2008秋、中国旅行記15(13/37)：11月17日(2)：北京、天安門広場、毛沢東肖像、故宮

2008/11/15 - 2008/11/19

数々の中国の歴史の証人とも言える天安門広場の見学を終えて、次は故宮の見学です。故宮は、北京オリンピックが契機だったのでしょうか、改装工事が済んで金ぴかでした。

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: その他

天安門広場から、故宮へ抜ける地下道です。交通量が多い道路を渡るのが大変なためです。今は車ばかりで、自転車は殆んど見かけません。

天安門広場の象徴、毛沢東の肖像画です。どの方角からでも反射しないよう工夫が凝らされているようです。毎年1回、掛け替えられるとお聞きしました。

毛沢東の肖像画が掲げられた建物の上部です。故宮らしき建物の上に星が並んだ、丸い額がありました。オレンジ色の屋根が青空に映えます。

改札を終えて、門を潜るところです。団体用の改札がありました。

アーチ型の門を潜り終える直前での撮影です。内庭には樹木はありませんが、外庭にはあります。

アーチ型の門を潜る時に改札がありました。この門は、通過した場所とは別のものだった記憶です。

シルエットがトーテンポールのような建築物がありました。メモ代わりに使っている、コンパクトデジカメの方で撮影しました。

巨大な建物ですから、アーチ型の門が小さく見えます。南側を振り返っての1枚です。

清朝時代の大砲でしょうか。用済みになっても、ずっとこの場所で展示されているようです。日本で言えば、明治の大砲です。江戸時代末期かも知れません。

前方に、紫禁城の建物の一部が見えてきました。建物自体が世界遺産に登録されています。

故宮は『北京と瀋陽の明・清王朝皇宮』の一つとして世界遺産に登録されています。この脇の建物は、世界遺産とは別の建物のようです。

紫禁城は外朝と内廷に大別されます。この部分は、外朝に当たる部分です。内廷にはない樹木があります。

紫禁城の面積は、ざっと72万5千平方とされます。世界最大の宮殿の遺構とされます。この場所はまだ始まりの部分です。

高い城壁の上に築かれた建物です。人と比べますと、その大きさが実感できます。

今度は正面の巨大な建物です。額の文字は午門です。午(うま、ご)は十二支の一つです。通常十二支の中で第7番目に数えられます。方角では南に当たります。

午門です。天安門に入り、外朝の正門に当たります。官吏は午前4時に、ここで皇帝を遥拝することになっていました。

午門の額のアップです。午は、方角では南を指しますから、南門の意味になるようです。

高い塀がコの字型になった場所です。現地ガイドさんは、この構造で皇帝の声が聞こえ易くしたと、説明されていました。

コの字型の中庭の来た東のコーナーの光景です。堅固な防御機能を持った建物でした。

午門の軒下の光景です。装飾が真新しく見えました。北京オリンピックに合わせて進められた改修工事の結果のようです。

紫禁城見学の人たちの光景です。この場所で入場のチェックがあったかどうか、記憶が曖昧です。

故宮の標識が見えます。紫禁城が故宮と呼ばれるようになったのは、1924年11月5日、ラストエンペラーの溥儀を初めとする皇族への紫禁城退去が通告された後のことです。

アーチ型の幅広い通路です。午門の下の部分だったようです。こちらからは、扉は見当たりまませんでした。

午門を潜ったところで、石橋が見えてきました。まだ外朝ですが、次第に内廷が近づいてきたようです。石橋は三つ架けられていました。

石橋の手前から、低いアングルでの次の建物のアップです。アップして確認した額の文字は太和門です。

カメラを引いて、太和門の全景です。太和門から北側が内廷のエリアとなります。

巨大なレリーフです。立入りが制限されていました。皇帝が輿に乗って通過した場所のようです。

太和門の額です。明代には『皇極殿』と呼ばれていました。宮廷の行事を行う最も重要な建物とされました。

修復工事が施されたのでしょうか、鮮やかな色の建物の装飾です。

天井の装飾です。緑と黄色をベースにしたシックな色です。