2008春、桜探訪・天白川(1/3)：ソメイヨシノの並木、川原の菜の花、雪柳、木瓜

2008/04/01 - 2008/04/01

家から歩いて10分程の天白川の桜です。満開の木もありましたが、全体としては七分咲ほどでした。

エリア 天白・笠寺(愛知)

天白川河畔の桜の紹介です。河原に大きく枝垂れた、ソメイヨシノの樹です。満開に近い咲き方でした。

満開が近づいた桜並木です。散策路の両脇に桜の木がある場所では、花のトンネルになっていました。

満開が秒読みのソメイヨシノの紹介が続きます。ソメイヨシノには、『60年寿命説』がありますが、天白川の桜はもう暫くは大丈夫でしょう。

モクモクと湧き出すように咲いた、ソメイヨシノの花です。この樹はほぼ満開でした。

横に延びた桜の枝です。ソメイヨシノの白さより、空の青さが強調された一枚になりました。

花びらが散ったのではなく、散らされたものです。蜜が入った根元の部分で食いちぎられています。犯人は、花食い鳥です。

植原小橋の袂からの撮影です。この先は花のトンネルになっています。左手が天白川です。

散策路の両側に桜の木がある、花のトンネルです。散策路の中でも大好きな場所です。

少し花が疎らな箇所を選んで、真上を向いての撮影です。密な箇所では、暗くなって花の白さが写りません。

ソメイヨシノの花のアップです。ソメイヨシノは殆んど結実しませんが、僅かに結実しても、発芽は難しいようです。一代雑種とされます。

天白川に向かって伸びた、ソメイヨシノ枝先です。花の重たさで、ますます枝垂れてしまいそうです。

桜の花の間から眺めた植原小橋です。車が通れない人道橋ですから、散策路に好適です。愛用の小橋です。

緑が濃くなった河原の光景です。咲き残りに近くなりましたが、菜の花が咲いていました。

太い幹に咲いた桜の花は、同じ植物とは思えないほどです。脇芽ではなく、いきなり花が咲くところが不思議です。

こちらは脇芽が伸びて、数年は経っている光景です。桜は剪定しないのが原則ですから、その内更に大きな枝に育つかも知れません。

河川敷の緑をバックに、ソメイヨシノの小枝の撮影です。脇芽が伸びてきたのでしょうか、可憐な咲き方です。

ソメイヨシノには適いませんが、十分に見応えがある雪柳の満開です。同じバラ科の植物ですから、桜とは親戚同士です。

毎年同じ場所で見かける赤い木瓜の花です。今年も無事に花を咲かせていました。

赤い花のお隣のピンクの木瓜の花も、無事に花を咲かせていました。強健なバラ科の植物です。桜、雪柳とも兄弟です。

桜に限らず、堤防の樹木は、よく育ちます。日当たりと、水分に恵まれますから、当然かもしれません。前方が見えなくなる程の花の量です。

タンポポの花です。西洋タンポポのほうではないようです。古典園芸植物の一つとされ、幕末までには園芸化され、数十の品種があったとされます。

早春の花、菜の花です。桜の頃には、少し勢いが衰えてくるようです。花の下に、咲き終わった部分が見えています。

満開の桜がある天白川か半の光景です。赤っぽく見える橋は人道橋です。植原小橋の名前があります。架けられてから、まだ20年は経っていません。

ホトケノザ(仏の座)の紫の花です。サンガイグサ(三階草)の別名を持ちます。春の七草の、ホトケノザとは別種です。

連翹の黄色い花です。和名のレンギョウは、漢名の連翹を音読みしたものですが、誤用されたものです。原産地の中国で連翹とは、トモエソウ(大連翹)、もしくはオトギリソウ(小連翹)を指します。

ヒイラギナンテンの赤い葉と黄色の花です。丸い南天の葉にに比べますと、ヒイラギのように葉に尖りがあります。

木瓜の大木です。溢れるように赤い花が咲いていました。実が瓜のような形であるところから『木瓜』の字が当てられたようです。『木瓜』を『もっけ』と呼んでいたのが次第に『ぼけ』に転化したとする説があります。

同じく木瓜の大木です。枝にはトゲありますから、要注意です。花言葉は『指導者、先駆者』です。

春爛漫の散歩道です。天白川を更に川下に向かいますと、商店街の雪洞が連なる桜並木となります。

青空に映えるソメイヨシノの白い花です。絶好の散歩日和、花見日和となりました。