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我々の平泉での旅程は”無量光院跡”を手始めに、金色堂へ向かい、経堂、中尊寺本堂と周り、月見坂を辿って下った.<br /><br />芭蕉達は蝦夷に対処していた藤原秀衡の三男・和泉三郎、嫡男・泰衡の居城跡を訪ねたるべく平泉の北東の衣川関所跡へ足を伸ばす。<br /><br />曾良日記に従えば、衣川から平泉に戻り、金色堂に向かう前に、中尊寺本堂に参拝した順序となっている。<br /><br />したがって中尊寺本堂へは月見坂を辿ったのではなく、本堂の北側から入ったことになり、我々が立ち寄っていない道らしい。<br /><br />ここでは已む無く中尊寺本堂に参詣したところから芭蕉達を追うことにする。<br /><br />我々は鐘楼の見える月見坂側から山門を潜り中尊寺本堂にはいる。<br /><br />天台宗の東北大本山である中尊寺の開山は、850年慈覚大師円仁寄るとされ、1105年藤原氏初代清衡が再建に着手、21年掛けて金色堂はじめ寺塔四十余、禅坊三百余を建立したという。<br /><br />火災で大半が焼失、その後の伊達藩の擁護により、金色堂の改修などを経て現在に至っている。(資料)<br /><br />本堂の前の香楼には多くの参詣者の線香の煙が立ち込めており、中にはその線香の煙を体に浴びているヤングレディの姿も見られ、なんか微笑ましい気分にさせられた。<br />

奥の細道を訪ねて第10回06中尊寺③線香の香りが絶えない”本堂” in 平泉

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2012/07/03 - 2012/07/03

736位(同エリア876件中)

WT信

WT信さん

我々の平泉での旅程は”無量光院跡”を手始めに、金色堂へ向かい、経堂、中尊寺本堂と周り、月見坂を辿って下った.

芭蕉達は蝦夷に対処していた藤原秀衡の三男・和泉三郎、嫡男・泰衡の居城跡を訪ねたるべく平泉の北東の衣川関所跡へ足を伸ばす。

曾良日記に従えば、衣川から平泉に戻り、金色堂に向かう前に、中尊寺本堂に参拝した順序となっている。

したがって中尊寺本堂へは月見坂を辿ったのではなく、本堂の北側から入ったことになり、我々が立ち寄っていない道らしい。

ここでは已む無く中尊寺本堂に参詣したところから芭蕉達を追うことにする。

我々は鐘楼の見える月見坂側から山門を潜り中尊寺本堂にはいる。

天台宗の東北大本山である中尊寺の開山は、850年慈覚大師円仁寄るとされ、1105年藤原氏初代清衡が再建に着手、21年掛けて金色堂はじめ寺塔四十余、禅坊三百余を建立したという。

火災で大半が焼失、その後の伊達藩の擁護により、金色堂の改修などを経て現在に至っている。(資料)

本堂の前の香楼には多くの参詣者の線香の煙が立ち込めており、中にはその線香の煙を体に浴びているヤングレディの姿も見られ、なんか微笑ましい気分にさせられた。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス 新幹線 JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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