私の温泉宿100選＊＊＊＊＊屋久島いわさきホテル（鹿児島県）

2011/05/05 - 2011/05/06

５月２日～５日、ゴールデンウイークに屋久島いわさきホテルに泊まりました。

福岡空港からJALコミュータで飛び立ちましたが、屋久島空港が視界不良のため着陸できず、鹿児島空港へUターンして帰ってきました。
急いで鹿児島本港へバスで移動し、最終便高速艇で２時間４０分かけて屋久島宮之浦港へ到着。

レンタカーで屋久島いわさきホテルへ直行。

夜８時に到着し、レストランで食事を済ませ、初日は風呂に浸かり寝るだけとなりました。

翌朝、窓を開けてみてビックリ、私が想像していたより何倍もすばらしいモッチョム岳の壮大な景色が有りました。

それではホテルを案内をいたしましょう。

エリア 屋久島(鹿児島)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜屋久島宮之浦港＞

５月２日雨

福岡空港から乗ったJALコミュータが視界不良のため屋久島空港へ着陸できず、鹿児島空港へUターンしました。

鹿児島本港から最終便の高速挺に乗り、２時間４０分かけて１８時４０分に屋久島の宮之浦港へやっと到着しました。

半日予定が狂ってしまいました。

写真は宮之浦港です。

到着変更をレンタカー会社に連絡したので、宮之浦港へレンタカーの迎えが来てくれていました。

宮之浦港から１時間かけて暗くなった道を屋久島いわさきホテルへ直行します。

到着の日はなんとかホテルで夕食を済ませ、お風呂に入ってすぐ爆睡状態でした。

写真は翌日からの物です。

＜屋久島いわさきホテル入り口＞

島を一周する県道７７号線の道沿いによくわかるいわさきホテル入り口が有ります。

リゾートホテルの入り口といった良い感じです。

よく目立ちます。

ホテルはここから２〜３分山を登るのですが、その前にこの入り口の右手に　いわさきホテル創始者の岩崎與八郎氏の顕彰碑が有ります。

＜岩崎與八郎氏の顕彰碑＞

おそらく創始者はモッチョム岳が好きだったのでしょうね。

顕彰碑の後ろにはモッチョム岳が奇麗に入るように作られています。

岩崎與八郎氏は三菱の岩崎弥太郎とは関係がないそうです。

鹿児島で戦前より鉄道の枕木の商売で成功した人だそうです。

９４０mのモッチョム岳は見る角度によって色んな姿を見せます。

ここは先ほどのホテル入り口を少し登り、カーブにさしかかる当たりから見るモッチョム岳です。

美しい姿です。

いわさきホテル玄関、駐車場に到着です。

＜屋久島いわさきホテル＞

レンターカーを駐車場に止めて正面より入って行きます。

ここまでのアプローチは手入れの行き届いた広大な庭の中を駆け上がって行くと言った感じで、リゾートへ来たっていう気持ちが湧いてきます。

大変よろしい。

駐車場に車を止めて、正面から入って行くとホテルのスタッフが並んでお迎えです。

少し照れながらカミさんが入って行きます。

ロビー正面です。

屋久島いわさきホテルご自慢のロビーです。

大きな屋久杉のオブジェ（多分　縄文杉）が有ります。

フロントです。

写真を撮りますよと声をかけると、女性スタッフははにかんでいました。（笑）

ロビーの縄文杉のオブジェです。

ロビーの縄文杉オブジェは４回フロアーまで伸びてます。

これは３回フロアーから見たところです。

それでは部屋へ行きましょう。

３２９号室。

３階の山側です。

予約の時、ぜひ山側の部屋をとお願いしておきました。

到着した日は夜だったので部屋からの景色は明朝のお楽しみに置いといて、食事して、温泉に入って寝るだけです。

ベッドの消灯台は杉の木目で屋久島らしい。

感じいいですよ！

部屋のテーブルもベッドと同じ杉の木目でいい雰囲気

部屋の洗面所とトイレはベッドから少し離れていて、夜　使用しても音があまり聞こえないような設計にしてある。

これには感心しました。

部屋にはこのアロハの着替えが置いてあり、ロビー、風呂へはこの着替えでOKです。

リゾートらしくてよろしい！

とりあえず今夜は寝ます。

ジャーン！！

そして朝です。

６時に目が覚めてしまいました♪♪

部屋のカーテンを開けると　これです、これです！！！

少し曇ってはいましたが、モッチョム岳の勇姿がせまってきています。

少々興奮してカミさんを起こし、ベランダに出てみました。

ホテルの裏庭から立ち上がって行く原生林を包み込むようにモッチョム岳が見えます。

これはすばらしい！！

山側の部屋は大正解でした。

モッチョム岳の右側、すなわち東を望むと朝日がほんの少しだけ見えました。

写真を撮ってて良かった。

２泊３日の間で太陽を見たのはこの瞬間だけでした。

後はみな雨か雲。

今回の屋久島旅行で最も良かったのは、いわさきホテルの部屋からのこの景色でした。

モッチョム岳の左手すなわち西方面を見ると、遠くの山に流れ落ちる滝が見えています。

蛇之口滝でしょうか？

眺めている間にも、天候が変わり、山の色が変わってきます。

ず〜と眺めていても飽きません。

部屋からみる山並みの右端がモッチョム岳です。

モッチョム岳をアップしてみました。

モッチョムとは子孫繁栄の事だそうです。

そういえばアンコールワットで見たリンガに似ているようだ。

それでは朝食に出かけましょう。

６階のレストランです。

夕食も同じところです。

朝はバイキング形式です。

山側の席が人気があり、山側の席から埋まってきます。

私たちはあえて海側に席を取りました。

食事はまずまずです。

アセロラジュースが美味しい。

山側の席を取るとこのような景色です。

６階から見るモッチョム岳と３階の部屋から見るモッチョム岳の景色は少し違います。

私は３階から見上げる景色の方が好きです。

朝食も済ませ、ホテルの裏側に出てみましょう。

いわさきホテルの敷地は想像がつかないほど大きな物です。

何処までがホテルの敷地でしょうか？

ホテルの裏には乗用カート（ゴルフ場のカートのようなもの）もあり、

有料で貸してくれます。

裏山の遊歩道を歩いて散歩すれば１時間半はかかります。

私達は歩いて５０分程かかる大滝コースを歩いてみました。

裏山の遊歩道は部屋から見ると、芝生の庭の奥の原生林の中と言う事になります。

＜いわさきホテル・遊歩道＞

それでは大滝の滝壺を目指して出かけます。

ポンカン畑なども有ります。

１０分も歩くと道の両脇はうっそうとしてきます。

日当りも少なく、シダ類が多く原生しています。

白谷雲水峡で見てきた苔の森に良く似ています。

道はここで行き止まりとなり、滝壺はこちらと言う看板が立っています。

人は誰も居なく、雨が降れば暗くて寂しいところです。

ここがホテルの敷地かと思う程山奥に入ってきたみたい。

ではここから看板のふもとを降りて行ってみます。

急な細い道です。

カミさんも心配そうな顔をしています。

元気を出してもう少し行きましょう。

なんとなく滝の音もしてきました。

＜いわさきホテル・大滝＞

やってきました。

いわさきホテルの裏山遊歩道、大滝コースの終点。

滝壺です。

ホテルから２０分程かかりました。

滝壺の美しい景色を独り占めです。

が、足下が危ないので早々と引き返します。

裏山大滝の散歩から帰ってきました。

５０分程かかりました。

いわさきホテルに宿泊された方は時間があればぜひ散歩してみてください。

ついでにいわさきホテルの遠景を載せておきます。

これは千尋の滝を見に行って、帰り道から眺めるいわさきホテルの裏側です。

よく目立ちます。

＜いわさきホテル・ロビー＞

それでは散歩から帰ってきてホテルの館内を探索です。

ここはロビー正面です。

モッチョム岳を見ながら一服です。

ロビーの隣にはトレーニングしながらモッチョム岳を眺める部屋が有ります。

私はマシーンは使いませんでしたがね。

売店です。

一応お土産は何でもそろってます。

アゴ（トビウオ）の味付け干物を買いましたが、焼酎のつまみに美味しかったですよ！

おすすめです。

室内プールも有りました。

奇麗ですし、けっこう大きそう。

さて、夕食前にお風呂に入りましょう。

いわさきホテルの湯は温泉です。

屋久島には温泉が多いです。

ホテルの周りは尾之間温泉と言うようです。

温泉の風呂場は湯が立ってるので良い写真が撮りにくい。

風呂の中にも屋久杉があちこちに使ってあります。

露天風呂ももちろん有ります。

露天風呂に浸かって見る景色です。

お風呂の後は夕食です。

一度だけ夕食をホテルのメインダイニングで食べました。

場所は朝食と同じところです。

私達は朝食だけ付けたプランだったので、おなかの空き具合を見て夕食はアラカルトで注文しました。

キビナゴのお造り。

ボリューム有り。

リーズナブル。

屋久島名産トビウオのつけあげ。

二個でてきたが、一つ食べた後に写真を撮るのを思い出した。

生ハムと茄子のグラタンを注文してみた。

ビール、焼酎、どちらでもOKだ。

デザートに紫イモのパイ、だったかな？

まあ、ふつう。

というわけで料金設定もお味の方も標準でしょう。

さて、最終日の朝です。

部屋から見るモッチョム岳も見納めです。

今日も天気はよくなく、かすんでいます。

それでは朝食を済ませ、レンタカーで島を一周して屋久島空港から帰ります。

レンタカーで５分程西に廻り、振り向くと　いわさきホテルがモッチョム岳に包まれているすばらしい景色が見えました。

この角度がホテルのパンフレットの表紙になっているようです。

屋久島旅行を計画したとき、宿の決定に迷いました。

しかし、屋久島いわさきホテルで正解だったと思います。

リゾート派のホテルは屋久島ではここだけのようです。

私は宿の満足度を決める時、いつも部屋からの景色に重きを置いてます。

その点でも満足度はかなり高いものでした。

二泊三日の屋久島旅行が終わりました。

屋久島空港から福岡空港へ向かって帰ります。

楽しいゴールデンウイークでした。

お疲れさまでした。