2008秋、中国旅行記15(11/37)：11月16日(8)：北京、燕京ビールで夕食、コミカルな京劇観劇

2008/11/15 - 2008/11/19

2箇所の世界遺産見学を終えて、この日の夜は、オプショナルツアーの京劇を観劇しました。

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: その他

夕食のレストランです。そのお店の看板、全驟(?)徳です。

今日の晩酌のビールは燕京ビールです。チンタオ・ビールが無い時はこのビールにしました。『燕京』は北京の古い呼び名です。

開演まで時間がありましたので、1階まで降りて建物内の散策です。水槽ではアシカが泳いでいました。

観賞用の金魚です。この姿を見て直ぐに思い出したのが、崖の上のポニョのアニメ映画です。魚の時代のポニョとその妹達とそっくりの目と姿をしていました。

ポニョ達とは別の水槽の魚達です。ポニョは海水でも真水でも大丈夫のようでしたが、この水槽は海水の方でしょうか。淡水魚ではないようです。

小魚も一緒に泳いでいますので、この大きな魚は食用ではないようです。観賞用と食用の水槽が一緒に置いてありました。

この魚は食用の水槽だったかも知れません。水槽の違いで運命が分かれているようです。

こちらは明らかに食用の蟹です。ハサミが赤いヒモで縛られていました。共食い防止にもなっているのでしょうか。

この海老も食用の水槽の中でした。クルマエビかその近縁種でしょうか。

イセエビでしょうか。こちらも食用の水槽の中でした。このビルの1階がレストラン、2階に京劇の劇場がありました。

劇場の入口横で、メーキャップが公開されていました。この光景は、他の京劇劇場でも目にしたことがあります。

最初に化粧を公開されていたのは女性の方でした。赤色が基調のメーキャップですから、善人役のようです。ほぼ仕上がったようです。

その横では男性の方のメーキャップも始まりました。白い線を引き始めたところです。真剣な顔付きです。

女性の方も、最後の仕上げです。手鏡を持って真剣です。男性の方大分捗ってきました。日本の歌舞伎の隈取の原点とされる化粧法です。

化粧台の前に置かれている京劇人形は販売品のようでしたが、化粧に見とれて、買う人はいませんでした。売り込みもありませんでした。

京劇感激の始まりです。パンフレットには、秦東宮・京劇と記されていました。最初の演題は、コミカルな演技でした。登場人物は、この方を含めて2名です。

このお二人だけの演劇です。左の方が善人、右の方が悪人役でしょうか。闇の中の戦いとなる前に、口争いが演じられているようです。

交渉が決裂して、戦いの場面になるようです。字幕も出ませんでしたから、詳しいことは分かりません。

漆黒の暗闇の中での戦いの演技です。お互いが相手の場所が分からず、剣を振るう場面です。

小道具は手に持った剣と、この机一つです。京劇に先立つ古い演劇にも、似たような筋書きがあったようです。

2つ目の演題です。女性の方の一人舞でした。正直単調過ぎて、少し飽きました。京劇特有の高い声で歌いながらの踊りです。

少し退屈しましたが、写真だけは紹介しておきます。日本風に例えれば、天女の舞と言ったところです。

退屈した理由は、同じような踊りが繰り返して演じられたためです。歌の内容が分かれば、別の楽しみ方もあったかも知れません。

この日最後の3つ目の演題です。西遊記が演題のようです。孫悟空が天界で暴れた顛末を演じる場面でしょうか。

天界の支配者役の方のようです。入口横でメーキャップを公開されていた男性の方です。

半分推測ですが、この方が孫悟空役のようでした。なんでも武術をこなす役回りでした。メーキャップも孫悟空風です。

入口横でメーキャップを公開されていた女性の方が、一番左に見えます。全身赤い服装でした。

赤い服の女性の方と孫悟空の戦いの場面もありました。赤い服の方が、孫悟空におちょくられるような戦いの場面でした。

一人では対抗できないことがわかって、孫悟空対、天空界のオールキャストによる対決の場面のようです。

グランドフィナーレです。全員の方が舞台に揃って挨拶をされました。舞台の後ろには、京劇の大きなお面がありました。