2010/11/27 - 2010/11/27
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キートンさん
今年もやってきました紅葉の季節。というより、すでに終わりかけ。
今年の紅葉散策の遅れを取り戻すべく、紅葉の名所の宝庫、京都の北部を丸一日かけて歩きまわりました。
鹿苑寺(金閣寺)→龍安寺→仁和寺→落柿舎→常寂光寺→天龍寺→大悲閣(千光寺)→宝厳院
かなり盛りだくさんの1日です。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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いきなりですが、お馴染みの金閣寺です。
JR京都駅8:37発の205番の市バスに乗り、開園の9時には間に合うかと思いきや、バスで40分くらいかかってしまいました。
バス代220円。
入場は9:20頃。
参拝料400円。
土曜日ということもありすでに結構な人出ですが、まだ混雑するほどではなく朝の日差しを受ける金閣をじっくり鑑賞できます。 -
金閣寺は正しくは「鹿苑寺」(ろくおんじ)といい、室町幕府第3代将軍足利義満が1397年に西園寺家からこの地にあった「北山弟」を譲り受け、舎利殿(金閣)を中心とする「北山殿」(きたやまどの)を造ったといわれています。
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通称「金閣寺」の由来となった金閣は、漆地に金箔を押した三層宝形造の建物。
京都の数ある社寺のなかでもひときわ輝きを放つ建造物です。
三島由紀夫の小説でも知られるように、この舎利殿は1950年に放火により全焼しました。
現在の金閣は1952年から3年を掛けて復原再建されたものです。 -
紅葉する樹種は多くはないようで、ほんのアクセント程度。
すでにピークは過ぎており落葉が進んでいました。 -
鹿苑寺内の茶所。
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鹿苑寺から西に徒歩20ほどの龍安寺。
参拝料500円。
こちらは鹿苑寺(金閣寺)より紅葉のピークが遅いようで、今が見頃となっていました。 -
やわらかな日差しを受けるカエデ。
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山門を入ると左手に「鏡容池」が広がります。
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鏡容池の水面とカエデの紅葉。
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水面に映る紅葉の赤、青い空、白い雲が鮮やか。
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鏡容池のほとりにある井戸。
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方丈の石庭。
幅22m奥行10mの枯山水は大海をイメージし、5か所の島を点在させただけのシンプルなつくりの庭は龍安寺の代名詞ともいえます。 -
岩の島に波紋のような波模様。
イギリスのエリザベス女王が1975年に日本を公式訪問した際、石庭の見学して絶賛したという逸話もあり、特に海外の観光客に人気があるようです。 -
方丈の広間。
龍安寺は応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が1450年に創建した禅寺です。 -
「知足のつくばい」
一見「五・隹・疋・矢」と読めますが、水を溜めておくための中央の四角い穴が4つの漢字の「へん」や「つくり」の「口」として共有されていて「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)という意味をもつところがミソです。 -
地面をおおう苔に落ちるモミジ。
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しっとりとした雰囲気の小径。
ただし、立入禁止で外から見るだけ。 -
再び鏡容池。
相変わらず青空を映す水面が鮮やか。 -
今回歩いている、衣笠山の麓に沿って金閣寺から始まり、石庭で有名な龍安寺を経て、御室の仁和寺に至る全約2.5キロメートルの路は「きぬかけの路」と呼ばれています。
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「きぬかけの路」をたどって11:30頃、「仁和寺」(にんなじ)に到着。
参拝料500円。 -
御殿の入口の間。
仁和寺は光孝天皇により886年に着工されましたが、同天皇は寺の完成を見ずに翌年崩御し、遺志を引き継いだ宇多天皇によって、888年に落成しました。
現在、真言宗御室派の総本山となっているほか、御室流華道の家元ともなっているようです。 -
宸殿から見る北庭。
奥に見える五重塔が印象的。 -
宸殿から霊明殿に通ずる渡り廊下と北庭。
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霊明殿から見る北庭。
この北庭はどこから見ても絵になります。 -
宸殿周りは渡り廊下をぐるぐるします。
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中門から金堂へ向かう両側は紅葉まっさかり。
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金堂前の紅葉。
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こぼれ落ちんばかりの紅葉。
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1本で赤、黄、緑の葉を持つ、芸術的ともいえる樹。
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中門付近から見る五重塔。
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御室仁和寺駅から嵐電北野線に乗って嵐山に向かいます。
駅舎がなかなかレトロ。
運賃200円は降りた駅の改札で支払います。 -
12:40頃嵐山に着くと凄い混雑。
とりあえず北西方向に向かい、小倉山の麓近くまで来ました。 -
柿が実っているものの大半が落ちてしまっている古い民家は、その名も「落柿舎」(らくししゃ)。
参拝料200円。 -
落柿舎は、松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘として使用されていた草庵で、当時は家の周囲には40本の柿の木があったという。
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ししおどしの水受けに落ちたモミジが風流。
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台所には入れませんが外から見ることが出来ます。
向井去来は酒飲みだったのか? -
落柿舎から西の山側へ行くと「常寂光寺」(じょうじゃっこうじ)があります。
参拝料400円。
ちなみに凄い混雑です。 -
重要文化財の「多宝塔」。
ここも鹿苑寺と同様紅葉のピークは過ぎており、落葉が進んでいました。 -
多宝塔付近から見下ろす嵯峨の街並み。
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木漏れ日にモミジ。
小倉池付近にて。 -
トロッコ嵐山駅の西側から天龍寺に向かう小路は竹林の中を通ります。
ちなみに視線を少し落とすと凄い混雑なのです。 -
竹林の小路をしばらく歩くと「天龍寺」の北門に着きます。
参拝料500円。
「天龍寺」の一番のみどころはこの「曹源池」。 -
「天龍寺」の「望京の丘」。
紅葉のピークは過ぎていたようですが、常寂光寺ほど落葉は進んでいなかったようです。 -
今日は紅葉がメインですがこんな花も見られます。
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本堂前にて。
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「大方丈」の龍の絵に映る紅葉の風景。
本堂を参拝するには、先ほどの参拝量500円に100円追加が必要です。 -
大方丈越しに見える紅葉の風景。
この構図は結構人気がありますが、本日のように参拝客が多いと立ち止まった人がじゃまで、この瞬間を撮るのに苦労します。 -
釣鐘状の窓。
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「多宝殿」に向かう渡り廊下から。
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書院から見る「曹源池」。
結構な混雑ぶりです。
「天龍寺」の庭園参拝料500円は高い気がしますが、本堂の参拝が100円の追加で済むのはむしろお得な気がしました。 -
天龍寺を出たのが15時半前で、夕方は17:30からの「宝厳院」の夜間特別拝観を予定していたので、それまでの時間は桂川の方へ行ってみました。
渡月橋を渡って桂川右岸を遡ります。 -
保津川下りの船が行きます。
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保津川から急な坂道と階段を上って行くと「大悲閣」(千光寺)があります。
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入山料400円。
正直高い印象が拭えないが、わざわざここまで上って来てそのまま帰るにはそれなり強い意志が必要。
意志が弱ければ素直に入山料を払ってしまいます。
嵐山からここまで来るには多少時間と体力が必要にもかかわらず、意外と人が多かったです。 -
大悲閣は角倉了以(すみのくら りょうじ)が保津峡を船が通れるようにする河川工事に協力した人々の菩提を弔うため創建したそうな。
ここから見渡す京都の街は「絶景」だとか・・・ -
というわけでこれがその「絶景」。
なるほど、眼下に保津川、対岸の亀山公園越しに京都の市街地まで見ることができます。 -
太秦あたりの市街地。
市街地の海に浮かぶ御室の双ヶ丘はまるでひょっこりひょうたん島。 -
眼下にトロッコ列車も通って行きます。
車両の色が赤とオレンジなので少しわかりにくい。 -
16:50頃、「宝厳院」(ほうごんいん)まで戻って夜間特別拝観の列に並びました。
開門予定の40分前だったのでまだそれほど列は長くはなっていなかったものの、電鉄の駅でも夜間特別拝観の入場券は購入できたようで、そちらの方がそれほど事前に並ばなくても済んだようです。
夜間特別拝観の志納料は600円。 -
浮かび上がる紅葉の木々。
手前の石が敷き詰められているのは水辺を表現しているように見えます。 -
照明がなかなか凝ってます。
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ライトに浮かぶカエデの赤。
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「無畏庵」ではちょっとした飲食ができます。
飲食しなくてもこのあたりに座ってくつろぐことはできました。 -
「無畏庵」の座敷。
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大亀山 宝厳院(だいきざん ほうごんいん)は、臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつで、1461年に室町幕府の管領であった細川頼之公によって天龍寺開山夢窓国師の第三世の法孫にあたる聖仲永光禅師を開山に迎え創建されたそうな。
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いくつもの照明が幻想的な雰囲気を浮かび上がらせます。
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色とりどりの紅葉が鮮やかです。
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竹林のライトアップも変化があって良いです。
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帰り道からも見えるライトアップ。
昨年見た「大覚寺」のライトアップも良かったけど、こちらも素晴らしく甲乙は付けがたいです。
強いて言えば、紅葉のライトアップを重視するなら「宝厳院」、池(水面に映る紅葉)や社寺の建築物のライトアップも見たいなら「大覚寺」がお勧めです。
「大覚寺」の夜間特別拝観はこちらを参考に
http://4travel.jp/traveler/1548y8/album/10406025/ -
宝厳院から出てきた18:20頃、夜間特別拝観の入口は言うまでもなく長蛇の列。
やはり土日は開門前に並ぶか遅い時間にずらした方が良さそうです。
本日の費用のおさらい
バス代(JR京都駅〜金閣寺道) 220円
鹿苑寺(金閣寺)参拝料 400円
龍安寺参拝料 500円
仁和寺参拝料 500円
電車賃(御室仁和寺〜嵐山) 200円
落柿舎参拝料 200円
常寂光寺参拝料 500円
天龍寺(庭園と本堂)参拝料 600円
大悲閣(千光寺)入山料 400円
宝厳院夜間特別拝観志納料 600円
合 計(飲食費、往復交通費含まず) 4,120円
1日でこれだけ周ればおなかいっぱいになりました。
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