2007/08/18 - 2007/09/01
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kojikojiさん
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午後からはタクシー運転手の李さんと麗江郊外へドライブです。最初に「白沙鎮」に行きました。村の名前くらいしか知識が無かったので、李さんに案内してもらいました。李さんに鶏豆粉皮屋をごちそうになって、藍染の工房で大きな風呂敷をいくつか買い求められて大満足です。「束河古鎮」に行く前にバンヤンツリーリージャンにも立ち寄ってもらいました。セキュリティは非常に厳しい感じがしましたが、お茶を飲みにきた旨を伝えると気持ち良く通してく
れました。広大な敷地に贅沢に配置されたヴィラというホテルで、値段もお高いですが我々の旅のスタイルとも違うのでお茶だけで充分でした。ガラス張りの眺めの良い喫茶室を貸切でスタッフが付きっきりでお茶をサービスしてくれます。上等なプーアール茶で上等な時間を過ごしました。次の束河村では李さんが「裏から入れば1人30元の入場料がかからないんだよ。」と車を廻してくれました。半日チャーターして100元ですから車代が40元になってしまいます。この村も欧米人が滞在すると言うのが良く分かるとても雰囲気の良い所でした。村の中のお茶屋さんでプーアール茶についていろいろ勉強させてもらい、試飲もした後に良い買物も出来ました。面白かったのは可愛らしい仔犬が妻の前をずっと歩いて案内してくれたことです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
李さんの軽のバンに乗って麗江から30分くらいのところにある「白沙鎮」に着きました。
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昔は麗江もこんな感じだったと思わせるような素朴な村です。「白沙壁画」は前日に見ていたので、村を少し散歩するくらいの気持ちで来ました。
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ここは藍染が有名な所で、工房には可愛らしい子供がいました。お母さんに飴をあげてよいか尋ねてからあげました。ちゃんと包装を剥かないと食べられないよ。
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変に現代風にデザインされていない伝統的な意匠が素晴らしいです。使い道としては風呂敷でしょうね。
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白い布に蝋を置いたろうけつ染めや絞りだったり、日本と変わらない手法で造られています。
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家内工業で同じような工房がいくつかありました。
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お茶道具の木箱を持ち運ぶことが多いので大きい風呂敷は必需品です。
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何点か購入しましたが日本と比べると信じられない値段で買えます。大きい物で50元、さらに大きなものでも90元くらいでした。
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飴をあげた子に気に入られてしまったのかずっとついてきます。
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買い物も端子かったですが、この子との出会いも楽しかったです。
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通りは1本道で迷いようはありませんがあまり遠くまでは行きませんでした。
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麗江と同じように水路が巡らされています。建物の造りなどは石や煉瓦が主なようです。
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2階では養蚕でも行われているのでしょうか。
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暫らく村の中を散歩して李さんとの待ち合わせ場所に戻りました。
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麗江名物の「鶏豆粉皮」の屋台です。李さんが御馳走してくれました。鶏豆という豆を砕いて作るこんにゃくみたいなもので1碗2元でした。
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麗江でも食べましたがここの屋台の物が絶品でした。焼き加減といい調味料と言い美味しさが脳に直接伝わります。
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面白かったのがお椀を洗わなくても良いようにビニール袋を被せることです。
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この村も麗江と同じ納西族の村だと分かります。実際の麗江は大理周辺からの白族(ペー族)の人がかなり入り込んでいて、家などを買い占めて商売をしていることが多いようです。
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あまりにも「美味しい!美味しい!」と言って食べていたら、焼き立てをおまけに盛ってくれました。
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野菜を売っているおばさん達が不思議そうにこちらを見ています。
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おばさんたちが集まって記念写真です。お腹がいっぱいになったので次を目指しましょう。
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夏なのに菜の花が咲き乱れ、ヒマワリも満開でした。雲南省の高地には春と夏がいっぺんに来ているようです。
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「白沙鎮」から車でしばらく走るとバンヤンツリー麗江(麗江悦榕庄) が見えてきました。麗江の名前がついていますが、「束河古鎮」のエリア内です。ホテルのセキュリティーは完備されているようでしたが、旅の途中でお茶を飲みに立ち寄ったと伝えると歓迎してくれました。
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フロントの右奥にあるカフェに案内されました。日中はゲストも外出しているのか貸切カフェです。ガラス張りの窓から雄大な景色を眺めながらプーアール茶をいただきました。電気ポットの中のお湯がポコポコ沸騰する音しか聞こえません。
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李さんには申し訳ないけど1時間くらいゆっくりお茶を楽しんで、ショップでも少し買い物をしました。以前滞在した杭州郊外の「富春山居」を思い出させる雰囲気でしたが、宿泊するには立地が不便だったのと値段も高かったので選択しませんでした。
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「束河古鎮」に到着しましたが、李さんいわく「正面から入ると入村料金を徴収されるけど、裏側の地元の人のゲートからならただで入れるよ。」ということで右奥入り口から李さんの案内で村を歩きます。
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入域料が1人30元なので2人で60元の節約です。車の半日のチャーターが100元だったので、実質40元になりました。
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「束河」は納西語で「高い峰のふもとにある村」という意味です。束河古鎮は麗江古城の北西約4キロ離れたところにあります。ここは納西族の最も古い集落の1つであり、かつて茶馬古道の要として栄えた町でもあります。
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観光客の少ないのどかな村です。少し前の麗江と言った感じでしょうか?あまり観光地化されていない部分も残っています。もう4年か5年したら麗江みたいにライトアップするかもしれませんが。
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観光用ですが茶葉古道を彷彿させるような馬がいました。
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小さい女の子が家の前で揚げ物をしていました。
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昔は茶葉古道の交易で栄えたこともあったのだろうと思えます。
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村の中にはプーアール茶の博物館がありました。急ぐ旅でもないので中に入ってみます。
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南北の茶葉古道のルートが地図で表されており、どういったルートだったのかが良く分かりました。今回の旅で歩いてきた昆明などの地名も見つけられますが、行きたかった大理や拉薩の地名に夢が広がります。
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古い建物や調度品がそのまま博物館になったような雰囲気です。
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最後にお茶屋さんがありました。プーアール茶の入れ方や作法をいろいろ教わりました。彼女は英語を話すので他にも展示物について教わりました。お茶は元々買う予定だったので古いプーアールを買いました。
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今回の旅で出会った人はみんな親切なので、知り合ったみなさんと記念写真です。
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ここや麗江でもプーアール茶を買い求めましたが、妻が知人の方から昔いただいていたプーアール茶がものすごい高級品だったことが帰国後に分かりました。
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赤い提灯が下がっているので夜も風情があるのだと感じます。ここに1泊しても良かったかなと思いました。
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家々の屋根などに玉蜀黍が干されていますが、雨が降っても大丈夫なのだろうかと思ってしまいます。
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飲食店やカフェや客桟もあるので欧米人が多く滞在しているようです。多分ロンリープラネットなどでも紹介されているのではないかと思います。桂林郊外の陽朔の西街までにはなって欲しくないと思います。
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町には2つの湧き水があり、その1つは「九鼎竜潭」と呼ばれます。生い茂る垂れ柳に囲まれた潭(ふち)には玉龍雪山の雪解け水が溜まって出来たもので、水が澄みきった透明感の高い水中には小魚の泳ぐ姿がはっきりと見えます。湧き水は3本に分かれて村に入り、家屋の前や畑のほとりを流れ、村人はその水を使い米を研いだり野菜を洗ったり、洗濯をしたりと昔懐かしい姿を残しています。
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ここにも玉蜀黍や唐辛子が干してあります。
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このような干し場は中国各地で見る事が出来て、地域によっては米を干しています。
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雲南省の玉蜀黍は餅持ちしてとてもおいしいのですが、乾燥したものは粉にして食べるのでしょうか。もちろん種としても必要なのでしょうが。
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家々の前を通る水路では籠に入った飲み物が冷やされていました。
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ゆらゆらと水草が漂う水路をずっと見ていても飽きが来ないです。
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そんな水路沿いの道を歩いていると小さい犬がずっとついてきます。というか妻を案内しているように見えます。
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この先に泉があるようでしたが、先までは行きませんでした。
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妻の名前を呼んだら犬まで一緒に振り返ったので大笑いです。最後にガイド料でも請求されるのではと思いました。
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こんなにお店に近い水路でも美しい水が流れています。
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畑で野菜を摘んできた納西族のおばあさんが通り過ぎていきます。観光化されていても昔ながらの生活も共存しているのだと分かります。
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細い脇道の中へ迷い込みたい気分にもなりますが先を急ぎましょう。
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中国の経済発展と共にまだまだ変化していくのだと思います。
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こんな風景がそのまま残っていけばよいなと思います。
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夕方の時間帯になっていましたが、日中や週末は華やかな馬車が運行されるようです。
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町中の風景は麗江にも似ていますが、売っているものは観光客向けのものだけではなく地元の人が買う店も数多く残っていました。
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そろそろ李さんの待っている裏口に向かうことにします。いつの間にか町案内の仔犬もどこかへ行ってしまいました。
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柱が通っていなくても上手い事平屋を2階建てにしているなと感心しました。そろそろ観光客の時間は終わりで、地元の住人の時間に戻ろうとしています。
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コツコツと心地よい音を残して石畳の上を馬が通り抜けていきました。
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李さんに「按摩(アンモー)はどこが良いですかね?」と尋ねると教えてくれたのが古城の外側にある盲人按摩でした。中国各地でいろいろな場所で按摩に行きましたがここは上手な上に安かったです。脚1時間と全身1時間で150元でした。
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旅も後半に入って疲れも出てきたのでちょうど良かったです。それに翌日は「虎跳峡」で山道を歩かなければなりません。
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夜景を眺めながらホテルに戻りましょう。
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昼間の喧騒はどこへ行ったのか人通りは全くありません。
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夜景散歩を続けながら四方街まで出て、数日前に行った店で晩ご飯を食べました。
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帰りがけにホテル近くの超市でビールを買い込んでマッサージの後の風呂上がりの一杯を楽しみました。
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