2013/11/07 - 2013/11/07
18位(同エリア86件中)
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アリヤンさん
ワタクシたちはついにダウラギリのふもとにわき出る秘湯、シンハ温泉に約8時間 、バスに大ゆられてやっとたどり着きました。
シンハ温泉はネパールや北インドの人々のあいだで有名な温泉で、湯治場としてひろく人々が集まってくると言われています。
ムクティナートやプーン・ヒルのトレッキングの帰りに立ち寄る、タトパニ温泉と混同されがちですが、温泉としてはこのシンハ温泉(シンハ・タトパニ)のほうが効能あらたかなようです。
それが証拠にネパール中から湯治に沢山の人々が集まってくるとのことです。
ポカラのワールド・ピース・パゴダ(日本山妙法寺)のサカイ上人もイチ押しの温泉でした。
*緊急避難ページ:2014年2月7日完成。
http://www.geocities.jp/ariyan9907/2013eightth-2_001.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ワレワレの乗ったオンボロバスは何事もなかったようにガタガッタ道をゴトゴットとミャグディ川沿いに奥へ奥へと進んで行きました。
ミャグディ川の上流方面にはいつもダウラギリ峰の山頂あたりが見え隠れします。 -
近づくに連れてダウラギリの見え方が少しづつ違うので、ガタガッタのバスの窓からの観察には気が抜けません。
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ここらでは稲刈りはすでに終わっており、刈り取った後の田んぼに施肥をほどこす姿がアチコチで見られます。
ワラと水牛の糞を混ぜて1年間置いて発酵させた天然肥料を運ぶ姿です。
この重労働はたいてい女性の仕事となっているようです。 -
田のアチコチでは人力のみの脱穀がなされています。
刈り取り乾燥させた稲の束を石にぶつけてモミをはずす姿がみられます。
日本では江戸時代でさえ、千刃コギとかいう道具を使ってモミをはずしていたのですが、ココでは何の道具も使わず全くの原始的手法で脱穀されているのです。
オドロキです。 -
ポカラから約4時間半、やっとベニらしき町が見えてきました。
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ベニのバスターミナルに到着です。
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イチオシ
ベニのバスターミナルに着いたからと言って、安心は出来ません。
これからこの町の南の端にある、シンハ村やダーバン村方面に行くバスが発着するもう一つのバスターミナルに行かねばなりません。 -
ベニの町を北⇒南に縦断するのに徒歩15~20分くらいかかるとの情報はネットで前もって調べは付いていたので、ワタクシたちはまさにバックパックを担いで歩き始めました。
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ベニの町はミャグディ川が北と西に分かれる地点にあり、ジョムソンやムクティナートにトレッキングする人たちのベースキャンプとなっています。
先ほどのバスターミナルからソッチ方面へのバス、ミニバス、ジープなどが出ています。 -
まさに山々に囲まれた町で南北に長く伸びています。
ちょうどお昼時ですが、ワレワレはランチはシンハ温泉についてからしようと決めていました 。
先ほどのバスターミナルで軽くスナックは食べています。
シンハから帰りのときもこの道を通るはずですので、道筋を記憶しておこうと気を配りながらバックパックを運びました。
(バックパックと言っても、ワタクシが自分のスーツケースの上にパートナーのバックパックを置いて引っ張り、バックには小さなパックを背負ってるだけです。パートナーはほぼ手ぶらです。) -
歩くこと20分くらい。
シンハ村方面バス停のある町の南端に到着。
写真景色の奥の方がバス停です。 -
バス停を通り越してシンハ方面への道側から写したバス停。
黄色っぽいバスが停まっているところがバス停です。 -
ミャグディ川に架かる立派な鉄橋。
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バス停の小屋でチケット購入。
「シンハ・タトパニ!」と叫んで2本の指を突き立てて買ったチケット。
1人100ルピー(約100円)。 -
ベニ市の地図。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/131107map2.jpg -
ポカラ、ベニ、シンハの位置関係図。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/131107Map3.jpg -
イチオシ
またボロバスにゆられ、ガッタガッタ道を走ること約40分。
突然「タトパニはここだ!」と降ろされました。
降りた場所は土煙り舞うただの田舎みち端で、「エッ!?ここはホントにシンハ温泉郷?」と疑ってしまいました。
今の今まで、日本の温泉郷に近い所だ、というイメージを抱いていたので、あまりの人里離れたさびしい所だったので、疑ってしまったのでした。
「シンハ・タトパニはドコじゃあ〜!!」と叫ぶと、バス内で知り合ったフランス語をしゃべるネパール人が車内から指差して「ラバー」と教えてくれました。
指差す方面を見下ろすと、「ああ、グーグルマップの写真で見たことのあるヒンズー寺院だ!」 -
ワタクシたちは寺院をみて安心しました。
まさにココがシンハ温泉郷なのだ。
でもこんな鄙びたトコロだとは思ってもいませんでした。
寺院の横に浴槽のある青い屋根があり、温泉の上のほうに数軒の宿らしきエリアがあるだけです。
あとは山と川とバスが通ればモウモウと土煙り舞う地道があるだけです。
なにはともあれ、ココがシンハ温泉です。
とりあえず、道から降りていって温泉がわき出でている場所に行ってみました。 -
イチオシ
熱いお湯が出ています。
まさに「源泉垂れ流し」状態です。
湯治客と近所の人たちのいこいの場所のようです。
大きな浴槽はこの隣にあります。
ワタクシたちは、ここがシンハ温泉であることを確認できたので、温泉に浸かるのはあとにして、まずは宿探しです。 -
ポカラ日本山妙法寺上人のお奨めの宿「シェルチャン」は温泉街の入り口付近にあったのですぐに分かりました。
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このドアはシェルチャンの食堂の入り口兼レセプションです。
現地語しかしゃべらないオバちゃんが、うっとしい顔でツイン、バスルーム付き部屋で1泊500ルピー(約500円)と教えてくれました。
現地語しか分からないので、ワタクシの交渉術もさっぱり通じませんし、こんな田舎では外人だからといっても吹っかけてくる事もなさそうです。
素直にOKして、チェックイン。 -
お昼ごはんを食べていなかったのでもうオナカがペコペコでした。
ダル・バートという言葉しか通じないのでダル・バートを頼みました。
ダル・バートを注文するだけでかなり苦労しました。
最初、オバちゃんはキッチンを指差して出来ない、というゼスチャー。
当方、「オナカ ペコペコ、ダル・バート、 ダル・バート」と連呼の末、やっと作ってくれました。
ダル・バート 200ルピー(200円)でした。
都会ポカラのマイリ・バンチャガールでネパールいち美味しいダル・バートが150ルピー(150円)なのに、なんでこんな田舎で高いの??
不満ではありましたが、空腹には勝てません 。
ま、美味しくいただきました。 -
シンハ温泉郷の位置関係図。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/131107Map4.jpg
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