雲南省之旅(17)妻と一緒に早朝の麗江の散策と、朝市で納西族の食生活を垣間見る。

2007/08/18 - 2007/09/01

濾古湖（ルーグーフー）に行く前に麗江の朝市に行ってみました。迷路のような所ですが、四方街まで出れば市場に行く人と帰ってくる人の流れで分かります。今まで麗江で食べてきたものが何で美味しいのかが分かった気がします。新鮮な物が並ぶ素敵な市場でした。中国食品は危ないなんて言われる昨今ですが、田舎は関係ないように思えます。安心な物が売り買いされていると感じます。ただ日本人は食べないであろう梅花藻（バイカモ）のような水草や観たことも無いドライフラワーのようなものまで売っていました。

エリア 麗江(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

濾古湖（ルーグーフー）に行く前に麗江の朝市に行ってみました。普段は早起きして朝の散歩などしない妻も珍しく起きてきました。

ただ、昼間の観光客の多い麗江や、アンコウ向けにライトアップした麗江だけでは無くて、昔の風情を感じることの出来る早朝の時間の麗江を見せたかったのもあります。

人通りの無い早朝の散歩も2人だと楽しいものです。

珍しく足取りも軽いようです。

この日は濾古湖（ルーグーフー）まで専用車で移動するだけなので歩かなくても良い事を知っていたからかもしれません。

市場に到着しました。商売はまだこれからのようです。

出来立ての豆腐がいい香りをしていました。木綿豆腐ですが、持って帰れるなら帰りたいくらい美味しいです。前日に食べたスープの豆腐もここで作られたものかもしれません。

野菜がメインの市場なので見ていてもきれいです。

どこのレストランで料理を食べても美味しいわけです。こんな市場で朝収穫した野菜を仕入れているのですから。

日本の物価から比べればただみたいな値段ですが、持って帰る訳にも行かないのが残念です。

蒟蒻のような鶏豆粉皮から湯気が出ています。本気でこれだけは持って帰れないだろうかと悩みました。

高度が高いせいかジャガイモも小ぶりです。

これは食べ物でしょうか？煎じてお茶のように飲むのか分かりませんでした。

新鮮な野菜ですが不思議な形をしています。

茹で立ての落花生が売っていました。妻は静岡の富士宮の出身なので、これは主食のようなものです。

採れたての龍眼（ロンガン）も売っていました。葉っぱが青々としているので新しいものだと分かります。ただ、こんな寒冷な高地で龍眼が取れるのかは分かりません。

お肉も美味しそうです。流行りの熟成肉のようにも見えます。熟成肉などの伝統は中国の少数民族にとってはお手の物で、少数民族の過程では囲炉裏の上に豚を1頭丸ごと燻製にしているのを見たことがあります。

梅花藻（バイカモ）のような水草ですが、どうやって食べるのでしょう。先日行った「拉市海」で水面に漂っていた花です。「濾古湖」にもありました。

これもきれいな野菜でしたが、どんなものなのかは分かりません。

生姜に唐辛子…。市場は見ていて飽きることがありません。

納西族の女性は皆さん働きものです。

納西ババ。おばさんの事ではありません。手前に積んである食べ物の事です。米粉でできた揚げパンのようなもので、外はカリカリで中はモチモチでアツアツです。
味は甘いものと、塩味のものと２種類あります。甘いものは、中にナッツが入っていて、シロップを付けてたべます。塩味系は中に肉や野菜が入っています。

綺麗な野菜が印象に残った麗江の市場でした。きっと水がきれいで豊富にあることも重要な気がしました。

買い物が出来ないのが残念でした。

この日は趣向を変えてお粥の朝ご飯にしました。早起きしたので眠そうです。そろそろホテルに戻って、チェックアウトと濾古湖（ルーグーフー）へ行く準備をしましょう。