2005暮、タイ王国旅行記1(17/24)：12月19日：アユタヤ、ワット・プラ・スィー・サンペット、チャオ・サン・プラヤー国立博物館

2005/12/17 - 2005/12/21

12月19日の旅行写真の続きです。ワット・プラ・スィー・サンペットやチャオ・サン・プラヤー国立博物館等のアユタヤ見学です。（ウィキペディア)

エリア アユタヤ(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 タクシー
• 航空会社: タイ国際航空

崩れ落ちた赤レンガが、そのまま敷石にように横たわっていました。境内の東北端に近い場所での撮影です。

漆喰は残っていますが、先端が折れてしまった柱が並びます。その先では、大樹が枝を広げていました。

比較的良く原形を留めていた小型の仏塔です。先端の飾りは縁が欠けたようになっていますが、これも原形を留めていました。

煉瓦の間から、一面に白い穂を出しているのは蒲公英のようです。これも遺跡を思わせる光景です。

この光景から木々を取り去り、芝生を赤土に替えたら、全く別の光景になりそうです。遺跡公園のイメージで整備してありました。

元は何かの石像だったのでしょう。その一部分のようですから正体はわかりません。お供え物がありました。

尖塔の最上部の飾りです。壊されたのか、自然崩壊したのか分かりませんが、尖塔の台座部分に纏めて置かれていました。

真下から見上げた仏塔の1つです。上部には漆喰が残って慰安したが、下部の方は赤いレンガが剥き出しになっていました。

褶曲作用を受けた岩盤模型のような煉瓦の塊です。ビルマ軍の破壊を受けた当時の姿のままに、残された部分でしょうか？

小高くなっているのは、全て崩れ落ちた煉瓦の山です。修復できずに、そのままにされていました。

遺跡の光景が殺伐としていないのは、生い茂った木々のためでしょうか。仏塔の影が芝生に移っています。折れた先端部分が読み取れます。

保存状態が良かった3代の王の仏塔(チェディ)です。真ん中の仏塔の石段を登りましたが、かなり急な石段でした。

3代王の仏塔内の2塔です。白い花を咲かせた樹と一緒の撮影です。修復されたためでしょうか、漆喰が塔の全面に残っていました。

仏塔上部のアップです。仏塔の石段を登った時に、更にその上部を撮影しました。

3代王の仏塔の台座部分からの撮影です。3基は同じ台座の上に建設されていました。

仏塔が自然に壊れていく過程がわかるようです。傾斜が大きくなり、このままでは、崩落するのも時間の問題のようです。

これで、ワット・プラ・スィー・サンペットの見納めです。南北4キロ、東西7キロのアユタヤ遺跡の、ほぼ中心部に位置していました。

見学を始めた最初の場所に戻る途中での撮影です。鬱蒼とした大樹の先に、池のようなものが見えてきました。

公園の方には足を伸ばさず、入場した場所へ戻ってきました。ガイドさんと落ち合う前に、チャオ・サン・プラヤー国立博物館を見学するためです。

帰り道で、偶然目にした仏像です。崩れかけた台座の上の仏像は、巨木の根に覆われそうになっていました。その根の一部が切り取られています。

臨時に作られたものか、恒久的な施設か判断できませんでした。祭壇のようです。

チャオ・サン・プラヤー国立博物館の外観です。靴を脱いで内部を見学しましたが、撮影は禁止されていました。

国立博物館の建物の正面です。屋根の勾配は曲線ではなく、2箇所で傾斜を直線的に変えてあります。中々の風格です。

建物正面に近付いての撮影です。階段を登って、二重の造りに見える入口に向かいました。その入口には、緋の衣のお坊さんがいました。

室外から撮影させて戴きました。長い足で座禅を組まれた黄金の仏像でした。

部屋の片隅に祀ってあった小さな仏像です。仏像は小さくても、大きな線香立てや、お供え物の皿などがありました。

博物館の中の様子です。お坊さんが何かを見詰めて立ち止まっていました。履物のまま入場できましたが、素足のお坊さんです。

ゴミが散らかっていた一角です。イベントがあり、人が大勢集まった名残でしょうか。櫓のような建物がありました。

ごみごみとした場所ですが、人が行き交っていました。迷彩服の兵隊さんも見えます。

バラック造りでしたが、ワット・プラ・スィー・サンペットに隣接する南側にお土産店がありました。小さな店が、数十店舗、軒を並べていました。