2009/04/29 - 2009/05/04
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明洞での昼食の後、地下鉄で「国立古宮博物館(クンニッ・コグンパンムルグァン)」に向かいました。残念ながら展示品の撮影は出来ませんでしたが、展示館工事が完了して、展示品は充実していました。見学の途中、売店で買った『国立古宮博物館ガイド』を紐解きながら、館内のレストランでコーヒーを楽しみました。博物館見学の後は、隣接する景福宮の衛兵交代儀式を見学しました。
- 交通手段
- 鉄道
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こちらには『純宗皇帝御車』の表示がありました。純宗皇帝は、李氏王朝第二八代王、大韓帝国では第二代で、ラストエンペラーとなりました。
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同じお召の車の、正面からの眺めです。純宗皇帝は先代の高宗皇帝の長男です。日本を含め列強の干渉を受けた苦難の時代の皇帝でした。
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古宮博物館の中のレストランです。コーヒータイムです。先ほどお売店で買ってきたガイドブックに目を通しました。
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レストランのレジです。ゆっくり寛げる、落ち着いた雰囲気のお店でした。
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同じくレストランの中の光景です。テーブルが間隔を開けてセットしてありました。半分がソファーの壁際の席です。
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こちらは展示室の方のロビーです。広々とした近代建築です。
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2007年にリニューアルオープンした国立古宮博物館は、朝鮮王朝時代の文物を4万点余り収蔵しているようです。これは展示物を基にビジュアル化したコーナーです。玉座の背景の図です。ガイドブックには『日月五峰図』と記されていました。
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同じ画面で、花の文様となりました。国立古宮博物館の前身は、昌徳宮に設置された皇室博物館とされ、1908年まで遡ります。ガイドブックには『牡丹図』と記されていました。
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代表的な展示品のパネル紹介の一部です。左から『英親王妃先鳳簪』『広多絵(?):ウェストバンド』『鳳凰●:フェニックス・クロス』です。
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高宗皇帝の御璽です。プリズムを使って印章の部分が見えるように展示してありました。文字が逆さまになっていますが、『皇帝御璽』の文字が読み取れました。
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入口近くの光景です。ガイドブックの概要には、『2005年8月15日に光復60周年を記念して開館した。2007年11月28日に地下1階、地上2階が全館開館』と記されていました。
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光復60年とは、第二次世界大戦で日本が降伏した1945年8月15日から日から60周年を意味します。次は景福宮の見学です。西側の光景です。臨時のテントがありました。
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衛兵交代儀式に備える人達です。既に整列していました。
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衛兵交代儀式は、守門将制度が確立した朝鮮時代の1496年に遡るとされます。当直守門軍と交代門守軍との交代儀式です。
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守備の責任者は、門守将と呼ばれます。興仁門、崇礼門等の都城門と、この景福宮等の国王が臨御する宮殿の門を守る責任者達でした。
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衛兵交代儀式の紹介です。現地で入手した『朝鮮時代・宮城門開閉及び守門将交代儀式』のパンフレットを参照しました。興礼門の前が舞台です。
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武官七品の従事官です。守門将の補佐と出門部の管理を行う人です。
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この人も従事官の一人のようです。服装が少し違うのは位によるものでしょうか。
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正兵と呼ばれる人達の一団のようです。天翼と呼ばれる服装です。
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吹打隊の行進です。先導役のようでした。手にしているのは法螺や、小型のトランペット風の吹奏楽器です。
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吹打隊の後ろ姿です。パンフレットには『軍隊行列信号』が任務と記されていました。『天翼』と呼ばれる服装です。
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先頭が『守門将』と呼ばれる武官四品の最高責任者、その後ろが『守鐘将』と呼ばれる武官五品の大鐘鼓管理者です。
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左が白虎旗、右が玄武旗です。宮城の守備の方角を示しているのでしょうか。白虎は西方面、玄武は北方面になります。
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日本でいえば長刀のような武器を持った人達は正兵と呼ばれる人達です。束ねるのが、甲士と呼ばれる武官五品から八品の人達です。
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興礼門に向かって背入れるした衛兵の後ろ姿です。交代儀式は次の四段階で行われます・
①初厳(チョオム)の太鼓が鳴り、交代守門衛兵が準備を整える。
②中厳(チュンオム)の太鼓が鳴り、交代守門衛兵が広場へ移動する。
③軍令を交わし、応急の出入簿等の当直業務の引継ぎを行う。
④三厳(サンオム)の太鼓が鳴り、当直守門衛兵と交代守備衛兵が交代手続きを行い、当直軍は退場する。 -
交代儀式の一場面です。色とりどりの旗が風にはためいていました。
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黄龍旗のアップです。全部で14種の旗がパンフレットに記されていました。
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盾のアップです。厳めしい鬼か動物の顔が陽刻されています。ブロンズ製のようです。
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同じ旗を持った当直軍と交代軍が正対し、引き継ぎを行う場面です。
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衛兵交代儀式を見学する人達です。その前を任務を終えた人達が去って行きました。
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