2009秋、ベトナム旅行記2(15/20)：9月14日(5)：鍾乳洞

2009/09/12 - 2009/09/15

島に上陸して鍾乳洞の見学です。カラフルにライトアップされていました。中国の桂林の鍾乳洞も同じでした。

エリア ハロン湾周辺(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス 船

ティエンクン鍾乳洞は、1990年に発見された鍾乳洞のようです。今ではハロン湾の観光スポットして、定番コースに組み入れられています。私には、人の姿に見える鍾乳石です。昔、受けたロールシャッハ・テストを思い出しました。

ロールシャッハ・テストは、1921年にスイスの精神科医、ヘルマン・ロールシャッハによって考案された性格分析手法です。このテストでは、紙の上にインクを落とし、それを2つ折りにして作成された、ほぼ左右対称の図版を持つ、ロールシャッハ・カードが用いられます。

鍾乳洞の天井光景です。石灰分を含んだ水が長い年月で造り出した、複雑な形と色彩です。こぶ状の部分や、クラゲの子供のような鍾乳石があります。

洞窟内で外が見える穴です。天国に繋がると信じられ、ティエンクン(天宮)と呼ばれています。ティエンクン鍾乳洞の名前の元になった場所です。

同じく天国に繋がると信じられている穴の光景です。この深さですから、上から落ちたら、間違いなく天国行きです。

やや控え目の黄色にライトアップされた、『天空』近くの鍾乳石の光景です。鍾乳岩の穴を通して、『天空』の明かりが見えます。

横筋が入った岩の光景が印象的です。右手には幕状鍾乳石や、その向かいには、小さなクラゲ状の縦筋が入った鍾乳石も見えます。

黄色にライトアップされた手前の岩の上には、石塔のような突起があります。上から滴り落ちた水が作った、石筍のようです。

様々な形のつらら石です。じっと眺めていますと、人面らしいものや、獅子の姿らしきものが見えてきました。

巨大クラゲを始め、大小様々なクラゲ群生の光景です。多分、クラゲに模した名前が付いていることでしょう。

ライトアップが混み合った鍾乳石の光景です。下の方には人影も写りました。この鍾乳洞の中では、一番広い場所です。高い天井でした。

各種の鍾乳石の展覧会のような空間です。天井には、なぜか大きな穴も開いています。崩落の跡でしょうか。

現地ガイドさんが、『少数民族の村』と呼んでいた鍾乳石です。上部にカーテンを引いたような建物が見えると、紹介されていました。

少数民族の棚田の光景です。鍾乳石の種類では、畦石(あぜいし：リムストーン)と呼ばれています。

現地ガイドさんが、『少数民族の村』と呼んでいた鍾乳石の、その周りの光景です。

床に届くほど伸びた、クラゲの集合体のような外観のつらら石の光景です。写真には写っていませんが、既に床から伸びた、石筍と繋がって、石柱になっていたかも知れません。

オレンジ色にライトアップされた部分には、面白い図形が見えました。左側には少し頭を下げたポーズで、横から眺めた姿が見えます。

まるで溶岩が流れ出して来るように、真赤にライトアップされています。天井からは、天上から吊り下がった幕状やつらら石が奇観を呈しています。

『上からあの鍾乳石が落ちてきたら？』等と考えたら、鍾乳洞の見学は出来ません。天井から吊り下がる、巨大なつらら石です。奥の方には人影も見えます。

人の姿と比較して、この鍾乳洞の規模が分かります。中央、やや左手の鍾乳石は、上と下とが繋がった石柱(コラム)に成長しているようです。

まるでお化けの杜か、お伽の国の光景です。どの組のガイドさんも、ペンシルタイプのレーザー・ポインターで、見どころを指し示していました。

典型的な、幕状鍾乳石の光景です。ひらひらとしたカーテンの光景です。石灰石を含んだ水が創り出した芸術作品の一つです。

同じく、幕状鍾乳石のアップです。触ってはいけませんが、触ったら直ぐに割れてしまいそうです。

緑色にライトアップされた鍾乳石です。複雑に入り組んだ鍾乳石です。天上から伸びてきた、つらら石です。

出口が近付いてきたようです。中央、やや右寄りに外からの明かりが見えました。中央付近に『おっぱい岩』と名付けられた、名物岩があります。

見事な長さに出来上がったつらら石です。余り派手ではない、紫と黄色が混じった、程良いつらら石のライトアップでした。

見学してきた場所を、振り返っての撮影です。左下に、『おっぱい岩』と名付けられた、丸い鍾乳石が見えます。

ティエンクン鍾乳洞を見学しての帰り道です。往きとは別のルートでした。こちらにも、石段の急な下り坂がありました。

帰り路、見晴らしの良い高台から見下ろした湾の光景です。気のせいでしょうか、船の数が大分増えてきたようです。

同じく、見晴らしの良い場所から眺めた湾の光景です。これで、ティエンクン鍾乳洞見学の紹介は、お終いです。