2007/08/18 - 2007/09/01
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kojikojiさん
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早朝に目が覚めたので妻を起こさないように散歩に出掛けました。小雨が降ってはいましたが逆に風情があり、誰も歩いていない麗江古城を彷徨うのはとても風情がありました。日中の混雑や夜のライトアップも良いのですが、清時代から変わらない街並みを知るにはこの時間が一番良いと思いました。旧市街をぐるっと廻っても1時間と少しでした。一度部屋でゆっくりして、ホテルの表のレストランで朝食をとってから、午前中は妻と一緒に古城内をぶらぶら散歩しました。午後からは李さんの運転で郊外の「白沙鎮」と「束河村」に行く予定なので、先日「木府」へ行く途中に見つけた銀細工の店に行きました。店の女の子は覚えていてくれて、妻が香格里拉のhテルで買った石と麗江周辺で採れた赤い石を組み合わせてネックレスを造ってくれました。結構時間がかかりましたが、こういった時は女性の方が楽しいだろうなと思いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝早くに目が覚めたので、一人古城内を散歩してみました。日中の人通りや夜のライトアップの雰囲気は全く感じられない、数百年前の清時代の街並みを感じます。
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全ての建物の板戸が閉められているので、俗っぽさも感じられず建物の美しさが引立ちます。
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そして古城の北側にある「黒龍潭公園」から流れてくる清流が町中の水路を駆け巡ります。
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夜中から雨が降り続いていましたが、美しい石畳を感じるにはこの方が良かったかもしれません。
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小さな水路はだんだん大きくなり、四方街の脇を通り抜けて水車へと至ります。
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水路はいくつもあり、緩やかな流れのものには「放生」された金魚が群れています。
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どこの国でもお豆腐屋さんは早起きです。
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昼間の風景とは違うので、迷いながら歩くのも楽しいものです。
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この石畳の道を馬の背に茶葉を乗せた隊商が通り抜けたと思うと感慨無量の気分です。
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昼間は賑やかな四方街も静けさに包まれています。
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そろそろ商店に明かりが灯り、開店準備が進んでいます。
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朝のライトアップしたお店も雰囲気があっていいです。
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水路の脇に柳を植えるのは日本も中国も一緒です。
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四方街でも一番目立つ牌楼も朝見ると地味な感じです。
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この辺りは夜のライトアップの時間帯の方がきれいです。
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麗江では古城内の水路の水門を閉めて、町の道路へ水を溢れさせてその流れで通りを掃除するという水利システムが何百年も前から確立されています。
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町が見渡せる獅子山の方へも上がってみることにしました。
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夜明けの麗江の一番高い所まで登りました。「木府」の一番上の木氏の屋敷の裏側です。雨に濡れた麗江の甍の波も美しいです。
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1996年の大地震で大きな被害を受けたときは、この街並みを潰して近代的な建築に変えようとしたというのですから驚きです。
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翌年の麗江古城の旧市街の世界遺産への登録などを契機に復興が進められ、4年ほどで地震被害はほぼ修復されたうえ、古すぎた建物も修復されます。その後の人気化とともに以前は旧市街ではなく、近代的な建物があった場所まで旧市街と同様の建物が建てられ、「旧市街」の範囲が広がりつつあるそうです。
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間口1間ほどのスペースでも商売が成り立つのだと思います。朝早くから準備して美味しい小吃を提供しているからなのでしょう。「阿秋小吃」というこの店は美味しい肉包や豆沙包や小龍包を作っています。
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通りの真ん中に何かが置いてあります。旧市街は車両が乗り入れられないのでこんな風景があるのだと思います。
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大きな甕の中に炭が入れられ、火を起こしているところでした。木造の古い町屋の中で火を起こすのは危ないですからね。
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弁柄色の板戸が雨に濡れて美しいです。
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小雨の中に煙が立ち上る七輪が一つ。俳句の趣味でもあれば気の利いた句の一つでも頭に浮かんでくるのでしょうが。
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これで馬でも通りがかれば最高なのですが、せいぜい自転車に雨合羽の人が通るくらいです。
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こちらではすでに炭が起こされ、薬缶でお湯が沸かされています。
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人毎日この作業は繰り返されているのでしょう。
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古城内ではリヤカーが最高の荷物の運搬手段です。
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一度ホテルに戻ることにしました。部屋に戻っても妻はまだ夢の中でした。
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ホテルでゆっくりして、朝食の時間ギリギリで近所のレストランへ向かいました。そしてそのまま古城内を散歩しました。ほんの数時間たっただけで全く違った雰囲気です。
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雨もすっかり上がって良い天気です。
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いつもと変わらない納西族のおばさんたちの朝の風景です。
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朝からずっとお話をして、歌を謡って踊っています。
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数日前に銀製の帽子飾りを買ったお店に来ました。香格里拉のホテルで買い求めた土耳古石をネックレスに加工してもらうためです。
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途中から隣では「玉」の取引が始まり、すごい金額で取引されています。
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追加する銀のパーツを選んで、山珊瑚(マウンテンコーラル)を選んで、トルコ石を並べると直にネックレスやブレスに加工してくれます。選ぶ素材によって値段は変わりますが、お土産にはちょうど良い程度の金額でした。
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1つ1つの山珊瑚を針で糸に通していくので結構時間がかかります。こういう時女の人の方が楽しいな思ってしまいます。
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こちらは暇なので周辺をぶらぶらするしかありません。
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妻も待っているしかありません。最初に来たときに中国人のお客さんが「この店は麗江で一番良い店よ。」と教えてくれたのが印象に残っています。
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香格里拉と麗江の思い出が合わさったお土産が出来ました。これ以外にもいくつかブレスレットを造ってもらいました。
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織物が得意な摩梭人(モソレン)の女性が店先で実演しています。旅の最後は彼女たちの住む「濾古湖」へ1泊2日の旅が残っています。
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古城の入り口にある水車で記念写真。
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中國ではどこに行っても江澤民さんの残した書に出会います。地中海沿岸でどこに行ってもハドリアヌス帝の記念碑に出会ってしまうのと同じ気分です。
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そろそろ午後の出発時間なので、李さんの民宿へ来ました。これから麗江郊外の「白沙鎮」と「束河村」までドライブです。
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