2008秋、中国旅行記15(2/37)：11月15日(2)：天津、古文化市場、リニュウアルされた歴史的町並み

2008/11/15 - 2008/11/19

天津市内では、天津で一番大きいといわれる南市食品街と、古文化街を見学しました。2箇所目の古文化街の紹介です。明代の民間建築を再現した商店街です。

エリア 天津(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: その他

天津での2つ目の見学地は、古文化街です。古文化街は1986年の元旦に完成した、まだ新しい町です。

近代的なビルもありますが、景観を配慮して、デザインに工夫が凝らしてあるようでした。

天津市の古文化街は、清朝時代の民間建築を基に建築されたものです。観光商店街は2007年、国家5A級観光景区に認定されました。

屋根飾りが一杯付いた、伝統的な建物です。避雷針も備えてあります。

造り自体は新しいですが、歴史を思わせるデザインの壁飾りです。夜は電飾が輝くようです。

遠くに観覧車が見えました。日が傾き始め、少し茜色に染まってきたようです。風もない、穏やかな日和でした。

こちらのビル群は、マンションのようです。西日を受けて茜色に染まりました。

新時代の建築に併せて、看板の文字も趣向が凝らしてありました。玉石山荘の四文字でしょうか。

左から読むのでしょうか、里慶通の文字があります。右から読めば地名のようにも読めます。

丸い花のような物体は、一体なんでしょうか。大きなアンテナのようでもあり、別の物にも見えます。中央付近には、楽器の文字があります。

街路を歩く人たちは、完全に逆光になりました。古文化街越に、西日を受けた建物が見えました。

露店での売り物の玩具です。ねじ巻き式か、電池式で動き回るようです。

この地の著名な啓蒙家の銅像のようです。その背後に業績などが記されているようです。若き日の周恩来もこの地で過ごしました。

銅像の横にあった新しい石碑です。八文字だけですが、読み方が難しい3文字が混じっています。

長めの自由時間を利用しての古文化街のそぞろ歩きです。さすがに国家レベルの観光地に選ばれただけのことはあります。

街並みの造りは新しいですが、グレー系の落ち着いた色彩が印象に残りました。

この商店街の特産品が翡翠のようです。残念ながら、宝石には興味がありません。

天津名物を、3つ紹介しておきます。泥人張の泥人形(天津泥人形)、楊柳青の年画(画と木版画)と天津魏の風筝(天津凧)です。

天津名物の民芸品、泥人形です。お店の看板娘さんでしょうか、蛙が肩に乗っかっています。

泥人形のお店は複数ありました。江蘇省無錫の『恵山泥人形』と並んで有名な、天津の『泥人張の泥人形』です。

3つの天津名物を売っているお店は、すべてこの古文化街で見付かりそうです。美術館のような建物です。北方美博の文字があります。

その建物の1階部分です。中には入りませんでした。周りより一際高く、立派な建物でした。

古文化街の入口の1つです。シンボルの門がありました。門のことは、牌楼とも呼ばれているようです。

赤色の化粧をした建物が、夕日を受けて一層赤く染まりました。古文化街の外れの光景です。

古文化街の一角にあったモニュメントです。高く掲げられているのは、銃剣のようです。先の大戦の記念碑でしょうか。

古文化街に隣接する街並みの光景です。そろそろ夕方のラッシュが近付いてきたようです。

古文化街に隣接する街路のビルのアップです。1階のケンタッキー・フライドチキンの看板を含め、屋上まで看板だらけです。

建設中のビルの、夕日に浮かぶシルエットです。 温家宝首相の出身地とされます。

日が傾いてきて、日陰になる部分の影が濃くなってきました。上空は、まだ青空です。

シルエットのような写真が続きます。天津市は、首都北京とは、高速道路と高速直通列車で結ばれています。