2006/06/14 - 2006/07/02
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kojikojiさん
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今回の旅も最終地のローマまで戻ってきました。到着時に混んでいて見られなかったヴァチカンのサンピエトロの見学とヴァチカン美術館を考えていましたが、美術館は開館前から長蛇の列が出来ていたので諦めました。その分サンピエトロで時間が取れたので、今まで行った事のないクーポラに登れました。地下の墓地では前年に亡くなったヨハネパウロ2世のお墓を見られました。たくさんの方が泣いている姿を見るととても人望の厚い方だったのだと改めて感じました。
午後は自由行動にして妻と甥っ子は買い物に行ったので、アンティーク店で古地図探しに奔走しました。マルタ島の地図も見つからず、頭に浮かんだのが昨日のプレゼビオの人形でした。昨日は時間が無かったのですが、店に置いてあった以外にも天使像があるような事も言っていたのも気になっていました。そこでそのままテルミニ駅まで出て、ナポリ行きの特急に駆け込みました。店に着くと息子とその彼女が店番をしていました。そこで「昨晩寝ていたら夢枕にエンゼルが現れたから戻ってきた。」と言うとお母さんを呼んでくれました。車でやってきたお母さんは、「そんなに気に入ったのなら持って行きなさい。注文した人には事情を話してもう少し待ってもらうから。」他の物を見せてもらうつもりが当初の物を売ってもらう事が出来ました。大きな箱を抱えて駅へとんぼ返り、そのままローマ行きの特急に飛び乗りました。だいたい東京から新幹線で名古屋を往復する感じです。ホテルに戻ると2人は部屋に戻っていましたが箱を見てビックリ!中を見てビックリ!でした。イタリア最後の晩は夜景見物を兼ねて散歩散歩を楽しんでから晩御飯となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 1.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ナポリ中央駅を出たのはまだ早い夕方でしたが、ローマに到着すると周りは真っ暗でした。ここへ戻ってくるまで約2週間の旅でした。
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駅を利用する人も減ったのでお掃除タイムのようです。
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荷物を持ったまま駅を後にします。ホテルは駅を出てすぐのところにしました。
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最後のホテルは駅前のマディソンでした。エアコンが壊れていましたが2晩かかっても直りませんでした。セントラル空調なので他の部屋も一緒です。ブチ切れているおばさんが数名いました。それ以外はまあ快適なホテルです。
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翌朝は地下鉄で早い時間にヴァチカンへ行きましたが、すでに美術館は長蛇の列になっていました。以前は午前8時頃に行けば先頭に並べたのに…。ということで美術館は諦めることにしました。
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1505年に教皇ユリウス2世は、それまで教皇領では兵士は臨時に傭兵を使用してきたものを改め、常備軍を創設することを決定します。当時ヨーロッパの傭兵の中では無類の強さで知られていたスイス傭兵が採用されます。現在ではスイスは傭兵制度を廃止していますが、儀礼的要素が強いことなどから例外として維持されています。21世紀では数少ない傭兵隊であり、現存する国軍では創設時期が最古の軍でもあります。
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右側のセキュリティを通ってサン・ピエトロ大聖堂の中に入ります。
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真近で見るとさらに巨大です。
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アーチをくぐるとまず5つの扉があるアトリウム(前室)があります。
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向かって左から順に「死の扉」「善と悪の扉」「中央扉」「秘蹟の扉」「聖年の扉」と並びます。この全部を潜る事が出来れば罪が許されるそうです。ただ、中央の扉は25年に1度しか開かないそうです。
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最初に目に飛び込んでくるのがこの身廊で、長さは約186メートルもあります。
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窓から差し込む光が神聖なものを感じさせます。
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聖堂の1番奥の後陣にあるのがベルニーニ作「聖ペトロの司教座」です。教皇だけが腰掛けることができ、黄金の装飾と上部には鳩のステンドグラスが輝いています。中央の椅子は神学の基礎を築いた4人の博士たちによって支えられています。
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この中で一番好きな彫刻がベルニーニ作「教皇アレクサンデル7世の墓碑」です。赤大理石のドレープが上がって、その向こうに扉があるように見える装飾がされています。ベルニーニはこのような舞台効果を狙った手法が得意な芸術家でした。大理石がまるで柔らかい布のように見るのが不思議です。砂時計を持った骸骨は教皇であろうとも誰の元にも死は平等にやってくるという意味なのでしょう。
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大聖堂内の見どころの1つがベルニーニ作の大天蓋(パルダッキーノ)です。この巨大なブロンズ製の天蓋の真下には聖ペトロの墓があります。見事なバロック様式のねじれた柱や台座のモチーフは一度見たら忘れられません。
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大天蓋の真上を見上げると、ミケランジェロ作の大円蓋(クーポラ)があります。円形の内側は黄金に縁どられた聖人のモザイクです。高さは約138メートルあり太陽の光が窓から取り込まれとても神秘的な雰囲気です。
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大聖堂の天井には小さなクーポラがいくつもあります。
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中央の巨大なドームを見上げてみます。最上部に文字が書かれているのが見えます。
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S. PETRI GLORIAE SIXTVS PP. V. A. M. D. XC. PONTIF. V.は聖ペテロの栄光へ。1590年、彼の5番目の教皇シクストゥス5世と綴られています。
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サン・ピエトロ大聖堂には1991年以降何度も来ていますが、いつも長蛇の列だったのでクーポラに登ったのは今回が初めてでした。
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クーポラの中からドームを見上げてみます。上から見ても巨大なドームに驚かされます。
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金網越しではありますが大聖堂のカテドラ・ペトリ(ペトロの司教座)が奥の方に見えています。この場所から見えるのは、壮大な大聖堂の一部分ですが、普段とは全く違う目線から見下ろすことができます。クーポラの縁の周りに金に黒の文字で書かれたラテン語の文字はマタイによる福音書16章18~19節の「おまえは固い岩(ペテロ)である。この岩の上に私は私の教会を建てよう。おまえに天国の鍵を授けよう」の意味です。
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ここからの眺めを見ていて思い出したのがオランダの画家エッシャーの版画です。エッシャーと言えばトロンプ・ルイユ(だまし絵)が有名ですが、ローマに住んでいたこともあり、このような作品も残しています。
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ローマのバロック建築の最高傑作だと思います。
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素晴らしい景色です。初めてヴァチカンに来て20年経って念願の場所に立てました。正面の左側にサンタンジェロ城が見えます。
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今回はは入れませんでしたが、システシーナ礼拝堂とヴァチカン美術館です。
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妻とローマへ来るのも2回目です。まだまだ見せていないところがたくさんあるので、近いうちにまた来たいものです。
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ベルニーニの噴水がシルエットになって見えます。
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サン・ピエトロ広場から向こうに続く通りはコンチリアツィオーネ通りです。この通りも何度も歩きました。広場中央のオベリスクは1世紀にカリグラ帝がエジプトから持ち帰り競技場に建てていたものを1586年にこの場所に設置されました。
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反対側は中には入れないヴァチカン市国です。グロッタのデザインの鷲の噴水は噴水を依頼したパウルス5世の実家であるボルゲーゼ家の紋章でもあります。
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手前の花壇には現法王ベネディクト16世の紋章がデザインされています。
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行政庁の建物も豊かな緑の中に建っています。ローマ市内とは思えない緑の濃さが残されています。
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シェルの噴水の手前には鉄道の線路が見えます。いろいろな映画で舞台となるヴァチカンですが、実際はどこでロケをしているのか気になります。
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鉄道駅もこんな美しい建物です。
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普段自分の足で階段など登らない妻も甥がいる手前頑張っているようです。
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こんな狭い階段を350段登ってから350段下りてくることになります。
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見学者も皆さん階段の昇り降りでお疲れのようです。
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一番疲れているのは妻のようでした。
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観光客のおっちゃんが掃除用のモップを持ち出して遊んでいました。
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屋上の売店では切手も買えました。下の郵便局が混んでいたらここで買うのも便利です。クーポラの上にポストがあるのも面白いです。最後の葉書をここから出しました。
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ファサードにはキリストとヨハネとペトロ以外の11人の使徒の像が並んでいます。下から見上げるとバランスよく見えますが、同じフロアに並んでみると足が短く、裏側は結構雑な彫刻です。
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誰もいないタイミングで記念写真を1枚。そろそろ我々も下へ降りることにします。
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「ミケランジェロのピエタ」はガラス張りの上にすごい距離があるので写真にでも撮らないと何だかわかりません。十字架から降ろされたイエスの亡骸を胸に抱き、悲しみの表情を浮かべる聖母マリア像です。マリアの胸元にはミケランジェロのサインが刻まれており、彼のサインが残る唯一の作品でもあります。若干24歳でこの作品を完成させたというのは何度見ても驚きです。
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ミケランジェロの有名な3つのピエタの中ではこれが傑作だと思います。フィレンツェのピエタもミラノのピエタ美物館の中で手に取れるような距離で見られるのにここは何で離れた所に置くのでしょう。
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聖ペテロから始まる歴代の教皇の名前の、最後のヨハネ・パウロ2世の名前が寂しいです。この旅の前年2005年の4月2日に亡くなったばかりでした。自分が物心のついた1978年から法王になられているので、個人的にローマ法王と言われるとこの方を思い浮かべます。
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地下の見学もしました。この先に歴代法王のお墓があり、亡くなったばかりのヨハネ・パウロ2世の棺の前には老若男女さまざまな国の人が涙を流しながら祈りを捧げていました。
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地下の墓地を見学したのもこの時が最初でした。サン・ピエトロ大聖堂の見学が終わったところで、買い物をしたい妻と甥と別れて、サンタンジェロ橋を渡りました。この辺りには古い版画を扱う店やアンティーク店が多いのですが、探していたマルタ島の地図も見つかりませんでした。
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そのうちに頭の中に前の日にナポリで見たプレゼビオの天使像が浮かんできました。考えているうちにもう一度ナポリに行きたくなり、テルミニ駅に戻って列車に乗りました。ちょうどうまい具合に列車があり、1時間くらいナポリにいても午後7時前には戻れそうでした。
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ナポリ駅から速足でスパッカ・ナポリへ向かいます。お店は開いていて、昨日のエンゼルを見せてもらいました。。似たような形の安い人形は街中にいくらでもありますが、四谷シモンの人形にも似た雰囲気が気に入りました。そして衣装が何ともいえずに良いのです。
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この人形の衣装も素晴らしいですが、家で飾るには大きすぎます。
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工房にある他の人形を見せてくれるようにお願いすると、店番の息子とガールフレンドはほとんど英語はダメでした。拙いイタリア語の単語を並べて伝えると、電話をしてお母さんを呼んでくれました。
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お母さんがやって来たので、前の日の話とローマからの切符を見せて戻ってきた旨を伝えました。幸いお母さんは英語が通じました。「そんなに気に入ったのなら持って行きなさい。注文した人にはもう少し待ってもらうわ。」というお言葉をいただきました。右がお母さんで、彼女が人形の衣装を作っています。駅までの帰り道に人形の入った大きな箱が入る布バックも買い求めました。
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ローマに戻ると夕方になっていました。ホテルの部屋に戻ると妻と甥も戻っていました。人形を見せると2人とも驚いたのは言うまでもありません。そして地下鉄に乗って夕方のローマを見納めることにしました。
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テルミニからコロッセオまで地下鉄で出て、トレヴィの泉まで歩くことにしました。
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だんだん日が暮れてきます。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂が夕日にシルエットになっています
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トラヤヌスの市場の前を通過します。トラヤヌスの市場は紀元100年から110年、トラヤヌス帝に仕えていた建築家ダマスカスのアポロドーロスが建設した人類初のショッピングセンターです。
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隣にはサンティッシモ・ノーメ・ディ・マリア・アル・フォロ・トライアノ教会のクーポラとヴァレンティーニ宮殿を挟んだ左側にロレート聖母教会の小さいクーポラが見えます。
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そしてその前にはトラヤヌスの記念柱がそびえます。ローマ皇帝トラヤヌスのダキア戦争での勝利を記念したもので、元老院の依頼により建築家ダマスカスのアポロドーロスの指揮で建設されたと言われています。夕暮れ時なのでよく見えないのが残念です。
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このレリーフをよく見たいと思ったら、ロンドンのビクトリア&アルバート美術館のカスト・コートに行くと原寸大のコピーが高さを2分割にして納められています。
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そろそろ晩御飯にしましょう。近くのトラットリアに入ることにしました。
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モツッアーレラとトマトのカプレーゼをつまみに白ワインをいただきます。
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からすみのパスタもイタリアだったらお手頃価格でいただけます。シチリアのタオルミーナでボッタルガは買い求めてきました。
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そしてビステッカ。イタリアのステーキは美味しいです。
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最後にピザも食べておきます。これでイタリアご飯も食べ納めでした。今回は甥がいるのであまり高級なレストランには入りませんでした。
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最後にトレヴィの泉にも来ました。一応甥の卒業旅行でもあるのでローマの名所は一通り見せておかないとなりません。
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初夏の夕暮れの噴水は見ていて気持ちが良いです。それがトレヴィの泉であればなおさらです。
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ここで記念写真を何度撮ったことでしょう。とはいえこれ以降ローマにはご無沙汰です。
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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂もきれいにライトアップしました。
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トラヤヌスの市場からその周辺のライトアップを見たのは初めてでした。
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コロッセオの夜景でローマの旅も終わりです。残念ながらオードリー・ヘップバーンの王女様は寝ていませんでした。当時は真っ暗だったのでしょうが、今は奇麗に照明が入っています。
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