2009/11/23 - 2009/11/23
1347位(同エリア2102件中)
キートンさん
紅葉の季節がやってきたというのになかなか事情と天候が許さず、今年の紅葉ハイクは見送りかなと思い始めてた頃、三連休の最終日は晴れ、降水確率0%と絶好の紅葉ハイク日和の情報!
今年は京都方面で紅葉とハイキングを兼ねようと、洛北大原と貴船方面にくりだしました。
その後、南下して夜のライトアップも観賞してと相変わらずの過密行程。はたして紅葉満喫とあいなったのでしょうか・・・
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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-
今回の紅葉ハイクのスタートは叡山電鉄の終着点鞍馬駅。
本日の予定は、案内図にもあるオーソドックスなコース。
鞍馬駅⇒由岐神社⇒鞍馬寺金堂⇒奥の院魔王殿⇒貴船神社⇒貴船口駅
その後の行程は状況に応じ臨機応変にということで・・・ -
「鞍馬」と言えば、おのずと「天狗」。
お約束通り、駅前には鞍馬天狗のお出迎えです。
鞍馬は牛若丸(源義経)が修行をした地でもあるそうです。 -
朝10時前にスタートして、まずは鞍馬寺です。
奥に見えるは仁王門。
天気予報とは裏腹に、そこは厚い雲におおわれていたのです。 -
仁王門前の紅葉。
色あせはじめというところでしょうか。 -
鞍馬寺の参拝料は200円。
10分程上ると、由岐神社の山門が見えます。 -
由岐神社には大杉の御神木があります。
樹高約53m、樹齢約800年と言われ「大杉さん」とも呼ばれるらしい。 -
金堂に向かう階段。
雲に向かう階段ともいえる。 -
鞍馬寺金堂。
すでに雲の真っ只中。
すっきりした青空を期待していたのですが、こういう雰囲気もまた趣きがあるかも・・・ -
コースの峠付近にある「木の根道」
過去の旅行記に「木の根道」と称する(というか私が勝手に名付けた)場所が二箇所登場しましたが、本家「木の根道」はここが正解です。
岩盤が地表近くにあるため木の根が地中に入り込むことが出来ず、根が地表に露出しているそうです。
雲の中の幻想的な雰囲気は、まさに天狗が出てきてもおかしくなさそう・・・というのはちと無理があるが、仙人なら出てきてもおかしくない。 -
などと思っていると、やっぱり現れた仙人!しかも団体。
仙人だけに千人とは言わないが、少なくとも10人はいるもよう。
ここは「奥の院魔王殿」
魔王と仙人の共演とはなかなか豪華。
というか考えようによっては、このうえなく怖い。 -
杉の樹林の中を下ります。
相変わらず雲の中で幻想的であります。 -
くねくねと下りていく参道。
すでにわたしのひざは笑っていた。
貴船神社方面から上っていく人たちもたくさんいます。
鞍馬寺から上るコースより、貴船神社方面から上るほうが険しい気もします。 -
11:15頃、貴船神社に到着。
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貴船神社と紅葉。
こちらも色あせはじめで雲におおわれてもいるので、鮮やかさにはやや欠けておりました。 -
実はここは絵馬発祥の地なのだそうです。
古来より、晴れを願うときには白馬が、雨を願うときには黒馬が奉納されたのですが、実際の馬に代わって木の板に描いた馬が奉納されたこともあり、このことから絵馬が発祥したとも言われるそうです。 -
鳥居のわきにあった、なつかし風のポスト。
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貴船川にはこんな演出も。
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12時前、貴船口駅に到着。
この駅から貴船神社までバスでピストン輸送がありました。
ここからは、さらに歩いて南下していくことにしました。 -
貴船口から歩くこと約20分、二の瀬駅に到着。
この駅は少し上ったところにあり、なかなか見晴らしも良く、天気もようやく晴れ間が見えてきました。 -
二の瀬駅では、多くの鉄ちゃんたちが紅葉の中から現れる叡山電鉄を撮ろうとカメラを構えているのでした。
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この二の瀬駅は、なかなか雰囲気のある無人駅なのです。
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紅葉のトンネルを抜けてくる叡山電鉄。
二の瀬駅から少し南下すると、叡山電鉄の鉄橋があります。
叡山電鉄は紅葉の時期、市原〜二の瀬間の紅葉のトンネルを通過する際に紅葉を観賞しやすいようにスピードを落とすというサービスを行っています。
なので、このポイントは車両もスピードが落ちているので撮影も比較的しやすかったです。 -
13:00前、市原駅に到着。
ここから叡山電鉄に乗って宝が池まで戻り、そこからバスで大原に向かいました。
大原行きのバスはほぼ満員状態でしたが、宝が池からの乗車は私一人だったので、なんとか乗車できました。 -
大原はかなりの混雑で、三千院までの道はごったがえしています。
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三千院門跡。
三千院は、8世紀に最澄が開山した天台宗の寺院です。 -
三千院の御殿門。
青空も広がってきました。
三千院の拝観料は700円。 -
ちょっと枯山水。
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清浄水
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客殿から見る聚碧園。
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有清園と往生極楽院。
三千院を代表する情景です。
残念ながら、落葉が進んでいました。 -
なので落葉の絨毯状態です。
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有清園の池。
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往生極楽院横の苔むす庭にはわらべ地蔵が住んでいます。
よーく見ないと見逃してしまいますが・・・ -
金色不動堂
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円融房の紅葉
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もみじの紅葉
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御殿門前の小道。
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日光を受ける紅葉の小道。
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大原をあとにして、バスを乗り継ぎ銀閣寺前までやってきました。
ここからの疎水沿いの小道は、いわゆる「哲学の道」。
16:30頃から歩きはじめ、薄暗くなりつつあったので適当に撮っていた写真はほとんど手振れしてしまいました。 -
まともに撮れていたのはこの写真くらい。
紅葉真っ盛りの場所もあったのですが・・・
このあと、永観堂、南禅寺、知恩院などを横目に見ながら夕暮れの人ごみのなか、高台寺を目指しました。
思っていたより遠く時間がかかってしまいました。
というより、安易に考えていたと言うほうが的を得ている。 -
数ある京都の紅葉ライトアップスポットの中で、あえて高台寺を選んだのは、池に写る紅葉を見る目的とほかのスポットより人が少ないかなと予想していたためです。
ところが、17:35頃到着するとすでに長蛇の列。
最後尾を案内する係員の「15分くらいで入場できますよ」との言葉で並んだものの、許容誤差を超えた45分待ちを乗り越えて、ようやく入場できました。
拝観料600円は、ちと高い気もします。 -
高台寺のライトアップ最大のみどころ、臥龍池。
息をのむ美しさに、長い待ち時間と高い拝観料のことは忘れてしまいます。 -
しかし、ここでの混雑ぶりは半端ではありません。
言うまでもなく、じっくり観賞して好みの構図で写真を撮るなんてことは至難のワザ。 -
それでもなんとか粘ってがんばってみた・・・
-
でもこのあたりが限界か・・・
納得のいく写真を撮るにはやはり平日でないと厳しそうです・・・ -
霊屋と月。
高台寺は豊臣秀吉の没後、秀吉夫人の北政所「ねね」が開創した寺で、この霊屋(おたまや)は秀吉と北政所を祀っているところです。 -
高台寺のライトアップは紅葉だけでなく、竹林もなかなか幻想的です。
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帰りの坂道。
鞍馬、貴船、三千院と紅葉のピークを過ぎ、高台寺の混雑は予想外でしたが、なかなか充実した紅葉ハイクでした。
ただし、かなり疲れた・・・
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