2006/06/14 - 2006/07/02
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kojikojiさん
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ローマを出発したキャセイの便は翌日の早朝に香港の空港に到着しました。大きな荷物は空港に預けて1泊分の手荷物を持って市内への列車に乗りました。甥っ子は初めての香港なのでビクトリアピークを見せなければなりません。ふもとに降りてきた後は「陸羽茶室」で飲茶を楽しんで、スターフェリーの周遊クルーズで、香港の風景を海から楽しみました。正直香港のトランジットはここまでの旅で疲れ果てていたので、立ち寄らなくても良かった気もします。その後アジアスター号で1泊クルーズに参加したので一体今回の旅でどれだけ船に乗ったのか分からなくなりました。この船の中で今回の旅で初めてのバスタブに浸かりました。翌日はペニンシュラに寄って、最後のお買い物を楽しんで、午後の便で日本へ無事に戻りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ローマを出た翌朝に香港国際空港に到着しました。香港も天気が良く暑そうな予感がします。
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懐かしい複葉機がお出迎えです。妻と初めての海外旅行は香港で、共働きだったのでペニンシュラに泊ったり贅沢三昧でした。
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空港の荷物預かりに重たい荷物を預けて出発です。香港で1泊して翌日に帰国する旅程です。
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映画「トゥームレイダー2」でララ・クロフトがウイング・スーツで飛び降りた工事中のビルも完成しています。「国際金融中心・第二期」(Two IFC)は地上415.8メートルの高さを持ち、香港では環球貿易広場に次いで2番目の高さで、世界でも9番目の高さを誇る超高層ビルです。 この当時完成して3年目でした。
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中銀大廈(中国銀行タワー)と香港上海匯豐銀行總行大廈(HSBCビル) がお互いに「負」の気を送り合う風水戦争を繰り広げたことはよく知られた話です。
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ピークトラムに乗ってビクトリアピークへ登りました。香港へ来るのは3度目ですが、来るたびに高層ビルの数が多くなっています。本当は夜の方がきれいなのはわかっていますが、今晩の宿泊はクルーズ船なので来ることが出来ません。
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久し振りに乗ったピークトラムは車両が新しくなっていました。ピークトラムは1888年に創業した香港で最初の公共交通機関です。当時の宗主国イギリスからやってきた人たちは香港の蒸し暑さが耐えられなかったようで、ピークのほうに住居を構えていました。その当時は麓からピークへ竹で編まれたセダンチェアと呼ばれる籠を、2人の人夫が担いで行く方法が一般的でした。乗り心地の良くないセダンチェアに揺られるのは英国人たちにとっては苦痛だったようで、1881年にアレクサンダー・フィンドリー・スミスという実業家が時の総督にピークトラムの運行を求めました。
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高層ビル群と反対側の景色を眺めていると映画「慕情」を思い出します。4度目の香港旅行ではれパレスベイ方面にも行きましたので、更に映画の雰囲気を味わえました。
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海外旅行が初めての甥にはいろいろなところを見せてあげたいと思っていました。大学を卒業した後の何か役に立てばと思います。
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そろそろお腹も空いてきたので、早めのお昼にしましょう。
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何度乗ってもこの傾斜した電車は面白いです。
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何度も見たピークの眺めよりこの急勾配が何とも言えません。
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香港は元宗主国のイギリスや日本と同様に右ハンドル・左側通行となっています。これはイギリスの植民地時代からのもので、ポルトガル領だったマカオも同様に右ハンドル・左側通行です。日本人には通りを渡りやすいです。
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いつか何かの時に甥が思い出すかもしれないので、有名な「陸羽茶室」でお昼を食べることにしました。士丹利街(スタンレーストリート)は、皇后大道中(クインーンズロードセントラル)の一つ山側の道にあります。
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ここのアンティークな雰囲気が好きですが、係りのおじいさんも伝票はもっと時代がかった風情を醸し出しています。
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アンティークな雰囲気が似合うお年頃になりました。お店は1933年創業の香港で一番古いとされる老舗です。
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オーソドックスな飲茶ですが、どれもおいしいです。この店は香港に来るたびに必ず来ています。
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昔のネイザンロードにハイアットリージェンシーがあったころの「凱悦軒」にも通いました。青パパイヤ入りダブルボイルスープやアーティチョークに乗った鮑など驚きの味が楽しめましたが、ホテルは変わってしまいシェフの周中さんは私房菜「周菜」というプライベートキッチンを開いたと聞いています。いつか訪ねたいと思っています。
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高層ビルの谷間にはイギリスの植民地時代の建物が残ります。
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スターフェリーの湾内クルーズに参加しました。本当は空港でジャンク船のクルーズを申し込もうとしたのですが、この日はあいにく満席とのことでした。
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通常対岸へ一方通行のスターフェリーですが、主だった港を周るハーバーツアーの船もあります。
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セントラルの港からスタートしました。
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香港会議展覧中心が見えました。一度飲茶を食べに行った記憶があります。
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香港には蛋民とか蛋家と呼ばれる水上生活者の方が多く暮らしています。船で生まれて船を住まいとして、一生をそこで送る漁業に従事する方の総称だそうです。1960年代からは政府が公共住宅を建て始め、移住する方も増え香港の水上生活はすでに過去の遺風となりつつあるそうです。
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ハーバークルーズはあまり人気が無いのか船内はガラガラでした。
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「ダックリン・ライド」で使用されるジャンク船は木造の帆掛け船で、香港で唯一残されたものだそうです。150年ほど前から使われて日本では唐船と呼ばれ、江戸時代の日中貿易で活躍したそうです。ここ香港の海にもたくさん往来していたのだと思います。
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本当はこの船に乗りたかったのです。でも乗ってしまうとこの船を入れた風景として写真は撮れませんね。もっと沢山の船があれば良い景色にもなるのに、1艘だけのようです。
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ペニンシュラホテルが見えました。初めて香港に来た時はANAはエコノミーからビジネスにインボラアップされて、ペニンシュラも部屋のランクアップがあって、夢のような旅行でした。
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尖沙咀碼頭の到着しました。奥に尖沙咀鐘楼の時計塔が見えます。
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スターフェリーのスタッフのおじさんのセーラー服ってカワイイです。
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ベテランのおじさんばかりで若い人の姿が見えません。やはり肉体労働は年配の人がん合うのでしょうか。
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香港もまさか上海があのように変貌するとは思わなかったでしょうね。今では上海の方が高層ビルの景色は桁違いに迫力があります。ただ100mを超えるビルの数は香港がダントツに多いそうです。
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ここで港を1周してハーバークルーズは終わりました。乗るたびにスターフェリーの模型を買いたくなるのですが、まだ買ったことはありません。
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皇后埠頭でチェックインしてアジアスター号に行く渡船に乗ります。実はここで大失敗したことに気が付いていませんでした。予約が入っていなくて大慌てしたのですが、予約日を1か月間違えていたことに帰国後気が付きました。
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近づいてきました。思っていたよりも巨大な船です。元々の船名はセブンシーズ・ラディソン・ダイヤモンド号です。
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香港でのホテル代わりに予約したのですが、5星のホテルに泊まるよりは安い金額でした。
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今回泊まったホテルやフェリーの客室の中では段違いに良い部屋です。
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夕暮れ時はこんな雰囲気でした。香港にいるとは思えない雰囲気です。
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セントラルからかなり離れた所に停泊しています。すぐに出港するのかと思っていましたが、シンフォニー・オブ・ライツが終わるころまで停泊していました。
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7月上旬の香港は日が落ちるとまだ涼しいです。
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香港の100萬ドルの夜景が少し遠いです。
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一体妻はどうやってこんな器用な写真を撮ったのでしょうか?
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シンフォニー・オブ・ライツも何となくちかちかしているくらいで、良く分からないほどでした。
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いろいろモードを試してようやく撮れた一枚。
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マルタ島とフェリーのクルーズで焼きすぎて、怪しいアジア人みたいになってしまいました。
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この当時のデジカメでは望遠なのと揺れる船上なので上手く撮れません。
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食事には期待していたのですが残念な結果でした。ホテルの朝食ビュッフェみたいな感じで、お客も中国系の人達ばかりで客船クルーズという雰囲気は全くありません。カジノも閑散としている上にルーレットも機械式で、ディーラーもいないのでゲームも面白みが感じられません。
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カジノを営業するためには一応公海上まで出ないといけません。目覚める頃には香港周辺の島の間を航行しています。
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他にも地元の人しか乗らないようなクルーズ船が運航されているようで、こちらからは騒ぎ声が聞こえて来ました。
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こんな風景が続きます。ただのマンション群のようですが、30階から40階くらいなので、100メートルを超えているのだと思います。香港に高層ビルが多いにはこんなことだろうと思います。
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景色も情緒が感じられないので、庶民的な気分になってきます。
クルーズという雰囲気や華やかさは全くありませんでした。香港には何度も行っている方や、趣向を変えたい方でホテル代りにと言う事であれば良いかもしてません。 -
乗船した海上の波止場で渡船に乗り換えて、尖沙咀のプロムナードで下船しました。
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ここから尖沙咀海浜長廊と呼ばれるプロムナードを散歩しましょう。
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ここで同じポーズで何度も写真を撮っています。ブルース・リーは中学生のころみんながあこがれていた俳優です。
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映画の中のブルース・リーしか知らないので実際の身長は分かりませんが、少し大きく造られているように感じました。
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「アベニュー・オブ・スターズ」は、香港の映画スターのブロンズ像や手形が屋外展示されている観光名所でしたが、プロムナードの改修に伴い姿を変えたそうです。
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この風景もまた変わって行くのでしょう。
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最後にペニンシュラの地下アーケードでお買い物です。甥がまだ両親にお土産を買っていなかったので、おばちゃんが付きっ切りでした。
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「裕華」にも買い物に行きましたが…。昔は中国の窓口だった香港ですが、今は簡単に本土のどこにでも行けるので、食事にしても買い物にしてもメリットは感じなくなりました。
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こんな香港らしい風景もいつまで残っていくのでしょうか。
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道路に突き出した看板もこんな風に竹の足場を組んで改修するのだと感心しました。
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今は無くなってしまった九龍城を見てみたかった気がします。
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「糠朝」で最後のお食事です。ベタな選択ですがいつも混んでいる人気店です。何を食べても外れの無い店です。
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さあ空港へ向かい帰国しましょう。こんな船にばかり乗っている卒業旅行で良かったのでしょうか?甥も義兄夫婦も何も言わないけれど良しとしましょう。
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