2006/06/14 - 2006/07/02
446位(同エリア795件中)
kojikojiさん
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6年振りのヴァレッタでの滞在は懐かしいブリティッシュホテルです。妻と甥の2人にとっては始めてのマルタ島でのヴァカンスです。「先週までは涼しかったんだよ。」なんてホテルの息子は申し訳なさそうに言うけれど、連日36度以上はあったと思います。日陰は涼しいのですが蜂蜜色のマルタストーンが照り返す日差しは強烈でした。帰りに船まで1週間あるので充分時間はありましたので、無理しないように観光していましたが、妻は咳き喘息になってしまいました。(帰国後の病院での診断)
ヴァレッタからはほぼ毎日黄色いマルタバスに乗って郊外へ行くか、船に乗っていました。どこへ行くにもバスターミナルの中心はヴァレッタにあるので移動は便利です。この時はまだクラシックなマルタバスが走っていた頃でした。今はもう見る事が出来ないと思うと残念です。
ある日ホテルの前で宿の主人と話をしていて、気になったホテルの窓について尋ねました。「壊れたから新しくしたんだ。」なんて言っていましたが、2週間後に帰国して、友人から借りたスティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」という映画を観ていてその理由が分かりました。
ミュンヘンオリンピックで選手団を虐殺されたイスラエルがモサッドを使って犯人に復讐する話ですが、3人目のターゲットをアテネのホテルでテレビに仕掛けた爆薬で暗殺しようとします。しかし上手くいかなくて手りゅう弾を投げ込んで暗殺を成功させます。爆破された部屋の窓は吹き飛ばされます。そう映画ではアテネという設定でしたが、ロケされたのはヴァレッタだったのです。画面を見ていて違和感を感じたのは、ギリシャは右側通行でマルタは左側通行だったことでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フェリーのターミナルのようなものは何もなく、小さな建物で入国手続きを済ませた後はヴィクトリアゲートをくぐって、ブリティッシュホテルにチェックインしました。ホテルを予約する際に部屋番号を伝えたら、息子さんからメールが届きました。前回の宿泊のことを伝えると喜んでくれました。
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予約した2部屋の前に20畳くらいの共有スペースのベランダがあり、最上階には216号室と217号室しかありません。我々が両方の部屋を使っているので占有になります。目の前の湾をチュニジアからフェリーで先ほど入港してきたわけです。我々もヴァレッタの景色の一部になりました。
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ホテルの前の道を上っていくとアッパー・バラッカー・ガーデンへ至ります。
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ホテルの裏側は日陰です。同じライムストーンでも日が当る側と日陰げ側では雰囲気が違います。
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マルタの古い建物はみな飾り出窓で、大抵色は緑色のペンキで塗られています。
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メインストリートのリパブリック通りです。日曜日の午後は商店も休みなので人通りもまばらです。ホテルの部屋には冷蔵庫が無いので、平日は左手前のミニスーパーが冷蔵庫代わりでした。
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「聖ヨハネ准司教座聖堂」の目の前のカフェでサッカーを見ていたら何か宗教儀式が始まるようでした。どうやらプリマ・コムニオーネのようです。コムニオーネとは、カトリックの七五三みたいな感じと例えればよいでしょうか。
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カトリックの国では生まれて1歳頃にバッテジモ(洗礼式)をして、だいたい10歳頃にこのプリマ・コムニオーネ(初聖体拝領式)を受け、14歳ごろにクレージマ(堅信式)という儀式を受けます。
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この3つの式を受けた子が初めてカトリック教徒と認められ、受けていない子はカトリック教会での結婚式をする権利がないのでとても大切な行事となります。
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カテキズモ(catechismo)というカソリック教の授業をを受け、この儀式の為に1年から2年間勉強をした子供達だけが受けられる式です。毎週日曜日はどの教会でもミサが行われるのですが、6月にはこのコムニオーネやクレージマ等の儀式が一緒に組み込まれることが多いようです。
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まだ暑い盛りの午後2時にカテドラルの鐘が鳴り始めました。
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プリマ・コムニオーネはキリストの体(聖体)を表す薄いウエハスのような物と血を表した葡萄酒を初めて受領する儀式です。キリストの身体と血を象徴するものを食べる事で心と一体になるということを意味します。
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簡単に言うとキリストと結婚する日とか信者であることを誓う日って感じのようです。コムニオーネを受ける子達の衣装は真っ白で花嫁さんと同じでした。
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男の子もスタンドカラーの白いジャケットと髪型も決まっています。
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堂内でミサを行わない理由までは分かりませんでした。中で行われていたら見ることは出来なかったのだろうから良かったのですが。
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まるでこの子たちの結婚式のようにも見えました。
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子供たちは最初は真剣にミサの進行を聞いていましたが。
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1時間は我慢は出来ないですよね。
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ちょっとピンボケなのが残念ですが、可愛らしい女の子でした。
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プリマ・コムニオーネのミサは1時間ほどで終わり、その後は家族ごとに親戚や友人を招待してボンボニエレ(Bomboniere)と呼ばれるパーティが行われるのでしょう。
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偶然ですがっ素晴らしい儀式を見せていただきました。
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マルタで初めて木製の出窓が造られたのは1679年にヴァレッタの聖ヨハネ騎士団総長の宮殿の角だったそうです。その出窓が人々が評判になったのか、18世紀になると木製の出窓ばかりになったそうです。
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建物の角は魔除けなのか奇妙な彫刻が据えられています。澁澤龍彦が好きそうなレリーフです。若い頃「ヨーロッパの乳房」を読んでマジョーレ湖やボマルツォやバゲリアなどを旅したことを思い出します。こんな彫刻の意味が分かったら楽しいと思います。
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マルタ島は島自体がライムストーン(石灰岩)で出来ているので、どこを掘っても石材に困ることはありません。マルタストーンとも呼ばれ、蜂蜜色と表現される美しい色で統一されています。逆に森林などないマルタ島では木材の方が貴重だったのではないでしょうか。
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ヴァレッタの旧市街で一番美しいと思った門と出窓です。セントジョージ広場の脇にありました。
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日曜日はレストランも閉まっているところが多いので、ホテルのレストランで晩ご飯を食べました。ブリティッシュホテルのレストランはヴァレッタの旧市街の中でも美味しいと評判の店です。こちらはビーフステーキで、ソテーしたポテトとサラダもたっぷりなのでこの1プレートでお腹はいっぱいになります。
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こちらはチキンソテーです。付け合わせはポテトとインゲン豆とカリフラワー。
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そしてマルタの名物料理の野ウサギのトマト煮込みです。多少癖があるので付け合わせもザワークラウトとポテトとインゲン豆。
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食事の後に部屋の前のテラスで夕涼みをしていると対岸で花火が上がりました。
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各地の教会もライトアップして綺麗です。教会がライトアップしているので先ほどのプリマ・コムニオーネ(初聖体拝領式)と関係があるのかもしれません。
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ドーン!と打ち上げ花火の音が中世の町に響くと、グレートシーズでオスマントルコによる大包囲の時はどんなだったのかと当時に思いを馳せます。
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旧市街の景色が楽しいこのホテルにしてよかったと思います。この当時はまだマルタ・リラが使用されていて、1泊25リラ(8,750円)でした。この2年後にユーロが導入されますが、2000年に最初にマルタを訪れた際には広場でユーロについてのイベントが開かれていました。
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真っ暗な港を豪華客船が出航していきます。デッキで別れを惜しむかのようにフラッシュが焚かれています。我々も世界遺産の風景の一部になっているのだと感じます。
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翌朝は我々が乗ってきたのと同じフェリー会社グリマルディの船が港に入ってきました。一昨日チュニスで見掛けた船では無さそうです。
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「聖ヨハネ准司教座聖堂」です。朝食の後は聖堂の見学から始めます。ホテルから歩いて5分もかからないのが良いです。
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外観はマルタストーンと呼ばれるマルタ島産のライムストーン(石灰岩)を使用しています。聖堂は建築家ジェラーロモ・カッサールの設計で1578年に完成しました。外観はシンプルな石造りですが、内部はバロック様式の絢爛豪華な造りとなっており、当時の騎士団の資金の豊かさが窺えます。
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天井には騎士団の守護聖人である聖ヨハネの生涯が描かれています。 どこにも余白の無い装飾に圧倒されます。
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説教壇の装飾も素晴らしいものがありました。
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聖堂内の礼拝堂は騎士団を構成した8言語ごとに分けられた騎士館(オーベルジュ)に習い、それぞれの守護聖人に献堂されています。騎士の出身地の言語別にプロヴァンス、フランス、イタリア、オーヴェルニュ、アラゴン、イングランド、ドイツ、カスティーリャ=レオンの8つの礼拝堂があります。
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イエスに洗礼をする洗礼者ヨハネの像の後ろでは光り輝く父なる神と精霊を表す白い鳩が飛び立っています。
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身廊の床全体には約400枚の色大理石のレリーフで埋め尽くされています。これは騎士団員の墓碑で、名前と碑文と紋章と死をイメージする模様などが色鮮やかに象嵌されています。
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大聖堂の床を埋め尽くす墓石です。1枚の白い大理石を彫って、色大理石を象嵌した贅沢な墓標です。イタリアのシエナの大聖堂の床にも匹敵するような豪華さです。
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色大理石のモザイクです。いったいどれだけの時間とお金をかけたのでしょうか?ラテン語のDeo Optimo Maximo(至善至高なる神に)から始まる碑文には埋葬された騎士の生涯が書かれてあるのでしょう。1767年に亡くなっていると書かれてあります。
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マルタ十字は4つのV形をした紋章がその底部で結合した形をしており、突き出た8つの角を持っています。この意匠は第1回十字軍の頃からある十字のシンボルに基づいたもので、8つの角は騎士道における8つの美徳を象徴しているとされます。「忠誠心」「敬虔さ」「率直さ」「勇敢さ」「名誉」「死を恐れないこと」「弱者の庇護」「教会への敬意」と共に、8つの言語も表しています。
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小礼拝堂に展示されている絵画はカラヴァッジョの「洗礼者ヨハネの斬首」です。教会内で最も有名な作品でカラヴァッジョの傑作の一つでもあり、画家本人の署名がされた唯一の作品でもあります。カラヴァッジョを追いかけてローマの数々の教会や美術館を訪ね、ナポリからシチリアのメッシーナ、そしてマルタと旅したことがありました。
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もう1枚が「執筆する聖ヒエロニムス」です。マルタ騎士団長のために描いたので、右下にはマルタ十字の紋章が描かれています。
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オールド・ミント通りの先には「カーマライト教会」の大きなドームが見えます。このドームはヴァレッタで一番大きいので、海から旧市街を見上げるとどこからでも見つける事が出来ます。
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クーポラと通りの先に地中海が見える風景はマルタ島の代表的な景色です。
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昨日の日曜日には閑散としていたリパブリック通りも月曜の午後はこの通りです。
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「シティゲート」の上から見たバスターミナルです。この当時のマルタバスについては郊外へ出かける旅行記で紹介します。
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現在ではこの黄色とオレンジと白に塗り分けられたマルタバスはもう走っていないそうです。個人経営のドライバーさんで、車体のドアにジョージとか自分の名前を書き込んで大切にしていたのを覚えています。
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夕暮れのヴィットリオーザは海と空が溶け込んで、この世のものとは思えない美しさです。
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ホテルの下にある「ヴィクトリアゲート」です。この辺りはひと気も無いのですが、とても美しい場所です。
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マルタ島のラバトという町は英国のヴィクトリア女王の在位25周年を記念して名前をヴィウとリアに変えています。そう考えるとこの門も女王に由来する名前かもしれません。英国の植民地だったアジアの国を旅すると女王の名前を冠した時計塔やらいろいろなものに出会うことになります。
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ヴァレッタの旧市街の路地裏です。みんな夕涼みで表でテレビを見ています。何を見ているかとこの時開催されていたワールドカップサッカーのドイツ大会です。この後全敗だった日本チームのお陰でいろいろな所でお悔やみを言われました。旅行者としては少々肩身が狭かったです。
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一番美しい夕暮れの時間です。通りの名前の由来となる「聖パウロ難破教会」です。
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狭い通りにそびえるバロック様式の教会は迫力がありました。教会の名前は聖パウロが政治的反逆者として審理されるため、ローマへ連れて行かれる途中にマルタ島の沖合で嵐にあって難破したことに由来します。乗員のすべては泳いで無事に島に上陸しました。漂着した場所は聖パウロの島として知られ、この出来事を記した石像が建てられています。ここへは前回の旅行で訪れています。
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さらに聖パウロは洞窟に避難し、そこが現在「ラバトの聖パウロのカタコンベ」として知られています。ここへは前回と今回の2回行くことになります。聖パウロは地中海沿岸を旅しているとトルコなどで出会う事が多い聖人です。
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リパブリック通りをしてーゲートの方を見るとすっかり観光客の姿は無くなっていました。平日の夕方5時を過ぎると閑散としてしまいます。
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リパブリック通りからオールド・シアター通りの角の出窓は左右に延々と続いて凄い迫力です。
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「セントジョージ広場」の夕暮れも美しかったです。ヴァレッタの旧市街は狭い通りに大きな建物が林立しているので、意外に空が見えません。右の光っている建物の横はイタリアンレストランでしたが、オーナーが変わっていました。写真を撮っている角に中華料理店がありるので今晩の晩御飯はその蘭店(ブルームーン)にしました。
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海外の中華レストランで絶対に食べるのはレモンチキンですね。これはあまり日本ではメニューにありません。それと欠かせないのが酸辛湯で、妻がこれを食べたい時は疲れているときです。カラマーレもエビ炒飯もパラパラで美味しかったです。ここは前回の旅でも来ているので味と値段は分かっています。
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日が暮れると観光客はスリマーやサンジュリアン辺りのリゾートホテルに帰ってしまいます。我々は古い街に滞在するのを旨としているので、あまり観光地化された所を好みません。最近はクラブなどでも有名なマルタ島です。
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先を歩くのは妻と甥なので、我々しか歩いていません。こんな街をぶらつく方が性に合っています。
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マクドナルドの前で立ち止まったようです。実はマルタ島のマクドナルドはスイスなんに高いのです。全部輸入ですから。彼らはそんなことを知りません。
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遅くまで開いているミニスーパーでビールとポテチなどを買ってホテルに帰ります。
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誰も歩いていないのにもったいないくらいのライトアップですが、安心して歩く事が出来ます。
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日中よりシルエットが美しく見えるので夜のヴァレッタの旧市街を歩くのはおすすめです。
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時間が止まってしまったような静けさの中を歩いていると、我々以外の人間がいなくなってしまったような気にさえなってきます。
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「聖ヨハネ准司教座聖堂」を越えればホテルまでは2ブロックです。ヴァレッタはニューヨークのように碁盤の目になっているので、迷子にならずに歩きやすいです。
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車も1台も走っていません。夜になるとヴァレッタ旧市街は死んだように静まり返ります。
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まさにスピルバーグの映画「ミュンヘン」の1コマのようです。現場にいたソ連のKGBエージェントも銃撃してしまう第5の暗殺の場面です。
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翌朝も良い天気でした。というかマルタには2回旅した2週間で曇ったことさえありません。この日も暑くなりそうです。
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部屋からヴィトリオーザを眺めるのが日課になりました。
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バスルームからの眺めもこんなに素晴らしいです。
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マルタ島では猫をたくさん見掛けました。ほとんどが野良猫なのだと思います。
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郵便ポストの横のフラワースタンドNHKの世界街歩きという番組でも出てきました。以前は生花が多かったですが、造花が増えていました。
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毎日市が立つメルチャント通りです。早朝から屋台の開店準備中です。ほとんどが下着や靴下やユーズドの洋服だったり、観光客には縁のないものばかりです。
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その先の食品市場にやってきました。皮を剥がれてしまったウサギです。先日食べちゃいました。美味しかったです。
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食品市場は思っていたよりも閑散としていました。朝早すぎたからかもしれません。
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パン屋さんは生活必需品なので混んでいますね。
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美味しそうなタコが並んでいました。ヨーロッパでは必ず裏向けて売っているいるようですが、何か意味があるのでしょうか?
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美味しそうなイチジクが並んでいました。1キロで5マルタリラですから、1,750円という高さです。
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地中海沿岸の国の市場の魚売り場は氷を盛って魚をきれいに並べていることが多いですが、マルタ島は雑然と置かれただけの所が多かった気がします。それだけ新鮮なのかもしれませんが。
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オールド・ミント通りの先の「カーマライト教会」
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マルタのドアノッカーは意匠が素晴らしいです。
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「聖パウロ臨時主教座聖堂」は由緒ある英国教会で、19世紀ウィリアム4世王妃アデレードがマルタを訪問の際に英国教会がないのを嘆き、オーベルニュ分団宿舎跡に教会を設立したそうです。
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この辺りだけロンドンぽいなと思ったのはそんな理由だったからかもしれません。
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急峻な坂に建つ建物は階段を下るほどに階数が高くなるのが面白いです。
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スリマー側の渡し船の乗り場近くまで歩いてきました。白い建物のレストランはとても美味しいイタリアンやマルタの料理を出す店です。今回の旅でも1回食事に行きました。
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まるでおもちゃのような船です。マルタではルッツと呼ばれる漁船です。湾の中は波もないのでおもちゃのように見えるのかもしれません。
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ホテルに戻ってベランダで寛いでいるとスタークルーズの船が入港してきました。後で調べてみるとこの年はシンガポールからインド洋を越え、3週間近くかけてスエズ運河を通過して地中海に船を回航していたようです。
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グランドハーバー側も波がありません。小さな漁船が港に戻ってきました。
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マルタ島は地中海に浮かんだ天然の要塞だということを感じます。実際に船で来てみると中世の攻防戦の意味が分かるような気がしました。妻と甥が起きたらヴァレッタから郊外へ出かけましょう。
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2006 南イタリアとフェリーでマルタ島の旅
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この旅行記へのコメント (3)
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- ken-kenさん 2012/05/05 10:10:47
- 多分、堅信礼ではないでしょうか?
- kojikojiさん、おはようございます。
来年マルタに行きたいなと思い(気が早いですが)、マルタ関係の情報を検索しているうちにkojikojiさんのページに行きあたりました。
かなり経ってのコメントですのでもうご存知かもしれませんが、この儀式、前に南イタリアのラヴェーロの教会で見かけたことがありました。
http://4travel.jp/traveler/kenken-akasatana/pict/19656140/
多分堅信礼の儀式だと思います。
ただ女の子の着ているものはマルタほどは派手ではなく、清楚な白いロングドレスと言う感じでした。
逆に男の子は神父さんが着るような白い服を着ていて可愛らしかったです。
皆手に手に百合の花を持ち、お父さん、お母さんより、むしろ祖父母が喜んで写真を撮りあっていて丁度日本の七五三って感じでした。
kojikojiさんはマルタに何回もいらしているんですね。
おかげで非常に参考になりました。
またよろしくお願い致します。
- kojikojiさん からの返信 2012/05/06 01:20:14
- RE: 多分、堅信礼ではないでしょうか?
kenkenさん こんばんは。
堅信礼の儀式と言うのですね。勉強になりました。さっそくネットで
いろいろ調べてみました。ありがとうございます。
マルタへ最初に行こうと思ったのは95年にシチリアのシラクーサの港で
マルタ行のボートの看板を見掛けた時でしょうか。その後アテネから空路で
マルタに入りました。空からの眺めも素晴らしかったのですが、次に来ることがあるならば絶対に船で来たいと思いました。結果サレルノからチュニス経由と言うルートになりました。現地ツアーのシチリアツアーも良かったです。ホテルは2回ともヴァレッタの旧市街のブリティッシュホテルという小さな家族経営のホテルにしました。ホテルとしては快適とは言えませんが、(エレベータが無い、エアコンは別料金などラグジュアリー感はありません。)レストランの料理と部屋やテラスからの眺めは素晴らしいです。「ミュンヘン」というスピルバーグの映画にアテネのホテルと言う設定で出てきます。スピルバーグは本当にホテルを爆破したようでその部分が新しくなっていました。マルタに行かれたら話のタネに立ち寄ってみてください。あと、残念なのは古いマルタバスが無くなってしまったことでしょうか。先日NHKの番組で見て驚きました。とても悲しいことです。古いバスは走っていませんがガイドブック兼写真集として楽天舎ブックスの「バスの王国マルタ」という本は良く出来てると思います。まだ売っているかは?ですが。この本はマルタでも「MALTA The Bus Kingdom」というタイトルで英語版が売っていました。参考になればと思います。あっ、マクドナルドはスイス並に高いのでご注意ください。マルサシュロックの日曜市に行かれたら蜂蜜のワイン、「ミード」やフルーツワインはお勧めです。農家が造っている自家製酒なので瓶もまちまちですが、マルタの蜂蜜はエリザベス女王へも献上されているほどです。ちょっと先ですが安全で素晴らしい国なので楽しい旅行になさってください。
- ken-kenさん からの返信 2012/05/06 07:31:43
- RE: RE: 多分、堅信礼ではないでしょうか?
- kojikojiさん、おはようございます。
さっそくのお返事ありがとうございました。
> その後アテネから空路でマルタに入りました。空からの眺めも素晴らしかったのですが、次に来ることがあるならば絶対に船で来たいと思いました。結果サレルノからチュニス経由と言うルートになりました。
船でマルタ入りですか!いいですね。飛行機で入ることばかり考えていましたが、そういう方法もあるんですよね。
>ホテルは2回ともヴァレッタの旧市街のブリティッシュホテルという小さな家族経営のホテルにしました。ホテルとしては快適とは言えませんが、(エレベータが無い、エアコンは別料金などラグジュアリー感はありません。)レストランの料理と部屋やテラスからの眺めは素晴らしいです。「ミュンヘン」というスピルバーグの映画にアテネのホテルと言う設定で出てきます。スピルバーグは本当にホテルを爆破したようでその部分が新しくなっていました。マルタに行かれたら話のタネに立ち寄ってみてください。
ホテル情報ありがとうございます。
ただ、今度は海を中心の旅にしようかと思いますのでチェルケウアのリゾートホテルにしようかと思います。
ヴァレッタのホテルは比較的高めですが、チェルケウアになるとかなり安くなりますので・・・・ゴゾ島へのフェリーもそばにあるのでゴゾ島やコミノ島を回るのには便利ではないかと思いまして・・・
>あと、残念なのは古いマルタバスが無くなってしまったことでしょうか。
本当に残念ですね。ただ、イギリスのバス会社が参入したことでバスの本数が著しく増え、夜もかなり遅くまで走るようになったことだけは朗報ですね。最もそんなイギリス気質とマルタ気質が合わずに、ストライキなども頻発しているようですが(笑い)。
>古いバスは走っていませんがガイドブック兼写真集として楽天舎ブックスの「バスの王国マルタ」という本は良く出来てると思います。まだ売っているかは?ですが。この本はマルタでも「MALTA The Bus Kingdom」というタイトルで英語版が売っていました。参考になればと思います。
情報ありがとうございます。さっそく探してみようと思います。
>あっ、マクドナルドはスイス並に高いのでご注意ください。
ヨーロッパに来ると、日本のマクドナルドの安さが実感できますよね(笑)。
>マルサシュロックの日曜市に行かれたら蜂蜜のワイン、「ミード」やフルーツワインはお勧めです。農家が造っている自家製酒なので瓶もまちまちですが、マルタの蜂蜜はエリザベス女王へも献上されているほどです。ちょっと先ですが安全で素晴らしい国なので楽しい旅行になさってください。
色々と情報をありがとうございます。
確かに鬼が笑うほど先の話で、実際何があって取りやめになってしまうのかわかりませんが、kojikojiさん情報を参考にして今から資料集めをしたいと思っています。
(今年は5月末からオーストリアとドブロブニクを予定しております。)
またこれからもよろしくお願いします。
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