TNOさんのクチコミ(2ページ)全279件

輪蔵ともいい、天海僧正版の一切経が回転式の書庫に納められ、その書架の前には、輪蔵の発明者である傅大士（ふだいし）父子の像が安置されているとのことだが、内部は非公開である。重要文化財。建物の前には、多くのの五輪塔が建つ。

最初に木製、次に石製で、現在の銅製ものは１６８６年に造られた３代目とのこと。家康没後は、一度も開かれておらず、この場所で守られている。石の柵越しにこの塔は見ることができ、柵の周りを一周することができる。

黒漆塗りの建物は、重厚感が漂う。この奥社に登ってくるまで、さんざん極彩色の建物に慣らされた目には、かなり質素に見える。しかし、やはり組物や壁に設置されている窓は精緻に造られ、階段の石も一枚岩で、豪勢な造りとなっている。

東照宮の奥社へは、途中に階段のある石畳の道をたどる。この門は、徳川家康の墓所を守っている。この門より中へは入れない。苔むした石垣の上に建ち、前面両脇を同じく銅製の狛犬が固める。門の両脇からは墓所を取り囲む石の柵が接続している。

奥日光の自然に関する情報が展示物や映像によって得られ、日光の歴史など人文系の展示もある。中禅寺湖畔と華厳滝の中間に位置する。奥日光で赤沼から西の湖まで運行されている低公害バスも、この博物館が管理している。

言葉で表しようのない、荘厳さ。神社の本殿は、塀に遮られ、ほとんど見えないこともあるが、こちらは、外観を完全に視界にとらえることができる。拝殿・合の間・本殿のセットは、東照宮と変わらないのに、こちらは寺院だ。様式は違うものの技法は東照宮を受け継いでいるそうだ。

雷門との呼ばれる重要文化財の巨大な門。ちょうど改修工事中であった。正面左右には持国天と広目天、背面左右には風神雷神が安置されている。組み物や高欄は極彩色で繊細。屋根の扁額上は唐破風が付き、凝りに凝っている。

大猷院は、徳川第三代将軍家光の廟所で、その入り口にある門で、重要文化財。金剛力士像が正面左右柵内に安置されている。飾り金具や蟇股の彫刻は、十分豪華だが、日光山内にあっては、地味に見えてしまう。大猷院は、東照宮と比べると、観光客が少なく、修学旅行生もこちらまでは来ないので、静かである。

大猷院奥の院へは、入場できないが、皇嘉門は間近で見ることができる。大規模な建造物の多い日光山内では、この門は小さく見えてしまうが、飾り金具や複雑な極彩色の組物がここでもしっかり見られる。門の形は、一見風変りだが、明朝の様式とのこと。

２つの堂が廊で結ばれることから天秤に例えて担い堂とも呼ばれる。東照宮側にあるのが常行堂、もう一つが法華堂で、一見大差ないように見えるが、常光堂は和様、法華堂は唐様で、建築の勉強にはもってこいの場所とのこと。こちらも重要文化財。拝観無料。

大型の建築物の多い輪王寺の中では、小ぶりの建物だが、弁柄漆塗りの美しい建物。鎌倉時代のもので、重要文化財に指定されている。通常非公開だが、不動明王と千手観音が安置されている。三仏堂を拝観した後、裏手の階段を登る。左手に抜けると日光東照宮方面へアクセスできる。

造園の名手小堀遠州作と伝わる庭園。宝物館に隣接し、入場料は宝物館とセットになっている。広い池の周囲に茶室や石塔などを配した回遊式庭園で、紅葉の時期は特に美しい。池の周りに歩道が設けられていて、１周できる。

７６６年に初めて日光の地を訪れ、男体山に登り、その後中禅寺を開いたとされる。銅像の表情は、いかにも堅牢な意志の持主のように見受けられる。この銅像の礎石がまた、ばかでかい。参道を登ると、最初に観光客を出迎えてくれる。

湖畔には、遊歩道があり、華厳の滝方面や立木観音までも、そう遠くない。貸ボート屋が並んでいる。遊覧船乗り場からは、立木観音や西部へ行くことができる。ホテルや旅館では、湯元温泉から引き湯をしており、中禅寺温泉と名乗っている。野生の猿は、ポリ袋を持っていると強引にひったくるので、気を付けた方がよい。

男体山噴火による溶岩で堰き止められた湖で、標高約１３００ｍ近くのリゾート地。遊覧船が就航し各地を結んでいる。西側には、初夏に咲くクリンソウの群生地や西湖があり、遊覧船に加え赤沼からのシャトルバスや徒歩でアクセスできる。

首里城跡を除いた４つの世界遺産の城跡の中では、最もみごたえがある。アーチ状の石の門や太平洋を見渡す一の郭、数多く残る御嶽が次々と現れ、興味深かった。すぐ近くにある護佐丸の墓も合わせて訪れるとよいでしょう。

斎場御嶽へ向かう際に、道の駅駐車場が満車の際に更に海岸側にある知念岬公園の駐車場に案内される。この知念岬は、久高島を望み、捨てがたい展望スポットである。北側には、珊瑚礁の海岸が広がり、干潮時には面白い景観が出現する。岬の先端にはあずまやがある。

関東平野の北部からなら、どこからでも姿を認めることのできる高峰で、日光二荒山神社の神域。かつては、女人禁制であった。中禅寺湖畔の日光二荒山神社中宮祠から登山道が続く。日帰り登山にちょうどよい。女峰山方面へ縦走して、日光市街方面や霧降高原までの縦走もできる。

ほとんど平坦な整備されたハイキングコースが続いている。木道も多く、幅の広い歩きやすい道だ。修学旅行生の団体も多く、渋滞することもある。ツキノワグマの出没する地域なので、事前に情報を仕入れてから歩くことをお勧めする。

中禅寺湖畔から湯ノ湖に向かって坂を登り切った場所にある。広い駐車場の脇に建っており、周辺の自然に関する情報を展示している。戦場ヶ原はクマの出没地域であるが、ハイカーはここでクマ情報を事前に仕入れておきたい。