えたら次は腹ごしらえ。
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駅近くの食堂で一週間ぶりに牛肉麺を食べる(6元)。
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壁の写真付メニューには値段と料理名も載っていたので、店の人の許可を取って写真を撮らせてもらう。
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ある店の前で羊を解体していた。内臓と肉をきれいに取り分けて、出血も少ない。歩道もそれほど汚れてない。
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市場でネクタリンを買う(4個450gで3元)。
内モンゴルではよく見かける果物だ。 -
スーパーで移動中の食料を買いこみ駅へ戻る。
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13時45分、定刻15分遅れで列車が出発。
空調車ではなく暑い。客は少ないので、ときどきシートに横になって過ごす。 -
風力発電機の向うにブラキオ・サウルスが向かいあって立っている。
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恐竜の街、二連のシンボル。
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向かいで寝ていた女性が起き上がり、アルファベットでメモを取りはじめた。多分モンゴル人だろう。
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中国語がしゃべれないモンゴル人も、蒙古族とはモンゴル語でやり取りしてこの辺まで進出しているようだ。
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暑いのでビールを飲むことにする。列車内では気を緩めないために普段は飲まないが、のんびりローカル列車の旅なので安全と判断した。
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17時3分、トムアルタイ駅に停まる。
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隣の駅はウランファ。モンゴル風の名前が続く。
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石積の塀と
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奇妙な形の山並が続く。
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22時ちょうどにフフホト駅到着。
外は小雨が降っている。駅前から客引きの男について民家のような宿に入るが、共同シャワー無しで50元と高いので別の宿を探す。 -
駅まで戻る途中で運よく次の客引きに呼びとめられ、共同ホットシャワー付で40元の部屋に落ちつく。
中日の和田選手に似た宿のオヤジは「部屋のカギをちゃんとかけなさいよ」と世話を焼いてくれる。シャワーの電源を入れたあと「お湯が出るよ」と呼びにきてくれた。
部屋の満足度:トイレが近くホットシャワー付だが割高なので50点 -
2日目
朝、部屋の窓から外を見ると、広場を囲んで招待所が並んでいた。 -
外の通りにも安宿が山ほど並んでいたので6〜7軒ほど当たってみる。
20元程度の部屋がごろごろあったが、外国人を泊めてくれる所は一軒も無い。 -
仕方なく同じ宿にもう一泊する。
宿の奥さんは端整な顔立ちだが、北京語の訛りがきつくて一言も聞き取れない。筆談で「もし公安が来たらすぐに下の階に下りてくれ」と言われる。ここも外国人不可の宿だったが、通りから奥まった城内のような場所にあるので泊めてくれたのだろう。 -
内モンゴルの朝食は肉包の代わりにパンを買うことが多かった。紅豆餅と焼餅を買う(1.5元+1.5元)。
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フフホト駅前から1路バスで南下してオルドス大街付近で下車。
フフホト駅 (呼和浩特火車站) 駅
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ここから大召まで歩く。
きんぎょ鉢屋のおじさんは台車の取り回しに生活がかかっている -
露店でネクタリンを買う(4個で3.5元)。スーパーで見ると"油桃"と表示してあった。
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真っ赤に熟れているものは柔らかく甘い。
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赤くて柔らかいスモモも買う(6個で1.5元)。これも熟れているものは甘いが、水っぽいだけのものもあり個体差が激しい。
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しばらく歩くと通達南站という1路バス停があった。大召へ行くならここで降りた方が近い。
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内蒙古でよく見かけるドーム型の屋根。
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大召に行く前に近くの観音寺を見学。
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建物の内部は撮影禁止。門を入ると天王殿があり、中には大きな千手観音とその周りに四天王が構える。
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園通寶殿は宮殿のような立派な建物。
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左に目をやると、なかなか味のある屋根の形。
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いちばん奥の大雄寶殿には大仏とその前に景徳鎮の細長い壷。大仏の左手と腕に大きな亀裂が入っていて、それなりに古そうだ。
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寺の前には占い師が並んでいた。
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大召前街を通って大召へ。
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通りに骨董品の露店が連なっている。
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大召(中国名:無量寺)。
警備のおっさんは重点文物保護単位の上に茶飲みをのせて寛いでいる。あえて真っ赤な靴下にしたのは、、そうか、この石碑の字とコーディネートしているんだ、きっと。 -
濃い青色が美しい。
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ここにも守礼門のような門が建っている。屋根に動物が並んでいるのもモンゴルと同じ。
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寺はチンギス・ハーンの子孫のアルタン・ハーンにより1580年に建てられた。寺の前に彼の銅像が立っている。
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大召前の釈迦八塔。この手の塔は八つ並べるものらしい。
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大召の左横にある塞上老街、
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骨董品の店が並ぶ。
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台湾でよく食べていた紫芋のアイス。
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内蒙古特産の馬乳酒を売る店。
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玉を売る露店もある。
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大召と道を挟んで建つ席力図召(シレート・ジョー)へ。
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中国名:延寿寺。大召創建の5年後にアルタン・ハーンの息子により建てられた。こちらは観光客もぐっと少なく閑散としている。
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門の両側で構える四天王。琵琶を持つのが持国天。手前が増長天。
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塔と蛇を持つ広目天。棒とネズミを持つ多聞天。
日本では持国天が刀、広目天が筆、多聞天が塔を持つようだからだいぶ違いがある。時が経つにつれ中国側の持ち物が変化したようだ。
中国にも古い寺の中には、日本に伝わった唐の時代そのままの持ち物を維持しているところがあるそうだ。 -
次は金剛舎利宝塔まで歩く。
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途中で紅豆粥(2元)を食べて小腹を満たす。
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宝塔を裏から見学。別名”五塔寺”。1560の仏が彫られていて千仏塔とも呼ばれる(地球の歩き方より)。
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どこかに金剛夜叉明王が彫られているそうだが裏からは見えないようだ。
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宝塔のすぐ東の大通りにも1路バスが走っていた。五洲女子医院から乗って火車站まで戻る。
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宿の近くでも骨董屋の露店があった。
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宿で休憩後、文化宮路を散歩。ここは食べ物屋が多く、夕方は特に賑わっていた。
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新華大街との交差点にて靴をきれいに並べた露店。
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内蒙古中銘奇石博物館といういかにもB級観光地の看板に誘われて中に入る。
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中には故宮博物館並みの玉のお宝がずらりと並んでいた。写真撮影はできなかった。
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新華広場で踊る若者グループ。
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文化宮路の巴盟悶面農家菜(悶は火へん)という店で腰果鶏丁盖飯(12元)を食べる。
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やや薄味だが鶏肉が柔らかくておいしい。腰果(カシューナッツ)が無いと思ったら下に隠れていた。人参が硬いのは減点。この店ではすべての単品メニューを盖飯にもしてくれてひとりで入るのには便利。
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帰りも文化路を通る。
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串肉屋が煙と香りを扇風機で流して競い合っていた。
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スーパーで牛乳ビールが無いかたずねたら、数年前に無くなったとのことで残念ながら味見できず。
代わりに馬乳酒コーナーにあったいちばん小さな酒を購入。馬乳酒のつもりが実は牛乳酒だった。龍駒乳酒(11元、16%,155ml)原料は牛乳、牛乳蒸留酒、蔗糖。甘いが乳臭くはない。やや白酒ぽい味もする。お土産にしても良い程度の味だが、化粧品みたいな瓶が重すぎる。 -
これからの旅のルート地図
前半の旅の始まり
http://4travel.jp/traveler/halon/album/10705913/
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