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この日の夕食は古城内の水路沿いの賑やかな所にしました。楽器を持った流しがいたり昭和40年代の日本に戻ったような雰囲気です。食事が清むとちょうど良い時間だったので予約しておいた「納西古楽」を鑑賞しに行きました。一度劇場に出向き、最前列の席を押さえておいたので時間の少し前に入れました。<br />数百年前の古楽器を使った演奏ですが、演奏する方々も数十年は経っっていました。若い後継者の方も見られたので伝統の演奏は引き継がれていくのでしょう。ただ「納西古楽」は古い音楽かといえばそうともいえないそうです。「納西古楽」は80年代後半から麗江で納西族の宣科さんが中心となって、儀礼や教養として演奏されていた「洞経音楽」を観光客向けに演奏し始めたものです。それからしばらくして観光客に説明しているうちに生まれたのが「納西古楽」という名称だそうです。宣科さんもステージに上がってお話しされていましたが、難しいことは置いといても、麗江の1週間の滞在の中でいろいろなショーを観ましたが、その中では哀愁があって一番良かったものではあります。<br />

雲南省之旅(16)麗江の夜は哀愁を帯びた「納西古楽」の演奏会で数百年前の楽器の音色に聴き惚れる。

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2007/08/18 - 2007/09/01

516位(同エリア587件中)

kojikoji

kojikojiさん

この日の夕食は古城内の水路沿いの賑やかな所にしました。楽器を持った流しがいたり昭和40年代の日本に戻ったような雰囲気です。食事が清むとちょうど良い時間だったので予約しておいた「納西古楽」を鑑賞しに行きました。一度劇場に出向き、最前列の席を押さえておいたので時間の少し前に入れました。
数百年前の古楽器を使った演奏ですが、演奏する方々も数十年は経っっていました。若い後継者の方も見られたので伝統の演奏は引き継がれていくのでしょう。ただ「納西古楽」は古い音楽かといえばそうともいえないそうです。「納西古楽」は80年代後半から麗江で納西族の宣科さんが中心となって、儀礼や教養として演奏されていた「洞経音楽」を観光客向けに演奏し始めたものです。それからしばらくして観光客に説明しているうちに生まれたのが「納西古楽」という名称だそうです。宣科さんもステージに上がってお話しされていましたが、難しいことは置いといても、麗江の1週間の滞在の中でいろいろなショーを観ましたが、その中では哀愁があって一番良かったものではあります。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

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  • この日の晩御飯は水路の脇に建つオープンテラスの店にしてみました。スタンダードな中華料理が多いのですが、なかなか美味しい店でした。

    この日の晩御飯は水路の脇に建つオープンテラスの店にしてみました。スタンダードな中華料理が多いのですが、なかなか美味しい店でした。

  • 枝豆もモチモチの玉蜀黍もただ炒めただけですが最高においしいです。素材が新しいと何を食べても美味しいなと感じます。

    枝豆もモチモチの玉蜀黍もただ炒めただけですが最高においしいです。素材が新しいと何を食べても美味しいなと感じます。

  • 木耳と豚肉を炒めたものも日本で食べるよりも美味しいうえに安いのは何よりです。

    木耳と豚肉を炒めたものも日本で食べるよりも美味しいうえに安いのは何よりです。

  • 白菜も美味しいし、豆腐も美味しいです。

    白菜も美味しいし、豆腐も美味しいです。

  • 麗江で食べる野菜は新鮮でとてもおいしいです。白菜と豆腐だけのスープがこんなにおいしいと思わせるのも素材の良さを感じます。

    麗江で食べる野菜は新鮮でとてもおいしいです。白菜と豆腐だけのスープがこんなにおいしいと思わせるのも素材の良さを感じます。

  • 「納西古楽」のチケットは昼間のうちに買い求め、座席も最前列を押さえておきました。なので時間ギリギリに入っても安心です。

    「納西古楽」のチケットは昼間のうちに買い求め、座席も最前列を押さえておきました。なので時間ギリギリに入っても安心です。

  • すぐに「納西古楽」の開演です。納西族の古典音楽はその文化の中で最も素晴らしいもののひとつで「中国音楽の生きた化石」とも言われています。明や清時代に麗江に伝わった道教音楽と、納西族音楽をうまく調和させて、現在に伝えています。 <br />

    すぐに「納西古楽」の開演です。納西族の古典音楽はその文化の中で最も素晴らしいもののひとつで「中国音楽の生きた化石」とも言われています。明や清時代に麗江に伝わった道教音楽と、納西族音楽をうまく調和させて、現在に伝えています。

  • 麗江古城では数多くの民間楽団が活動し、代表的な楽団としては東大街の中ほどから密士巷74号の納西族伝統庭園にある「麗江中国大研納西古楽会」が挙げられます。最古かつ最も本格的な楽団で香港やヨーロッパでも公演を行ったことがあるそうです。

    麗江古城では数多くの民間楽団が活動し、代表的な楽団としては東大街の中ほどから密士巷74号の納西族伝統庭園にある「麗江中国大研納西古楽会」が挙げられます。最古かつ最も本格的な楽団で香港やヨーロッパでも公演を行ったことがあるそうです。

  • それぞれの楽器に歴史があるようですが、演奏されている方の年齢もかなり高いです。

    それぞれの楽器に歴史があるようですが、演奏されている方の年齢もかなり高いです。

  • 初めて聞く楽器ばかりなのですが、同じような楽器は日本にもあるので懐かしさも感じます。

    初めて聞く楽器ばかりなのですが、同じような楽器は日本にもあるので懐かしさも感じます。

  • ただその演奏は物悲しく、静かな曲なので旅の終わりに聴いていると寂しい気分になってきます。

    ただその演奏は物悲しく、静かな曲なので旅の終わりに聴いていると寂しい気分になってきます。

  • 沖縄の三線のような胴ですが、ルーツは福建省で生まれた弦楽器「三弦」を原型とする撥弦楽器ではないかと思います。

    沖縄の三線のような胴ですが、ルーツは福建省で生まれた弦楽器「三弦」を原型とする撥弦楽器ではないかと思います。

  • こちらは「二胡」のようですが、大きさや形は微妙に違うようです。

    こちらは「二胡」のようですが、大きさや形は微妙に違うようです。

  • 「納西古楽」は古い音楽かといえば、そうともいえないそうです。「納西古楽」は80年代後半から麗江で納西族の宣科さんという方が中心となって、元々儀礼や教養として演奏されていた「洞経音楽」を観光客向けに演奏し始めたそうです。

    「納西古楽」は古い音楽かといえば、そうともいえないそうです。「納西古楽」は80年代後半から麗江で納西族の宣科さんという方が中心となって、元々儀礼や教養として演奏されていた「洞経音楽」を観光客向けに演奏し始めたそうです。

  • この方の楽器も胴の部分に特徴があります。

    この方の楽器も胴の部分に特徴があります。

  • この方はいろいろな種類の金属楽器のパートを担当しています。

    この方はいろいろな種類の金属楽器のパートを担当しています。

  • ちょっと怖い感じのおじさんの「二胡」のような楽器の胴は以上に大きいです。

    ちょっと怖い感じのおじさんの「二胡」のような楽器の胴は以上に大きいです。

  • 霊芝の頭を持つ琵琶も不思議なデザインです。

    霊芝の頭を持つ琵琶も不思議なデザインです。

  • 淡々と演奏が続きます。

    淡々と演奏が続きます。

  • 途中で演者の方の紹介がありました。

    途中で演者の方の紹介がありました。

  • みなさん80歳は軽く過ぎていそうです。

    みなさん80歳は軽く過ぎていそうです。

  • 毎日のように夜間の演奏をしていて大丈夫なのか心配になってきます。

    毎日のように夜間の演奏をしていて大丈夫なのか心配になってきます。

  • この方は小さな銅鑼のような楽器を演奏されています。

    この方は小さな銅鑼のような楽器を演奏されています。

  • 「打撃楽器」のパートのおじいさん。

    「打撃楽器」のパートのおじいさん。

  • この琵琶が一番古い楽器のようで、数百年前のものだそうです。よく見ると4弦の琵琶のようで、頭の部分は霊芝という吉祥模様のようです。琵琶は7世紀から8世紀の頃に中国から日本に入り、正倉院の宝物として伝来当時の琵琶が遺されています。

    この琵琶が一番古い楽器のようで、数百年前のものだそうです。よく見ると4弦の琵琶のようで、頭の部分は霊芝という吉祥模様のようです。琵琶は7世紀から8世紀の頃に中国から日本に入り、正倉院の宝物として伝来当時の琵琶が遺されています。

  • 納西族の伝統の民族衣装を着た女性たちの歌のパートもあります。

    納西族の伝統の民族衣装を着た女性たちの歌のパートもあります。

  • 若い女性の方が参加していますが、若い男性の姿が少ないのが気になります。

    若い女性の方が参加していますが、若い男性の姿が少ないのが気になります。

  • 「古箏」を弾くのは若い女性でした。

    「古箏」を弾くのは若い女性でした。

  • 「笛子」という横笛です。

    「笛子」という横笛です。

  • この方でも若い男性のようです。

    この方でも若い男性のようです。

  • 現在ではこれだけのメンバーは揃わないようです。

    現在ではこれだけのメンバーは揃わないようです。

  • 舞台の上に飾られた古い写真は既に亡くなられた古い楽団員の方のものだと想像できます。

    舞台の上に飾られた古い写真は既に亡くなられた古い楽団員の方のものだと想像できます。

  • 良いタイミングで演奏を見る事が出来て良かったと思います。

    良いタイミングで演奏を見る事が出来て良かったと思います。

  • 静かに演奏は始まり静かに終わっていきます。

    静かに演奏は始まり静かに終わっていきます。

  • 最後に楽器の紹介がありました。琵琶の一番下の胴の部分にも美しい花の彫刻があります。

    最後に楽器の紹介がありました。琵琶の一番下の胴の部分にも美しい花の彫刻があります。

  • 頭の部分の彫刻はやはり霊芝のようです。煎茶飾の「如意」を想像させるデザインです。

    頭の部分の彫刻はやはり霊芝のようです。煎茶飾の「如意」を想像させるデザインです。

  • 宣科さんの説明が終わった後にも静かに演奏が続けられました。

    宣科さんの説明が終わった後にも静かに演奏が続けられました。

  • いつまでもこの楽団が残ればよいなと思いました。

    いつまでもこの楽団が残ればよいなと思いました。

  • 哀愁を帯びた演奏と共に麗江の夜は更けていきます。

    哀愁を帯びた演奏と共に麗江の夜は更けていきます。

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