2009/09/12 - 2009/09/15
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旅人のくまさんさん
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バッチャン村紹介の続きです。バッチャン焼は磁器ではなく、陶器の分類になります。一般的な小規模な製造工程は次の通りです。
①型へ粘土を流し込む。
②自然乾燥させる。
③乾いてきたら型から外し、更に乾燥、バリ取りを行う。
④ガス窯で素焼き。
⑤絵付け、釉薬をかける。
⑥ガス窯で本焼き。
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見学をさせて貰った工場前の通りの光景です。バッチャン村は、活気に溢れていました。ベトナムを代表するお土産としてのバッチャン焼の人気のためでしょう。
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工場見学をさせて貰った場所に戻ってきました。アーモンドと思われた木の光景です。バッチャン村の人口は、約2000人です。そのうち9割近くの人が陶磁器作りか、その関連の仕事とされます。
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中庭の光景です。バッチャン村の中でも、老舗のお店でしょうか。バッチャン村の南隣にあるキムラン村では、日本のNPOも参加した発掘調査で、陳朝時代(13-14世紀)の陶磁器、安南焼が発掘されました。
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お店の入口付近の光景です。背丈ほどもある大きな壺が出迎えてくれます。個人宅に置くのは大変ですが、中華レストラン等の飾りには似合いそうです。
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入口の石段に飾られた製品の数々です。陶磁器は、屋外展示で構わないのが便利なところです。この中のいくつかは、文様等を撮影しました。
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文様をアップして、纏めて紹介します。粗い地肌に描かれたデフォルメされた木の葉文様です。薄緑に彩色されています。
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同じく、粗い地肌に描かれた蔓草文様です。蔓や茎や輪郭が陰刻にされ、彩色されています。癒し系の表現です。
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中国の陶磁器の影響を強く感じさせる青絵の山水画です。決して上手とは言えない筆遣いですが、言葉を替えれば、ほのぼのとした温かみを感じます。
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三彩の壺の文様です。無作為が創り出した不思議な光景と言った趣です。色の濃淡が幻想の世界を作りだしています。
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更にアップした三彩の文様です。三彩で思い出すのは、宮内庁からの委嘱で製作された人間国宝の加藤卓夫さんの作品です。平山郁夫さんとの二人展も見学しました。お二人の新しい作品を観ることが出来なくなったのが残念です。
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日本人の人観光客が訪れる事が多いのでしょう、お店の名前が『テュン・タン・セラミックス』と、カタカナ文字で記されていました。
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店内光景です。店内一杯に、きちんと整理整頓された展示棚が並んでいます。バッチャン焼は、ベトナムを代表するお土産になりました。
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同じく、奇麗に整理された展示棚です。このコーナーには白地に青絵のポット、皿やカップなどが揃っていました。棚の上には壺も見えました。
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奇麗に整理された展示棚の紹介が続きます。こちらの棚には、白地に赤絵ないしは色絵の品が揃っていました。カップ類が主です。
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現地ガイドさんからは、アーモンドの木とお聞きしたようですが、やや不確かです。見学した工場の庭先にあった木のアップです。
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更にアップした、アーモンドらしい木です。青い実が沢山付いていました。普段淑するアーモンドの実は、果肉を取り去った種子の部分です。これでバッチャン村とはお別れです。次の見学地、ハロン湾方面に向かいました。
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次の見学地、ハロン湾方面に向かう途中のバスの中からの撮影です。ハロン湾には直行せず、ハノイ市内のレストランに向かいました。田舎とは思えない立派な建物です。バッチャン村の外れ辺りです。
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同じく、裕福な村の街並み光景です。堤防の上の道から眺めた、オレンジ屋根と白い壁のバッチャン村の街並み光景です。
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バッチャン村を離れますと、直ぐに農村風景となります。のんびりと草をはむ牛の向こうには、整地された土地が見えました。
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紅河が上流から運んできた肥沃な土が堆積したものでしょうか、緑豊かな村の光景です。ぬかるんだ道の脇に幟が見えました。
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左手には、青草を食べ疲れたのでしょうか、宇氏がのんびりと座り込んでいました。肥沃な土地に水、それに太陽の三拍子が揃っているようです。
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四輪同士がすれ違うのがやっとの、舗装されていない堤防道路ですが、地元の主要な道路のようです。日本からのODAで建設された、立派な陸橋は見ましたが、村の中の道までは及ばなかったようです。
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堤防道路を通る車は、バイクが圧倒的な数でした。一度通れば忘れられない光景ですが、その内、見違えるような道路整備がされているかも知れません。
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車の中から眺めた田園風景です。水が豊かで、豊かな土地のように見えました。所々にあった溜め池は、エビなどの養魚池でしょうか。
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道路脇で人だかりがしていました。地元で採れた果物の販売です。こちらの車もちょっとだけ立寄りました。
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先程の露店で買って、現地ガイドさんが配ってくれた、グアヴァの実です。そのまま齧って食べました。日本国内ではジュースで販売されているようです。フトモモ科の植物です。
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車の中から眺めたバッチャン村の農村風景です。片田舎とは思えない建物が遠くに散見されます。ていっ分道路に沿って、通信線の束が続いていました。
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次から次にバイク軍団がやってきます。少し遅いようですが、通勤時間帯でしょうか。でこぼこ道ですから、バイクは大変です。
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これでバッチャン村とはお別れです。ハノイからは12キロほど、車で3、40分ほどの距離でした。新しく立派な建物の小集落が遠望できました。
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大きな川を渡るところです。紅河でしょうか。紅河ですと、中国雲南省を発し全長1200キロ、ハノイ北西で並行するソンボー川とともに紅河デルタを形成し、トンキン湾に注ぎます。やはり、世界的な米の産地とされます。
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