悠々屋さんのクチコミ(8ページ)全164件

もとは明王族末裔の住居で、1664年創建の台南市街で最古のお寺。国家一級古跡。

赤嵌楼の向かい側道路の路地裏にありますが、夜に行ったせいか見つけにくく、間違えて入ってしまった開基武廟のスタッフの方に聞いてようやく辿り着きました。

赤嵌楼から南に延びる栄福路を南下し、祝典武廟南側路地の細い道を西に進むと大天后宮に出ます。このルートが一番無駄なくわかりやすいかと思いました。

夜の大天后宮は照明がド派手で、ある意味これも台湾らしいと感じました。

台南市中心部の観光スポットからは若干外れているので、個人旅行の場合はアクセスも重要です。

私は、孔子廟東側のレンタサイクル店（慢慢租車）で自転車を借り、延平郡王祠まで移動しました。

鄭成功の大きな白亜の銅像や、生い立ちを紹介したパネル展示などがあり、最後まで忠義を貫いた義士の生涯に触れることができます。

お土産ショップでは鄭成功にちなんだ「成功御守り」（学業・事業・愛情・ノーマルの４種）が販売されており、語呂の良さもあって4種類まとめ買いしました。

台湾四大温泉のひとつで、台南県にあります。

アクセス方法としては、以下の３つがあります（私が調べた範囲です）。
・高鉄嘉義駅（もしくは台鉄嘉義駅・新營駅）からタクシーで直行
・高鉄嘉義駅から台鉄嘉義駅へ直行バスで移動、台鉄嘉義駅から嘉義客運バスで。
・台鉄新營駅から新營客運バスで。

山間の急な道沿いに３つほどのブロックに分かれて温泉宿が散在しており、一番山裾のブロックが宿の数が多いように感じました。源泉公園（２０１２年４月時点では工事中）や１００年老店の関子嶺大旅社などもこのブロックにあります。

私が宿泊したのは嶺頂公園バス停近くの統茂温泉会館で、真中のブロックにあたります。ここは水着屋さん・２４時間営業コンビニ・地元料理を楽しめる料理店もあり、利便性も高いと感じました。泥湯メインの宿と言うよりはリゾートスパという感じで、家族連れが多かったです。

付近には水火同源という珍しい観光スポット（統茂温泉会館からタクシーで１０分弱）もあります。

台南は、見どころが集中していますが、駅から遠いため、見どころまでの移動手段がポイントになります。

バス・タクシーともに駅前であれば容易に乗ることができ、その点で駅前に立地する台南大飯店は非常に利便性が高いです。

私は台湾で５つのホテルに宿泊しましたが、この台南ホテルが日本語対応可能なスタッフ数が一番多かったと感じています。

お部屋も重厚かつ広々としており、とても落ち着きます。
コンビニは駅前の大通りを西に徒歩5分ほどにあります。

朝食会場のレストランは、昼間であれば常に満席となる人気のスポットです。

台南で観光する際にはまた利用しようと思います。

台南の夜市は台北などとは異なり、曜日毎に複数の場所で持ち回り開催されるそうで、この花園夜市は水・土・日の開催。

街中の路地にお店が並ぶスタイルの夜市が多いですが、この花園夜市は100～200m四方の長方形の敷地内に飲食・衣服・ゲームなどのブロック別にお店が並ぶ巨大な夜市です。

人出も半端なく、正直前に進むのにも難渋するほどでした。個人的には台北の士林夜市以上の熱気とパワーを感じました。観光地化していない、リアルな現地の方の夜市を感じられたと思っています。

開催場所が台鉄台南駅や観光スポット集中エリアから離れているため、タクシーでのアクセス一択だと思います（台鉄台南駅からタクシーで約10分、NT$105でした）。

ちなみに私は現地時間22時過ぎまで夜市にいましたが、出口付近にはタクシーが沢山停まっていたので帰りの足にも不自由しませんでした。

台湾四大温泉のひとつと言われる関子嶺温泉。
山あいの急な上り坂沿いに温泉宿がいくつかのまとまりになって散在する温泉街です。

最寄駅である嘉義駅や新榮駅からバスで来る場合、バス停から遠い宿だと道が急なため、スーツケースを抱えての移動はかなり苦しいものがあります。

その点、この統茂温泉会館は嶺頂公園バス停から比較的近く、特に帰りは下り坂になるため非常に楽です。

また、山間の温泉街のため24時間営業のコンビニが非常に少ないなか、ホテルから徒歩3分ほどのところに24時間営業コンビニがあるのは非常に助かりました（ドリンクやビール購入など）。

温泉用の水着を売っているお店も徒歩２分ほどのところにあり、500円ほどでパンツと帽子を購入できました。

ホテルで夕食は頼みませんでしたが、スタッフの親戚が経営しているお店を紹介され、名物料理の鶏丸焼きを含め、サービス料理も安価で提供していただけました。

日中は、日本語がかなり堪能な女性スタッフがおり、夜間の場合だとフロントスタッフが日本語がある程度話せる男性スタッフに携帯電話をつなげてくれました。（英語が堪能なスタッフは常時いるようです）

清掃員の方に至るまでフレンドリーなスタッフが多く、安心して過ごせます。

肝心の泥湯ですが、別府にある泥湯を想像していたため、拍子抜けというか「薄い」という印象を持ちました。それだけが残念でした。

・崖から天然ガスと泉水が同時に湧き出しており、「水中に火あり、火中に水あり」という珍しい光景がみられる場所です。
・関子嶺温泉郷からは車で10分前後かかると思います。
・私はホテルでタクシーを呼んでもらい、往復NT$500でお願いしました。
（この経緯の詳細は、旅行記を参照ください）

・アップダウンと曲がりが多い典型的山道なので、移動はタクシーしかないと思いました。
・見学は無料、公園としてしっかり整備されています（外灯もありますが、手元用に持っていったLEDライトを重宝しました）。
・炎は意外に大きく、水面から１ｍほど上の崖面にまでつながっていました（個々の火柱は数十cm）。

台湾有数の古い街並みが残る町、鹿港。
三大古跡・八景・十二名勝を抱える見所多き街でもあります。

私は台北から半日観光を計画し、高鉄台北→高鉄台中、彰化客運バス（直達車）にて鹿港へと移動しました。

彰化客運の直達車（停車駅が非常に少ない、バスの快速みたいなもの）は1時間に一本（毎正時）しかなく、新幹線との連絡が悪くまるまる1時間バス待ちをしてしまいました。

しかも、鹿港からの帰りのバスは18時発が最終なので、結果して現地滞在時間が3時間しかなくなっていまい、案の定、もう1時間はほしいくらいの後ろ髪状態で鹿港を後にすることになってしまいました。

鹿港三大古跡である天后宮と龍山寺が観光の軸になると思いますが、この2か所だけでも1.5kmほどは離れています。残る三大古跡である文開書院も制覇しようとすると2kmはあると思います。

しかも彰化客運のターミナルは観光のメイン道路である中山路から離れていますので、意外に移動だけも時間を取られます。

このため、滞在時間を計算されるときは、多めに確保されることをお薦めします（4時間は欲しいと思いました）。

また、これから鹿港観光を考えておられる方は、是非ともバスの時刻（彰化客運HP参照）を事前に調べられて、無駄のない観光プランを立てられることをお勧めいたします。


なお、彰化客運については、未確認ですが価値がありそうな情報があります。
それは、帰りのバスをどこで乗るかで実質観光時間が30分は変化するというものです。

帰りのバスをターミナルで乗ろうとすると、そこに戻るまでの時間がバカになりません。
私は天后宮から観光を始め、南下しながら龍山寺でフィニッシュ、その後中山路をひたすら走ってバスターミナルまで戻ってきました（タクシーでターミナルまで戻ることも画策しましたが、全くつかまらず）。疲れたうえに移動で20分以上は使いました。

帰りのバスに乗って気付きましたが、龍山寺を400mほど東に行った「台糖鹿港車旅站」の道路向かいにもバス停があるようで、そこで乗客の乗り降りがありました。

ということは、天后宮から観光をスタートし、徐々に南下しながら龍山寺に行き、最後に文開書院を訪れ、そのまま少しだけ北に移動して「台糖鹿港車旅站」前のバス停で待っていれば、観光時間は30分ほど余分に取れるし、疲労も少なかったはずなのです。

次回自分が鹿港を訪れるときは、現地滞在4時間は最低でも確保し、そのうえで上記アイデアどおりに帰りのバスに乗り込みたいと思います。

鹿港三大古跡の筆頭、「古刹蓮香」の龍山寺。台湾第一級古跡でもあります。
中国泉州の建築様式を取り入れた優美な姿は、「台湾紫禁城」との異名もあるほど。

歴史が古いゆえに外観の色彩に派手さはありませんが、精微な建築と彫刻、時間がゆっくりと流れる内庭など、格別の趣があります。

中門の龍柱は、一匹が下向き・もう一匹が上向きという珍しいデザインなのだとか。

敷地内の東奥には随分きれいなトイレ棟もあり、時間をかけてじっくりと観光できます（笑）。

鹿港には、三大古跡・八景・十二名勝があります。

この九曲巷は、八景のひとつ「曲巷冬晴」にあたります。
また、道すがら出会うことができる十宜楼も八景のひとつ「宜楼掬月」であり、しかも十二勝のひとつ「鎗櫃風雲」でもあります。

そんな素敵な九曲巷ですが、私はイマイチ心湧きたちませんでした。

もともとは、じっくりと家々を眺め物思いに耽りながらゆっくりと散策したかったのですが、時間が迫っていたので駆け足になってしまったことと、とても騒がしい観光客の方と一緒だったのとで、ちょっぴり残念な気持ちになってしまったからかもしれません。

私は天后宮方面から南下して九曲巷に入りました。
その入り口を探すのもちょっとした楽しさがありました。

入口の写真を撮りましたので、ご参考までに掲載しておきますね。

鹿港三大古跡のひとつ、「宝殿篆煙」の天后宮。
その名の通り、線香の煙で真っ黒になった本殿やマ（女へんに馬）祖像が印象的な寺院です。

大きな山門をくぐると、左側にはファミリーマート。寺院の境内にあるというのが新鮮です。提灯がずらりとぶら下がった光景は、台湾ならでは。

石彫りや楼閣の建築が美しいですし、壁画も優美です。
後殿には2階建ての楼閣がそびえ、一階はお土産品などを販売し、二階ではきんぴかな像や空間がずらりと並んでいます。

参道には露店がずらりと立ち並び、どこのお店で買おうか迷うほど。
賑やかな一角です。

赤レンガの道や家並みが左右に続き、居並ぶお家はどれもこれも味のある内装や品ぞろえ。一軒一軒目移りしながら散策していました。

山間地でアーケード下を歩く九分とは立地条件が違いますが、ノスタルジックな街並み歩きが好きな方はきっと気に入ると思います。

鹿港散策のメイン通りである中山路と並行して走る裏道的な通りですので、天后宮と龍山寺を往復する際に、中山路と古市街を交互に歩くとよいかと思います。

その場合、「天后宮（鹿港三大古跡）→古市街→隘門（鹿港八景）→古市街→半辺井（鹿港十二名勝）→九曲巷（八景）・十宜楼（八景かつ十二名勝）→龍山寺（三大古跡）」と移動すると効率よく鹿港の名所巡りを楽しめると思います。

台南小吃の代表格、度小月の坦仔麺。名古屋名物の台湾ラーメンのルーツとも言われていますが、味はまったく別物。

手のひらサイズの小さな器に、香菜・すりおろしニンニク・豚そぼろと小エビを載せたソフトな麺がこじんまりと乗っかっています。
全然辛くなく、何杯でもいける味です。
※本支店ともに、「香菜大丈夫？」と聞かれるので、苦手な方ははっきり伝えましょう。

しかもお値段はNT$50（約150円）。

ほかにも猪油拌飯（NT$35）や冬瓜茶（NT$30）など、ご飯ものや飲み物などさまざまなメニューが揃っています。メニューは写真付きで日本語も添えられているので安心です。

ちなみに本店は、昔ながらの雰囲気が残る内装で、店の前のアーケードでも丸机を並べて食事が可能です。
支店はちょっとお洒落な内装で、それぞれ異なる個性のお店になっています。

太魯閣観光の折り返し地点である天祥は、見どころも多いスポットです。

何といっても天祥寺敷地内の小高い山頂にある天峯塔からの眺めが素晴らしいです。対岸からは黄色の橋を渡って天祥寺に入り、山頂までの５分前後の登り坂を登りきると七重塔である天峯塔に到着します。

最上階からは360度パノラマが広がり、足元を見ると思わず足がすくむほどです（腰の高さほどまでの柵はあります）。
高級ホテル・シルクプレイスタロコの全景、立霞渓と大沙渓の合流地点、そこに掛る橋や天祥寺の全景など、足を延ばす価値が十分にある光景が広がります。

シルクプレイスタロコ付近には路線バスの停留場やトイレ、少しですが土産物屋さんもあるスペースが広がっています。

三国志の英雄・関羽を祀った関帝廟の台湾総本山だそうです。
とってもそこまで大きくはなく（もちろん小さくもないですが）、私の場合は見学時間も20分弱でした。

場所は比較的分かりやすく、赤嵌楼をまっすぐ南に歩けばすぐです。
ガイドブックによると21時まで参拝可能ということで、私は20時半ごろ訪問しました。

遅かったせいか、人はまばらで落ち着いて見学できました。

後殿には関羽の息子・関平と、関羽に従った豪傑・周倉将軍の像もあり、三国志ファンとしてはワクワクする寺廟だったと思います。

孔子廟から南に数百メートルの場所にあります。

孔子廟から徒歩でいくのもアリだと思いますが、私は孔子廟東側にあるレンタサイクル屋さん（慢慢租車）で自転車を借りて市内観光をし、この大南門も訪問しました。

公園内に保存されており、城壁の前には巨大なガジュマルの樹がそびえたち、その木陰で子供たちがスケッチに励んでいました。

入場は無料ですが、見学可能時間が17時までと比較的短いのでプランニングするうえで注意が必要かと思います。

台南市内の観光スポットとしては、若干外れたエリアに位置します。
私はレンタサイクルで市内観光をしており、延平郡王祠の次にこの城隍廟を訪問しました。

ガイドブック通り熱心な信者さんが多く、現地のリアルに触れることができた思いがしました。

台南三大名扁のひとつ、「爾来了」の扁額も見事です。また、山門をはじめ内部の彫刻も見ごたえがありますし、勉強や仕事を司る沢山の神様の像も陳列されています。

日本語版ガイドブックも無料で配布されており、院内の見所やどの神様が何を司るのかなどがわかり、お薦めです。

ガイドブックなどでは安平エリアに掲載されている億載金城ですが、安平エリアの中心となる安平古堡からはバス（８８ライン）で5分から10分ほどかかります。

とても歩いて往復を考える距離ではなく、タクシーやレンタサイクルを使うか、台南市街まで走るバス（８８ライン）を使って途中下車しながら立ち寄るかがお薦めではないかと思います。

孔子廟や赤嵌楼付近に見所が集中していますが、そこまでのアクセスが問題です。

どこの都市でも同じですが、やはりタクシーが一番お薦めです。
タクシーを捕まえやすいのは駅前なので、台湾鉄道台南駅を拠点としました。

バスも相当発達していますが、バス停にある時刻表は起点駅の発車時間しか書いていないので、当該バス停発着時間がまったくわからず、私は２度しか使いませんでした。

個人的にお薦めなのが自転車です。
非常に安いですし、機動力抜群です。
ホテルによっては無料貸出しサービスもあります。私は孔子廟近くの慢慢租車というお店で借りましたが、非常にフレンドリーな店員さんでした（ただし会話は英語です）。値段は4時間で約300円でした。
チェーン式の鍵もついているので、観光時にも安心です。

ただし、バイクの運転が非常に荒い（と私は感じました）ので、運転時には注意が必要です。しかし、譲り過ぎているといつまでも進めないばかりかかえって危ない時もあるので、時には思い切り良い判断も必要だと感じました。

文字通り、高雄の街を縦横に走る利便性の高い地下鉄です。

台北などと同様、観光は「地下鉄＋タクシー」が便利だと思います。「地下鉄＋徒歩」で考えてしまうと、有名観光地は地下鉄駅から比較的距離があるものが多いので不便に感じると思いますが、「地下鉄＋タクシー」なら比較的安上がりでなにより体力的な負担が非常に軽いです。

利用方法は、トークンというプラスチック製コインが日本で言うパスモの役割を果たします。
自動券売機で目的地を指定し金額を投入するとトークンがでてくるので、それを改札の指定場所に当てて入場します。

駅から出るときは、トークンが改札機で回収されます。