2006/06/14 - 2006/07/02
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kojikojiさん
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炎天下の遺跡を何時間も歩いたので、水分を補給してからバスに乗ってブルーグロットと呼ばれる青の洞窟へ移動します。海岸線が望める公園でまず全景を眺めてから船着場へのダラダラ道を下りて行きます。ここも2度目なので甥っ子に見せるために来た様なものです。妻はあまりの暑さで今日はダウンしてホテルで休んでいます。港ではおじさんたちが先ほどの遺跡の犬のように昼寝しています。ボートを待つ観光客が5人くらい集まるとムックリ起き出してきて出航の準備を始めます。先日のキャプテンモルガンのクルーズ船で沖合いを通過しましたが、岩のアーチを潜ったりするのはここから小型のボートに乗らないと来ることは出来ません。西伊豆の松崎か下田の石廊崎か、はたまた東尋坊のような岸壁の下を通ります。小さいボートなので波に揉まれ迫力があって面白いです。ボートトリップの後は先ほど下っただらだら道を登らなければなりません。妻が待っているので早めのバスでヴァレッタに戻ることにしました。今日でマルタも最後の晩なので、海岸の眺めの良いレストランで食事を楽しみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハジャーイム神殿(Hagar Qim Temple)からムナイドラ神殿(Mnajdra Temple)を見学した後はバスに乗ってブルーグロットまで移動しました。何もないバス停で降りるのですが、以前にも来たことがあるので勝手は分っています。ボートが運航しているかもこのバス停の横の看板で知る事が出来ます。
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バスを降りて直ぐに下らないで左手の公園に入るとこの景色が拝めます。ブルーグロットは必ずここからの写真で紹介されています。
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崩れた岩が海中に転がっているのが良く分かります。
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前回の旅ではこの先の岩場で釣りをしながら、「この先にはアフリカ大陸があるんだよな!」と思いましたが、今回は北アフリカのチュニジアを経由してからやって来たマルタ島です。
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バス停の看板でボートが運航しているのが分かったので、だらだら道を下っていきます。以前より道路も整備されたようです。周囲にはたくさんのサボテンが植えられています。
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団扇サボテンが綺麗な花をつけていました。シチリアを旅した時はこの実をよく食べました。初めてパレルモの八百屋で買った後に、ホテルで素手で掴んでしまい、1週間ほど指先がチリチリ痛んで困ったことがありました。目には見えない細かいガラス質のようなトゲが生えているのを知りませんでした。そういえば八百屋さんはゴム手袋をしていました。
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ちなみにイタリアではインドのイチジクと呼びます。フィーキ・デ・インディア(Fichi d’India)は文字通りインドの無花果です。
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坂を下ると船着場です。ここまで20分くらいですが、途中に日陰はありません。このスロープは時化の時などにボートを陸に揚げるもののようです。
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この小屋でチケットを買って人数が5人から6人になるのを待ちます。
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ボートのおやじたちは木陰で昼寝していますので、他のお客が来るまでこっちも一休みです。学生風の連中が数人来たので出航になりました。入り江を出るとそこはいきなり外洋になります。10人乗りのボートなんて木の葉のように揺れます。
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ブルーグロットのある大きな入り江の洞窟をいくつか巡ります。太陽が真上にある一番青さが映える時間です。
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海の底まで手が届きそうな気がします。
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小さな洞窟をいくつも潜っていきます。
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入り江の洞窟の辺りは波も無く、水面も鏡のようです。
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あまりの美しさに目を奪われます。
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ここで水深は10メートルほどです。肉眼では50センチほどに見えます。
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岸に近い岩壁から離れると水の色は急に葡萄色になってしまいます。この景色は先日の3島巡りのクルーズと同じようです。
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たまにはセルフで写真を撮ってみます。
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スケールがでかい海岸線の景色です。1時間弱のクルーズで絶景を堪能しました。
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我々が戻ってくると入れ替わりで船が出てゆきます。こちらは美人ばかりのボートでした。ちょっと残念でした。
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お客がいなくなってしまうと入り江も静かになります。
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そして遺跡の犬と一緒で、ボートのおじさんたちは昼寝に戻ります。
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ヴァレッタに戻って、妻を伴ってお土産を買いに出ました。明日の日曜日の午後3時にはヴァレッタを出航してしまいます。日曜日は店は皆閉まってしまいますので最後のチャンスです。ここはヴァレッタで一番由緒あるお菓子屋さんのカフェ・コルディナ(Caffe Cordina)です。ここのフルーツケーキは美味しいです。ホールのフルーツケーキは賞味期限1年です。
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マルタの銀細工はフィリグリーといわれる銀または金の透かし細工です。線状に伸ばした銀や金で繊細なデザインが施された線条細工になります。以前は結婚前の妻にこの店で買ったジュエリーボックスをプレゼントしました。今回は自分で買ってもらいましょう。でも次の月に請求は私の口座に来ました。
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可愛らしいティントイがありました。下がボックスになっているようです。
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なんとなく見覚えのあるシルエットです。
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これ昨日見ました。ブルーラグーンに浮いていました。間違いない!
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大聖堂の出口のフェンスはマルタ十字の連続でした。
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今日はやけに照り返しが目に滲みますが、この風景も見納めです。これから7月8月ともっと暑くなるのでしょう。
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時間の止まったような下町の裏通りを歩いてみることにします。
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ちょっと怖いライオンのドアノッカー。魔除けの意味もあるのでしょうね。
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大統領官邸も以外にオープンになっています。
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スリーマー側へ出ました。教会の尖塔に夕日が当たっています。お腹も空いてきたのでここらで食事にしました。
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ポルティチェッロ(Porticello Restaurant)という店で、前に来た旅行ではピツッアをテイクアウェイで買って、ホテルで食べた事がありましたが、今回はちゃんとテーブルで優雅にいただきましょう。
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最後のディナーのワインがラ・ヴァレッタなんて出来すぎですね。
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ワインのエチケットは旅の日記帳に貼ってあります。
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夕暮れ前の贅沢な時間が流れていきます。スリーマーへの渡船もそろそろ終わる頃です。
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イカのトマト煮は美味しかったです。このレストランはシーフードが美味しいことで有名でもあります。
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シーフードパスタの大盛り。パスタはイタリアの国境を越えて食べてはいけない物ですが、マルタ共和国はギリギリアルデンテなので大丈夫です。南仏に入ったとたんまずくなるのは何故でしょう。
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サーモンは地中海にいないけど美味しいからOK!
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イカとタコ、ムール貝と海老は地中海のどこで食べても美味しいです。
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ゆっくり食事を楽しんだら日がどっぷり暮れました。涼しくなってきたのでそろそろ帰りましょう。
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