2008/11/15 - 2008/11/19
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旅人のくまさんさん
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午後は、今日の2つ目の世界遺産、天壇公園の見学です。故宮と同様、一度見学したことがありますが、修復工事により、大きくイメージが変わっていました。南側の圜丘壇から見学しました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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天壇公園の表札です。1420年、明の永楽帝が建立したとされます。建設当時は天地壇と呼ばれていましたが、1534年に天壇と地壇に分離されました。
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天壇公園の入口光景です。天壇は、明清代の皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な意味を持つ祭壇です。
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天壇の圜丘壇です。天に向かって祈りを捧げるため、建物はないとされます。
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白石門のアップです。門の姿も祈りを捧げる姿に思えます。大理石の白さでしょうか。
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同じような形をした門はいくつもありました。中間に見えるベンガラ色の塀は、低い造りでした。
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圜丘壇の周りの石の柵です。毎年冬至に豊作を祈る儀式を行い、雨が少ない年は雨乞いを行ったとされます。
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圜丘壇から北側の眺めです。正面に見える建物が皇穹宇です。更にその北側には、祈年殿があります。
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小高い圜丘壇から眺めた北京市街の光景です。森の先には近代建築群が見えました。
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圜丘壇の中心部分です。現在は石の蓋で覆われています。この場所での記念撮影の人が、後を絶ちませんでした。
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白石門から真北の光景です。圜丘壇、皇穹宇と祈年殿が一直線上に並んでいます。このため、祈年殿は皇穹宇に隠れて、見えません。
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圜丘壇からアップした皇穹宇の屋根の光景です。優美な曲線をした屋根の上に金色の飾りがあります。
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圜丘壇は、天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観・天円地方に基づき円形をしています。これは、その周りの光景です。
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天壇は、陰陽思想に基づいて作られています。欄干や階段等が陰陽思想でいう最大の陽数である9で統一されています。
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陰陽思想と五行思想が結び付いて生まれた陰陽五行説は、5、6世紀頃に日本へも伝わったとされます。松本清張さんが読み解いた、魏志倭人伝の卑弥呼の国・邪馬台国は、この考えを踏えたものだったと記憶しています。
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陰陽説は、全ての事象は明・暗、天・地のように、陰と陽に相反する形で存在するものと考え、五行説は、万物は『木火土金水』の五つの要素により成り立つとする考えです。
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古代の中国で生まれ、日本に伝わった陰陽五行説は独自の発展を遂げ、自然科学と呪術の体系として陰陽道となりました。明治新政府は陰陽道を迷信として廃止しましたが、平成に入って陰陽師の安部晴明がブームとなりました。
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皇穹宇の建物前景です。写真からは、左右が少し切れましたが、建設当初のままの姿とされます。
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皇穹宇の入口です。見学者で列が出来ましたので、その中の見学は、止めにしました。
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皇帝の縁の場所に付き物の龍のレリーフです。大理石の一枚岩でしょう。
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皇穹宇の額です。この建物は、歴代皇帝の位牌を祀る場所とされます。
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皇穹宇の側面の光景です。丸い屋根のシルエットが青空をバックに見えました。
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皇穹宇の屋根の部分のアップです。建物近くからの撮影ですから、屋根の先端の丸瓦だけです。
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皇穹宇の軒下の光景です。建物自体は創建当時のままのようですが、装飾は塗り替えられていました。
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皇穹宇の一階部分の光景です。北側の祈年殿に比べますと古彫り名建物ですが、十分な風格があります。
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皇穹宇の側面の飾りのアップです。屋根瓦も瑠璃色であり、青色に拘った彩色です。
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皇穹宇の側面から北側方面の眺めです。近くに細長い建物がありますので、祈念殿の屋根は隠れています。
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皇穹宇の側面にあった建物です。東側方向だった記憶です。建物の中を覗く人達がいました。こちらにも位牌があるのでしょうか。
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皇穹宇の周りの建物の光景です。建物と言うよりアーチ型の門でしょうか。
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中に入って見学することは諦めた皇穹宇の入口です。見学者の列は相変わらずでした。
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見事な反りを持った皇穹宇の屋根瓦です。少し色は禿げかけていますが、瑠璃色が見てとれます。瑠璃瓦の色は、天のイメージとされます。
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