2006/06/14 - 2006/07/02
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kojikojiさん
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マルタ島の楽しみ方の1つは船に乗って島巡りです。その場合に利用するのはキャプテンモルガンクルーズだと思います。今回遊覧船でマルタ島とゴゾ島を周り、コミノ島で海水浴をするというコースに参加しました。ここ何日は街中の観光だったので今日はキャプテンモルガンのクルーズで3島巡りです。前に来た時は旅行会社の女の子に帆船クルーズと一緒に予約しようとしたら「同じようなものよ。」と言われて行かなかったので、今回は絶対に行きたかったツアーです。コミノ島のブルーラグーンなどは同じですが、マルタ共和国の南半分はこのツアーでなければ見られません。マルサシュロックやブルーグロットやポパイビレッジなどです。そして一緒に帆船のクルーズとシチリアのタオルミーナとエトナ山を周るフェリーツアーも申し込みました。申し込みの時にカウンターにいたおばさんに妻のカードを出したら、「奥さんがボスなのね。」と笑われました。この旅も前にクレジットカードの引き落としために銀行口座へ入金してから出発したのですが、金額を間違えて数千円足りていませんでした。サレルノからチュニスへ移動中のフェリーの船中でクレジットカードを止められてしまいました。カード会社は自宅へ電話したようですが、誰も出るわけがありません。船中のショップで使えなくなって、ショップの女性とデッキに出て、衛星の方向に読み取り機を向けたりまでしたのですが。マルタに着いてから実家に電話して、父に某銀行の「あじさい支店」に振り込みをお願いしました。ところが父の外出を心配した弟が事情を聞いて警察に問合せしてしまいました。そのために数日カードが使えずに妻のカードを使わざるを得ませんでした。実の家族に「オレオレ詐欺」に間違えられた悲しい思い出です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝のブリティッシュ・ホテルからのグランド・ハーバーの眺めです。
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古くて設備もいまいちなホテルですが、アッパー・バラッカー・ガーデンと同じ景色を部屋のテラスから眺められるのは旧市街でも数軒のホテルしかありません。
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キャプテンモルガンはホテルまでの送迎が付いています。ヴァレッタの旧市街の中だと大抵一番最後のピックアップです。スリーマの港から船に乗ります。以前クルーズで乗ったシャルロット・ルイーズ号はリタイアしたのでしょうか?
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現在は違うフェルナンデス号という帆船が運航していて、我々と同じ時間に出港します。明後日はあの船に乗る予定です。帆船は港を出ると反時計回りの西に進みますが、我々は時計回りに東に進みます。午後のコミノ島の海水浴で出会えるはずです。
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同じタイプのショートクルーズの遊覧船が後方をついてきます。
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暫らく航行するととてもカラフルな一角が現れます。ヴェネツィアのブラーノ島をパステル色にしたような感じです。ブラーノ島と同じように漁師さんが沖から帰って来たときに自分の家と分かるようにしたのでしょうか。
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さらに集落を過ぎるとこんな浸食された崖が続きます。マルタ島が堆積した砂岩で出来ていて、また少しづつ海に戻っているのが分かります。
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この辺りの海岸線にはソルト・パン(Salt-Pans)と呼ばれる岩を掘った塩田がたくさんあります。
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マルタの漁船はとても奇麗な色で塗り分けられ、フェニシアンアイ(フェニキア人の眼)と呼ばれる魔除けの目が船の帆先につけられています。
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沿岸の漁業はあまり盛んではないのか、規模の小さな木造船をたまに見かけるだけです。
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ブルーグロットを沖から眺めるとただの穴にしか見えません。しかし近付くと素晴らしい海の色を見せてくれます。
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ブルーグロット行きの遊覧船が出る入り江です。前回の旅ではここで半日釣りをしたけど何も釣れなかったのを思い出します。
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みなさんデッキに出てしまって誰もいません。妻が1人絵葉書を書いています。
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マルタ島の南側はこんな断崖絶壁が延々と続いています。
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すごい迫力です。この景色は陸力で感じることは出来ません。遊覧船からだけの醍醐味です。
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巨大な龍がうねるような姿にも見えます。
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第2次世界大戦中はイギリス軍が艦砲射撃の標的に使っていた島です。
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マルタ島では毎日日焼けして真っ黒で、小学生の頃の夏休みに戻った気分です。
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ディングリ(Dingli)辺りの海岸線をさらに進んでいきます。海岸線の景色はどんどん変わるので、ずっと見ていても飽きることはありません。
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海の浸食作用による不思議な景色です。トルコのカッパドキアの景色にも見えます。
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マルタ島の北端チェルケウア(Cirkewwa)が見えてきました。ここの港からゴゾ島までフェリーで渡る事が出来ます。
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対岸にはゴゾ島が望めます。一番上の町はヴィクトリアです。
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ヴィクトリアの大聖堂を中心に、城塞のような街が広がっています。
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楽しみだったお昼の時間です。お好きな物をお好きなだけセルフでいただきます。ワインもいただけますが、アイスやビールは別料金です。
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ビーツを食べると青い海とマルタやキプロス、北キプロスの島々を思い出します。こういったツアーの昼食には必ずでるのですが、それ以外の所で食べた記憶があまり無いからです。
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マルタ島からゴゾ島に移っても海岸線の景色はあまり変わりません。ゴゾ島にはアズール・ウィンドウという有名な穴の開いた岩がありました。ゲーム・オブ・スローンというドラマにも出てくるのですが、2017年3月8日に嵐のために崩壊したそうです。食事中の窓ガラス越しに見ることは出来たのですが、写真には残せなかったのが残念です。
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お昼の後は三々五々景色を眺めながら時間を過ごします。
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ゴゾ島の裏側の洞窟に入っていきます。
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あまりに青い水の色です。
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振り返るとこんな感じです。かなりの大型船ですが、そのまま入ってしまうのがビックリです。
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楽しいですか?楽しくない訳が無いですよね。
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この年、妻の甥はコカコーラに入社が決まりました。今回は卒業旅行の一部として一緒に旅行しています。
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コミノ島に着くと同じ時間に出港したフェルナンデス号が停泊していました。
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我々の乗ってきた3島クルーズはこちらの船です。しばらくこの入り江に停泊してフルータイムになります。
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ブルーラグーンです。こんな色の海はモルディブで見たくらいでしょうか?
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船から離れるとひと気も少なくなり、大きな岩の陰に場所を取りました。
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ヨットの影が下の砂地に映ってます。船が宙に浮かぶ景色としてはシチリア島の沖のランペドゥーザ島が有名ですが、コミノ島のブルーラグーンでも同じような写真が撮れると思います。
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こんな感じの入り江で自由時間です。
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売店のある辺りはかなり混み合っています。
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沖にはマルタ島とゴゾ島を結ぶ海峡フェリーが行き交います。
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少し島の中を歩いてみます。
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コミノ島には背の高い木は生えていません。
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荒涼とした無人島です。
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対岸のゴゾ島を望む事が出来る風景です。
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こんな島にも売店もあったりします。
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数時間でさらに良い色に焼けました。
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おじいちゃんはお昼寝です。
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いつの間にかアイスを買って食べています。
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マルタ島の北側の海岸線を進んでいます。チュニジアのチュニスの港からヴァレッタのグランド・ハーバーに入港する前にも通過していますが、かなり沖合だったので景色が違います。
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何艘かの漁船を見る事が出来ました。
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聖パウロ島です。難破したパウロが漂着したと言われる島です。前回の旅ではこの沖合でグラスボートに乗りました。パウロの難破した船が海中に見えないかと思いましたが、小さい魚が少し見えただけです。
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ipodに入れてきたディープ・フォレストやエニグマなどの曲を聞いていました。3時のおやつにスイカが配られました。
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帆船を先頭に3隻のキャプテンモルガンが並びます。抜きつ抜かれつ迫力があります。
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あっという間にこの船を抜き去りました。
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気持ち良さそうなヨットが流れていきます。
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知っ仲介をこんなヨットで旅できたら楽しいでしょうね。でも結構忙しいのではないかとも思います。
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音楽も聞き飽きて、することも無くなってきました。
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今度は帆船とデッドヒートです。バレッタまでに抜けるでしょうか?
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フェルナンデス号も負けじとスピードを上げます。
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残念ながら逃げ切られました。
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明後日はこちらの帆船に乗って逃げ切りましょう。
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入港の前に記念写真を撮っておきます。
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ヴァレッタに戻ってきました。楽しいマルタ共和国を一周した旅でした。ある意味1つの国境線を一日で走破するのは珍しいかもしれません。
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毎日が楽しいマルタの旅です。
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スリーマから見るヴェレッタの旧市街も奇麗です。夕方のこの時間がこちら側からの眺めが良さそうです。
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スリーマの風景です。こちらは旧市街と違って大型のホテルや商業施設も多く、夜遅くまで賑わっています。ヴァレッタの滞在はこちら側がポピュラーだと思います。
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キャプテンモルガンの送迎バスです。このバンも意外に良い味出してます。この辺りを散歩したかったので帰りの送迎はキャンセルしました。
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暫らく対岸の景色を眺めていました。
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こんなところで記念写真を撮っていて失敗してしまったことが一つ。
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渡し船に乗ろうと思ったら夕方5時にして最終便が出た後でした。延べで2週間ほど滞在しているマルタですが、1度も乗ったことがありません。
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仕方がないのでバスの写真を撮ったり、近くの店を覗いてみたり。
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この辺りを通過するバスは間違いなくヴァレッタのバスターミナルへ戻るので安心です。
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甥と妻がマクドナルドが食べたいというのでお金を渡しました。マルタのマックは全て輸入なので高いのは知っていたのでそれなりの金額を渡しました。2人はあれこれ注文してから、合計金額を聞いてビビったそうです。戻ったら絶対怒られると。
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夕暮れのグランドハーバーです。何と表現したらいいのか分からない不思議な色です。空と海の色が溶け合っています。
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しばらくすると伝統が灯り、幻想的な風景は終わってしまいます。
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