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一関を発った芭蕉達が南西を目指して進んだ道は上街道と呼ばれ、一関から岩出山を結んでいた。<br /><br />我々のバスは、現在整備がされているとはいえ、林の切れ目になんとか見え隠れする旧上街道に沿って進む。<br /><br />岩崎を過ぎた辺りでバスを降り、”芭蕉衣掛けの松”のある峠道は、大型バスは対向車との交錯が出来ないとかで通常は乗り入れ禁止の道を、我々は徒歩で”芭蕉衣掛けの松”のある峠へ向かった。<br /><br />ところが後ろを振り向くと、バスが付いてくる。<br /><br />運転手が近所の人に聞いたら、今は車も通らないから、一方向に進むだけなら、峠道を通り抜け出来ると教えられたらしい。<br /><br />バスに乗りたい人はどうぞ・・と声が掛かったが、皆歩く楽しみの方を選んだようだ。<br /><br />峠の道から少し離れたやや高い場所に、四方が柱だけの屋根の下に、大きな木の切り株がどっしりと置かれ、直ぐ脇に”芭蕉衣掛松”と刻まれた石碑が立っている。<br /><br />ここは志戸ヶ森の頂上に当たり、芭蕉達が松の枝に衣を掛け、一休みした所とされる。<br /><br />手前の案内板によると、数年前に”芭蕉衣掛松”は害虫により枯れ、切り倒されて、切り株だけが残された。<br /><br />そこからは下り坂だが、全員バスで下った。

奥の細道を訪ねて第10回19陸奥上街道沿線の景観①”芭蕉衣掛けの松”

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2012/07/04 - 2012/07/04

145位(同エリア163件中)

WT信

WT信さん

一関を発った芭蕉達が南西を目指して進んだ道は上街道と呼ばれ、一関から岩出山を結んでいた。

我々のバスは、現在整備がされているとはいえ、林の切れ目になんとか見え隠れする旧上街道に沿って進む。

岩崎を過ぎた辺りでバスを降り、”芭蕉衣掛けの松”のある峠道は、大型バスは対向車との交錯が出来ないとかで通常は乗り入れ禁止の道を、我々は徒歩で”芭蕉衣掛けの松”のある峠へ向かった。

ところが後ろを振り向くと、バスが付いてくる。

運転手が近所の人に聞いたら、今は車も通らないから、一方向に進むだけなら、峠道を通り抜け出来ると教えられたらしい。

バスに乗りたい人はどうぞ・・と声が掛かったが、皆歩く楽しみの方を選んだようだ。

峠の道から少し離れたやや高い場所に、四方が柱だけの屋根の下に、大きな木の切り株がどっしりと置かれ、直ぐ脇に”芭蕉衣掛松”と刻まれた石碑が立っている。

ここは志戸ヶ森の頂上に当たり、芭蕉達が松の枝に衣を掛け、一休みした所とされる。

手前の案内板によると、数年前に”芭蕉衣掛松”は害虫により枯れ、切り倒されて、切り株だけが残された。

そこからは下り坂だが、全員バスで下った。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス 新幹線
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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