2005暮、タイ王国旅行記1(21/24)：12月20日(3)：バンコク、ジム・トンプソンの家、謎の失踪

2005/12/17 - 2005/12/21

12月20日の旅行写真の続きです。ジム・トンプソンの家の見学の後、市の中心部に戻り昼食です。(ウィキペディア)

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー

再び、邸内で見かけた植物を紹介します。茎の先端に赤い花を咲かせていた草花です。赤い花から伸びた黄色い穂も見えます。

少し地味に見える花の色です。細い花茎の先に咲いた、白色に近い薄紫の花です。

睡蓮の鉢の横に咲いていた、少しくすんだ赤色の花です。10センチほどの花穂が咲き揃っていました。

見学コースの入口ではありません。レストランの方です。オープン、トンプソン、バー＆レストラン等の英文字が見えます。

鬱蒼と生い茂った木々の間から覗いた建築物の一部です。トンプソンは美術品の蒐集にも熱心だったようです。

中国の民亊代の陶磁器類などは、国宝級の収集品もあるとガイドブックに記されていました。その品々が広い邸内に展示されています。

写真撮影が出来た部屋の1つです。シャンデリアが天井から吊り下がり、室内はタイの伝統的な什器と飾りのようです。

建物の床下部分に近い所にあった飾りです。風通しを良くするために、幾何学模様の透かしになっていました。材質は焼物のようです。

室内には小さな展示品もありましたから、すべて手荷物はロッカーへ預けてからの見学でした。写真撮影も禁止されていました。この写真は、撮影が許可されていた1階の展示品です。

邸内の敷石や塀には、2日目に見学したアユタヤ遺跡から運ばれた赤レンガが使われていました。正面に見える塀の赤レンガがそうです。

北側はチャオプラヤー川の支流に面していて、タイシルクの輸出入に使われていたようです。右手に見える塀が屋敷境界です。出入口も見えます。

ジム・トンプソンの趣味で、邸内はジャングルを思わせる樹木が鬱蒼と茂っていました。エキゾチックな花も咲いていました。似たような花を東山植物園の温室で見たことがあります。

屋敷の北の境界です。ヤオプラヤー川に面して、煉瓦の塀が続き、石畳の狭い道がありました。これらの煉瓦もアユタヤ遺跡のもののようです。

この階段を登りますと、2階の展示室になります。ジム・トンプソンが使っていた私室も見学できます。荷物をロッカーに預け、靴を脱いでの見学です。

ジム・トンプソンの家の見学はこれでお終いです。1時間以上かけて、日本語ボランティアの方に説明して頂きました。

午前中の見学を終った後、市の中心部のサイアム駅まで戻りました。BTS駅の直ぐ前のビルに、フードセンターがありました。その１階です。

フードセンター内の様子です。日本人客を目当てに、和服を着て呼び込みの若いタイ女性もいました。右手の後姿です。

一通り、フードセンターのお店を覗いた後、この店に決めました。和食のお店でした。レジで焼き魚セットと、ミソ・スープ（味噌汁）を注文しました。

焼き魚は鮭です。大根おろしも付いていました。醤油が無かったので、お店の人にソイソースと言ってお願いしました。野菜の煮物の味も、まずまずでした。

フードセンター内のお店の1つです。店員の方の服装や食品展示方法を見ても、衛生面に気が遣われていることが見てとれました。

1階の広い店内には、各種の専門店も展開していました。新築のビルでした。コンビニの奥には錦鯉や写楽の絵が飾ってありました。

BTSと連絡されたビルのフロアーです。大きな百貨店のようでした。建設されて、まだ間もないようです。

昼食タイムが終って、次の見学地への移動もBTS利用です。フードセンターがあったビルからBTSへの連絡通路の途中からの光景です。

シーロム線は曲がりくねった線路です。全部で6つの駅かありませんが、3箇所で直角に曲がります。眼下にセブンイレブンのお店が見えます。

BTS一日券を購入しましたから、あちこちの駅で降りてみました。この線路は、ナショナルスタジアムとサパーン・タクシン駅を結ぶシーロム線です。

BTSの高架からの眺めです。こちらの方面は新市街地として開発されたようです。古い建物は余り見かけませんでした。

右手には、細長いピラミッドのような形をした新しいビルがありました。地下鉄と違って、高架鉄道は車窓の風景も楽しめます。

BTSの車内です。隣の車両からフラッシュを消して撮影しました。全員が座れるくらいの乗車率です。

BTS駅の光景です。乗換えのために何度も階段を上り下りしますと、結構疲れます。たまには、エスカレーターやエレベーターの利用です。

反対側のホームに電車がやってきました。何となくのんびりとした乗換え光景です。タイの国民性でしょうか。