traveldogさんのクチコミ(7ページ)全180件

五百羅漢　たくさんの修行僧がいろいろな顔や姿で迎えてくれます。

喜多院の拝観料が必要です。庫裡と離れた茶店の裏にありました。茶店の店員さんにチケットを切ってもらって、小さな柴戸から入ります。

喜怒哀楽の色々な顔をした僧侶たちの石像をひとつひとつ見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。

酒を隣の人に注いでいる人、赤ん坊を抱いた僧侶、横になって腰をもんでもらっている僧、まじめにお経を読んでいる人、瞑想にふけっている僧、多様な人生模様といったところです。

熊野神社の境内にある稲荷神社に運試しの輪投げがありました。

10円の御賽銭を入れてから輪投げを5種類の的に向けて三回投げられます。
的は恋愛運、仕事運、健康運、金運、心願成就運の五つ。
やってみたが、うまく入らずでした。何人かが投げましたが、女の子が１回入っただけ。なかなか運をつかむのは難しいです。

熊野神社は、大正浪漫夢通りを入るとすぐ西側にあります。

川越駅を降りて、浄土宗西雲寺の前を通ると大きく古そうな石燈籠があり、何気なく見てみると、字が彫られている。
「文昭院殿　尊前　正徳二壬辰年十月十四日」とある。
徳川将軍の戒名のよう、調べると文昭院殿は六代将軍家宣のこと。
他にも文字があったようだが、薄くて読めず。どんないわれのある燈籠なのだろうか。

往時の看板建築が残る川越の大正浪漫夢通り。五月とあって、鯉のぼりが薫風に泳いでいました。カメラを空に向けて鯉のぼりの写真を撮る人の姿が・・

通りには衣料品店、和菓子屋、本屋、喫茶店、飲食店、はんこ屋などが並び、多くが看板建築の店。看板のような平面なデザインからその名がつけられたそう。軒がなく、モルタルで覆われていて、江戸時代を思わせる蔵造りの通りと対照的。

川越の時の鐘をくぐると薬師神社があります。江戸時代は常蓮寺という寺院だったそうですが、明治初期の神仏分離で神社になりました。

ご本尊は行基作と伝えられる薬師如来です。常蓮寺のときの本尊を大事に御祭りしています。眼病に御利益あるとされています。

参拝しました。二礼二拍一礼が神社参拝の常道ですが、薬師如来ということで静かに合掌させていただきました。

三芳野神社（天神社）の境内に「通りゃんせ」の発祥の碑がありました。

「通りゃんせ」は、わらべ歌をもとに明治の音楽家本居長世が編曲したもの。発祥地を名乗る所は、小田原国府津の菅原神社など他にもある。参道から曲がって西に向かう道が天神様の細道とのことです。角に児童公園があります。

発祥の碑には「米寿　山崎嘉七　建立」とあり、隣りの川越七不思議の碑には、「昭和５４年文化の日　山崎嘉七」とあります。

地元の人の話ですと、山崎嘉七は、蔵造り通りにある和菓子屋亀屋の主人だそうです。代々嘉七を名乗った由。

川越市役所の庁舎前に太田道灌が狩り装束の姿で立っていました。
何で太田道灌像がここに・・・　　

何でも1457年に太田道真・道灌親子が築城したのが川越城の始まりとか。
太田道灌の仕えた関東管領上杉と古河公方足利成氏とは北武蔵の覇権を巡り抗争中で、そのため川越に城を築いたとのことです。

そういえば、関東の守護者を期待される鎌倉公方と足利幕府の代理である関東管領は立場上仲が悪かったですね。

５月４日のみどりの日に小石川後楽園に行きました。この日は東京都の庭園は無料とのこと。
新緑が美しいころですが、菖蒲には早く、藤の花は終わっていて、つつじも咲いていませんでした。陽気は歩くのにちょうどいい感じで、園内をぐるっと一周。

梅林の端に「藤田東湖先生護母致命之處」という碑があります。場所はここではないですが、安政の大地震で水戸藩邸の長屋が崩れようとするとき、母親を救い出した東湖は崩れた建物に圧死したそうです。

帰りに出入口にある涵徳亭で甘いものを注文して休憩。置いてあるメニューを見ると定食（後楽園弁当、煮魚定食、刺身定食、天ざるそば）はきわめてリーズナブルな値段でした。今度食べよう。

５月４日（土）のみどりの日は、東京都の庭園が無料とのこと。そこで旧岩崎邸庭園に行ってきました。三菱の岩崎家の旧邸宅で、明治にコンドルが設計したイギリス風の白い建物です。

玄関で靴を脱ぎ、ビニール袋にいれて持参。コースに沿って進めばいいようになっています。客間の壁には金唐革紙という細工した壁紙を張っていて、戦前の上流階級の豪華な部屋という感じです。床板も寄木で幾何学的な模様が描かれていて見ごたえありです。
洋館に続いて和室の建物が付随していて、一室では抹茶を販売していたので、ちょっと休憩かねて、一服しました。

岩崎さんは、岩手の小岩井農場の創立者（小野、岩崎、井上）のひとりとのこと、小岩井農場が好きだった宮澤賢治の写真とともに戦前の小岩井農場の写真が置いてありました。

毎週土曜は演奏会が催され、今日はオカリナとハープの演奏でした。１階のバルコニーに立って演奏していました。

ちなみに、六義園、旧古河庭園、小石川後楽園などの東京都庭園もみどりの日は無料です。

　リニューアルした松屋浅草。改修して創建当時の姿になった松屋、すっきりした外観です。「駅見世」EKIMISEの文字が印象的です。

エスカレーターでゆっくり店内を眺めながら７階に。そこから階段ひとつあがると屋上に出ます。屋上の名は「浅草ハレテラス」。スカイツリーを展望できるようにつくられています。しかも舞台のような展望台が置かれていて、そこに上がれば、スカイツリーが下から上まで何物にも遮られずに眺められます。

　下りる時に、エレベーターがあるのに気づきました。それに乗れば銀座線のある地下まで下りられます。

以前に店内で食して美味しかったので、また長命寺の桜もちの店に行きました。すると閉店。月曜は閉店でした。残念。

ここの桜もちは桜の塩漬けの葉っぱにくるまれた白餅に上品なあんが入っていておいしいです。四角い箱に入って出てきました。桜もちを食べたあとのお茶がまたおいしい。これをまた味わおうと思っていましたが、あいにくでした。

ちなみに墨田区郷土資料館も月曜は休館でした。

科学博物館で「人類の旅　グレートジャーニー」展をやっていたので行ってきました。
関野吉晴さんが１０年かけて、南アメリカ南端からアフリカのラエトリ遺跡まで踏破した記録に基づいたものです。（関野さんは、アフリカに発生した人類が、世界に分散していき、モンゴロイドがベーリング海峡を渡り南アメリカまで到達した径路を反対にたどりました。）

原住民の生活感に関する説明がすばらしいです。読んでみて、はっとしました。
○ペルーアマゾンの人たちは狩りで成功しても獲物を渡す時に決して自慢しない、自慢すれば獲物をもらう人は負い目を追うからだそうです。成功者が苦労話をすれば分け前に授かる人は申し訳ないという気持ちになるからでしょう。

○インカの人たちは、多品種のジャガイモ、トマト、トウモロコシを栽培していた。そのほうが自然への適応力が高くなり、飢饉などのリスクが少ないからだそうです。

○物を持っていない人は、同じものをたくさん持っている人に「ぼくは一つも持っていない、あなたはたくさん持っているからぼくにひとつください」という権利がある。そのため、社会がスムーズに維持されているらしい。誰かが物を独占しようとしたら社会の良い関係が壊れてしまうからでしょう。

長命寺の門に「言問幼稚園」とあって、幼稚園バスが出ようとしていた。調度帰る時間でたくさんの園児の送迎で賑やかでした。

中に入ると石碑がたくさんある。芭蕉の句「いざさらば　雪見にころぶ　所まで」もある。

江戸文人たちの狂歌を集めた石碑がありました。写真にとって後でゆっくり見たら

十辺舎一九　辞世
　この世をは　と里や（どりゃ）お暇に　せんこうの煙と伴に　はい左様なら　

雪遊屋富士丸　辞世
　寝て起きて　呑喰ひの業　世苦（よく？）の娑婆　きょう歌極楽　南無阿弥陀仏

なんていうのがありました。裏手土手側に長命寺の桜もちのお店があります。

牛嶋神社は境内のなで牛で有名ですが、また源頼朝崇敬の神社でもあります。

治承４年、源頼朝が大軍率いて隅田川を渡ろうとしたが、引続く豪雨のため川は溢れ無事渡れるか苦慮していた。そこで千葉常胤が牛嶋神社に祈願したところ全軍無事渡ることができたという言い伝えがあります。以後、頼朝の崇拝厚く、社殿建立や社地寄進がなされたとのことです。

牛嶋神社は関東大震災以後に現在の場所に遷ったが、以前は長命寺の近くにありました。

隅田川のたもとにあり、スカイツリーも近くに見える水戸藩下屋敷だった公園です。

明治には水戸の徳川昭武の邸宅小梅邸になり、関東大震災後に公園になったそうです。

復興完成記念に昭和7年4月建てられた「隅田公園入口」の碑が吾妻橋を渡り墨堤に入る道の傍らにありました。

見所
・水戸藩下屋敷跡
・明治天皇の御製歌碑　ここで天皇が明治8年に初めて東京でのお花見をしたそうです。
・堀辰夫旧居跡

向島百花園の藤の花が咲いていました。スカイツリーが藤棚の向こうに見えます。
浅草から七福神めぐりをして百花園まで歩きました。三囲神社―弘福寺―長命寺―白鬚神社―百花園です。
多聞寺は少し遠いのでキャンセル。お正月でないので七福神は開帳されていません。

文人によってつくられた庭園だけに、俳句碑がたくさんある。
東京都の公園　入館料150円
最寄駅は東武線東向島駅　徒歩10分ほど

谷中霊園にある徳川慶喜の墓を訪ねた。
どういうわけか寛永寺の将軍墓所には慶喜の墓がない。
慶喜の正室美賀子夫人の墓も慶喜の墓の右にあった。

慶喜の墓の他に、谷中霊園には、
　「高橋お伝」の墓
　「川上音二郎像」の台座、像は戦時中に軍に供出してない、オッペケペ節で名高い。
　「天王寺五重塔跡」　幸田露伴の「五重塔」のモデル、昭和32年に焼失した
がありました。

桜花爛漫の頃、日暮里駅を降りて御殿坂の右側にある本行寺に立ち寄りました。

長久山本行寺は、月見寺とも云われているのか、門柱に「月見寺」額が架かっています。

境内に「一茶留錫の處」と書かれた句碑がありました。
留錫は、錫杖を留めて滞在したということでしょう。

右の句　刀禰の帆が　寝ても見えるぞ　青田原　　一茶
左の句　菜の花と　しりつゝのむや　つるべから　一瓢

一瓢は、本行寺の日桓上人の俳号だそうです。句の意味いまひとつわかりませんでした。

上野公園内にも摺鉢山古墳という名の古墳がありました。本当に「すりばち」の形です。

1500年ほど前の前方後円墳とのことです。前方部は崩れていてよくわかりませんが、後円部は道路から5mほどのちょっとした小山です。上にはベンチにもなる長石があり、木も繁っていて、ちょっとした休憩によいです。

夏目漱石の「三四郎」にも、精養軒の帰りに、三四郎は与次郎とともに、この擂鉢山（字はこれです）に登っています。「二人は擂鉢山の上で月を見て帰った」のです。

場所は上野の森美術館のそば。都内に残る古墳としては稀少ではないでしょうか。

東京国立博物館の年間パスポートがあるというので、購入しました。１年間4000円です。これで特別展を６回、総合文化展は１年間自由に見られます。特別展は全国の国立博物館でも使えるとのこと。

総合文化展は常設展ですが、ときどき展示内容が変わります。年間パスで円空展を見たあと、総合文化展にまわり、雪舟の秋冬山水図を見ました。よく教科書に載ってるあれです。これは期間限定展示のようでした。黒田清輝の湖畔もあり、これも教科書でよく見かけます。
じっくり見ると短時間では無理です。本館の他に平成館（縄文・弥生・古墳時代）、東洋館もあってとにかく広いです。