2009秋、ベトナム旅行記2(13/20)：9月14日(3)：ハロン湾クルージング

2009/09/12 - 2009/09/15

世界遺産に指定されているハロン湾のクルージングです。ツアーメンバー20名で、専用のフェリーでした。

エリア ハロン湾周辺(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス 船

桟橋に停泊した船のアップです。その船の後ろ姿です。接岸用のクッションに、どの船も古タイヤが使われていました。いつも桟橋で見かける光景です。

同じく、桟橋の停泊した船の光景です。大きさが揃った二階建ての船、三艘です。みんな木造船のようです。

小船が必死にこの船をめがけて漕いできました。先住民族の方の、現地直売、水上セールスです。

まだ小学校前のお子さんの年齢でしょうか、現地直売水上セールスでは有力な戦力でした。バナナを手にしてセールスです。この船の皆さん方も買われていました。

朝一番の港光景です。東方面を向いての撮影ですから、船がシルエットになりました。小船だけは忙しく動き回っていました。

同じく桟橋付近の光景です。白い雲が低い位置に見えますが、入道雲に発達するような勢いは、今のところありません。

重なり合ったマストを別の方角から撮影した帆船の集団です。今度は、マストが重ならない、横から眺めた光景です。

ハロン湾で最大の島は、リゾート施設もあるカットバ島です。この島以外は、現在は無人島です。約7000年前の新石器時代には、わずかに人が住んでいたとされます。また、海賊の隠れ場になっていた時期もあるとされます。

シルエットになった、停泊中の船の列です。1994年に世界遺産に登録されて以降、国内外から年間200万人以上の観光客が訪れるようになったようです。

角度を替えながら眺めるジャンク船です。ジャンク船の帆の特徴は、横方向に多数の割り竹が挿入された構造が、突風が近づいた時などに、素早く帆を下ろすことが出来る点等とされます。

3000ほどの島があるハロン湾の光景です。伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ中国軍を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられています。

右手に見えてきた小島です。海から直ぐ行き地立った島ではなく、小さな砂浜が見えていました。民家はないようですが、何かの施設がある島でした。

ジャンク船の遠望です。先程近くを通って、眺めて来た船のようです。観光用には、絵になる光景です。

ハロン湾は、カルスト地形が見どころを作っていますが、時代がかった帆船の姿も、景観作りに一役買っているようです。

世界遺産に指定されているハロン湾の広さは、1500平方キロ余り、ハノイから片道3時間半ほどですから、日帰りツアーも出ています。

出航してきた桟橋方面の光景です。ハロン湾は、ハノイ近郊の観光地として、人気が高まっているようです。今はまだ少ない、ホテルの高層ビルの光景です。

太陽にきらめくハロン湾の水面です。ハロン湾に浮かぶ島々には、長い間にいろいろな呼び名が付いたようです。星座の名前と同じような経過でしょうか。

ハロン湾の水深は7メートルほどとされますから、各所に岩礁があるようです。前方に見えるブィは岩礁をある場所を示すのでしょうか。

前方に見えていたブイのアップです。中型から大型船だけでなく、小型船でも海中の障害物は避けて通らなければなりません。

今度はブイではありません。三階建の観光船の後ろ姿です。こちらの船と同じように、鍾乳洞がある島を目指しているのでしょうか。

ハロン湾にい架かる吊り橋です。メインスパンが世界最長の435メートルとされるバイチャイ橋です。2006年12月の供用開始です。

出航する時に引き上げられた、碇が見えています。海の桂林と呼ばれる、ハロン湾の光景を暫くご覧ください。地質学的にもつながりがある地域とされます。

幾重にも島影が重なり、幻想的な光景を醸し出すハロン湾です。島の高さは、それほど違いませんが、形は様々です。島の高さが似通っているのは、平らな地形が出来た後に、浸食作用で削られたためでしょう。

船が進むに連れ、微妙に背景の景色が代わってきます。中国の漓江の川下りで観た光景と重なりました。桂林の漓江は世界的に有名なカルスト地形です。

近くの島を右手に入れて、遠くの島影の光景です。桂林とハロン湾は、川と海の違いはありますが、同じように石灰岩が浸食されて創り出された光景です。

乗船した船のマストです。エンジンを使って航行していましたが、帆走も出来るのでしょうか。金属製のポールです。

マストに張られたロープ越しに眺めた、ハロン湾の光景です。前方には、ブイのようなものの列が見えました。

船の手摺越しに眺めたハロン湾の光景です。切り立った岩山が見えています。どうやら目指す鍾乳洞がある島です。

ハロン湾で見つかった鍾乳洞では、最大規模とされるティエン・クン鍾乳洞のある島に到着です。どの島も、海から切り立っていました。

ハロン湾全体が世界遺産に登録されています。その世界遺産標識が切り立った崖の途中にありました。標識の場所としては絶好です。