さいたまさんのクチコミ(22ページ)全2,813件

勝海舟関連の跡地は、多数ありますが、勝安房邸跡は、赤坂の氷川小学校の跡地にあります。
勝安房邸跡には、石碑、勝海舟と坂本龍馬の像があります。その他、解説板も置かれています。
勝安房邸の跡には、大きなイチョウの木が生えています。
勝安房邸跡の西側約３００ｍの場所に、勝海舟邸跡の史跡もありますので、間違い易いです。特段の注意が必要です。
勝海舟と坂本龍馬の銅像は、目につき易い敷地の角に置かれていますので、判り易いと思われます。
銅像の背後には、勝安房邸阯との表示がある石碑があります。「阯」という字で、跡、址の
字とは異なります。「阯」という字には、何か意味があるようで、調べましたが、残念ながら判りませんでした。
歴史とは、奥が深いと感じた次第です。
大イチョウは、高い樹で、遠くから見え、良い目印になります。

大倉集古館は、大倉財閥が創設した美術館で、虎ノ門の高台にあり、霊南坂の頂上付近にあります。
現在は、新装なったホテルのザ大倉の敷地の角にあります。
中国風の建物に感じられ、大倉財閥の考え方が、独特であるとの印象を感じます。
展示の内容には、種々の企画がありますので、事前に確認しておくことが必要でしょう。
ザ大倉自体の利用客も多くなく、静かな環境にありますので、ゆっくりできるでしょう。
大倉集古館の西側は、米国大使館や大使公邸があり、警備が厳重ですので、注意が必要でしょう。霊南坂には、近寄らな方が、気持ち的にすっきりしますので、東側の江戸見坂方向から進み、大倉集古館の東側の入口に直接入られるのが良いかもしれません。
静かな環境を楽しむことができます。

霊山観音赤坂別院は、六本木通りから北側に入った場所にありますが、入口が判りにくいです。
霊山観音の本山は、京都にありますが、赤坂に別院があります。霊山観音赤坂別院と呼ばれています。
霊山観音赤坂別院に行くには、六本木通りから入っていくのですが、入口がとても判りにくいです。薬屋さんの先に、表示がありますが、小さいので注意が必要です。
狭い路地に入って、約１００ｍほど進むと、右側に、さらに狭い路地があり、その路地の一番奥に、赤坂別院があります。とても判りにくいです。特段の注意が必要です。
霊山観音赤坂別院は、水子供養のための評価が高いのですが、それの案内は、見当たりませんので、供養がご希望の場合は、事前の連絡をしておくことをお勧めします。
しかも、道順を聞いておくことが需要でしょう。

キューポ・ラ広場は、市民相互の交流及び中心市街地の活性化を図るための川口市の施設です。
ＪＲ川口駅に隣接している広場で、各種のイベントに活用されるとともに、ベンチ等を利用した市民の憩いの場でもあります。
キューポ・ラ広場の名称は、川口の主要産業である鋳物産業に使用されるキューポラに因んでいます。広場には、キューポラの模型、労働の様子や構造等を紹介する像や解説板が置かれています。
中でも、働く歓びの像は、鋳物産業に従事する若者の真摯な姿のすばらしさを表現しもので、過酷な環境の下での労働の尊さを教えてくれます。見る人の胸をうつものがあり、多くの共感を呼んでいるようです。
広い広場を活用して、各種のイベントや市民活動が盛んにおこなわれています。
市民参加の行事が多くなることを期待されています。

戸田市の光明寺は、戸田あいパル交流センターの斜め向かいです。旧戸田城の跡地になります。
戸田と蕨は、深いつながりがあったようで、戸田の光明寺は、蕨の三学院の末寺だったとのことです。
戸田城は、後に、蕨城に改修されたましたが、もともとの城だったそうです。
戸田城の館の一部も、現在の光明寺の敷地内で、発見されています。
このため、光明寺の敷地内に、戸田城があったとされ、遺跡として認定されています。
現在も、土塁や薬研堀の一部が残っています。
戸田城の館一部が、戸田の海禅寺にも移されていたようです。
地図を見ると、戸田城跡の表示が、光明寺の敷地の西側にあります。
現在の光明寺は、浄土真言宗の智山派の寺院となっていて、山号を大悲山、院号を遍照院と号しています。
光明寺の敷地は、広くはなく、かえって手狭の感じがします。栄枯盛衰の現れなのかもしれません。

明治維新の前後で活躍した林鶴梁の墓が、赤坂の澄泉寺にあります。幕臣でしたが、多くの影響を与えました。
林鶴梁は、旗本でしたが、御箪笥組の下級役人で、藤田東湖に師事し、勉学に励み、抜擢されたそうです。
いろいろな地において代官等をつとめ実績を上げ、有力藩の藩主との交流を通じ、また学問の場を通じて、明治維新に活躍した人物との交流を深めました。
明治維新の推進に、間接的な貢献をしたものと考えられます。
林鶴梁の文献や日記は、当時の思想の基盤とされるととともに、明治維新の前後を通ずる世情の研究に大きな影響を及ぼしています。
幕臣としての役割に鑑み、維新政府の活動には、参画しなかったようですが、澄泉寺の一角で、日本の発展を見守っているのでしょう。
明治維新の実質的な立役者かもしれません。

アメリカ大使館は、１８９０年、東京市築地の明石町から移転してきて以来、赤坂１丁目にあります。
７年前、この大使館を訪れた際にも、感じましたが、過剰とも思えるような警備の厳しさです。
他の大使館を廻ってみましたが、米国大使館ほど警備が厳しい大使館はありません。
港区には、多数の大使館がありますが、警察が警備を担当していない大使館がほとんどです。今まで海外の日本大使館を。何回も訪れたことがありますが、現地警察に警備を依存している場合は、少ないです。
今回、寺院や大倉ホテルを訪れ、米国大使館の周辺の公道上を、歩きましたが、警察官がぴったりついて、離れずに、警戒していました。いろんな形が想定されるので、解らないわけではありませんが、困惑します。
対応する警察官の方が、いやになるのではないでしょうか。

浄土真宗の澄泉寺は、赤坂の米国大使館の西側にあります。真宗高田派の統制役の触頭の一つでした。
触頭（ふれがしら）とは、江戸時代に江戸幕府や藩の寺社奉行の下で各宗派ごとに任命された特定の寺院のことで、幕藩体制における寺院・僧侶統制の一端を担っていた寺院です。
本山及びその他寺院との上申下達などの連絡を行い、地域内の寺院の統制を行う役割でした。
澄泉寺の塔頭に、常國寺、正福寺、林誓寺がありましたが、現在は、おのおの独立し、独自のお寺となっています。
近くには、多くの仏教寺院やプロテスタント派の霊南坂教会があります。
今回、霊南坂教会や澄泉寺、陽泉寺を訪れ、キリスト教や仏教寺院に係る多くのことを学びました。大変、勉強になりました。
宗教関係のことは、奥が深いです。

臨済宗の海善寺は、中央通りと市役所通りの交点の角にある、場所的に判り易いお寺です。
海善寺の創設は、１３００年前期で、７００年近い歴史を有しています。
現在の海善寺の本堂や鐘楼は、いつの時点で建てられたかは、定かではありませんが、いずれも、長い歴史を物語っています。
中央通り側の山門の前には、鎖が張られていて、車は入れません。車の場合、東側の市役所通りの入口を利用することになります。
海善寺の本堂は、寺院としての共通的な形態となっていて、格調高い建物の感じがします。また鐘楼も、高い位置に設置されて鐘の音が、遠くまで響くような構造になっています。
如意輪観音を安置している観音堂については、しっかりとした確認ができていないため、後日の再訪が必要になっています。
長い歴史は、連綿として続いていて、学びの道は、未だ遠しとの感じです。

戸田市の観音寺の中央通りに面した入口は、とても判りにくいです。東側の入口を利用すべきです。
観音寺という寺号のお寺は、戸田市ばかりでなく、川口市にもあります。
川口市の観音寺は、山号の薬王山と院号の最勝院を使っているため、混同は避けられています。
戸田市の観音寺は、南北に長い参道を有しています。その参道の南端は、戸田の中央通りに面していますが、とても狭く、通常は、利用されていないようです。車も入れません。
このためか、東側の入口には、広い駐車場が準備されています。
山門は、駐車場の傍にあります。
戸田の観音寺の境内には、駐車場の傍に、立派な池や庭園があり、きっとびっくりするでしょう。
同じく境内の中は、豊かな緑の樹々に囲まれ、端正な山紫水明の極致とも思える環境です。
現世の極楽とまではいきませんが、素晴らしい環境です。

戸田の妙顕寺は、日蓮宗のお寺で、戸田市の中央通りに面しています。山門が、二つもあります。
中央通りから、北の方向に、参道が伸びていて、本堂との間に、二の山門があります。
山門が複数ある寺院は、あまり多くはありません。
妙顕寺の参道は、長く、北側にまっすぐ伸びていて、整然とした感じがします。
また、周囲の芝生や植生は、きれいに手入れがされていて、清潔感にあふれる気持ちがします。
本堂の北東側には、墓地地域があり、こちらも清掃等が、きちんとされている点は、変わりがありません。
敷地が広いこともあり、日々の手入れが大変ではないかと、推し量るところです。
妙顕寺の日ごろの努力ばかりでなく、檀家の皆さんの支援もあるのでしょう、大きな寺院の施設管理の大変さを感じます。

霊南坂は、江戸時代に在った霊南庵という庵の名称に因んで霊南坂と呼ばれるようになったとのことです。
江戸時代初期に創立された東禅寺の庵が、この地の坂にあり、開祖の嶺南和尚の名前がついていました。いつの日か、霊南坂として広まったようです。
国会図書館に保存されている江戸切絵図には、霊南坂が、「㚑」南坂と記されていますが、「㚑」は、霊と同じだそうです。
現在、霊南坂の西側には、米国大使館が移転してきています。
警察の警備が厳しく、霊南坂の大使館よりの西側の歩道は、通行が制限されています。
歩道は、公道の一部なので通行自由なのですが、警察は危ないと称して、西側の歩道の通行を制限しています。
霊南坂の解説標識の写真を撮るだけでも、警察官に規制されます。
観光目的でも、不審者扱いにされますので、心してかかる必要があります。

陽泉寺は、江戸時代の明暦年間に創建された歴史の古いお寺です。曹洞宗の寺院です。
江戸時代の江戸切絵図が国会図書館に保存されていますが、その江戸切絵図には、陽泉寺と隣接する澄泉寺が記載されています。
その他、周囲の汐見坂、榎坂も、確認できます。
現在は、米国大使館が移転してきて、周囲の環境が、大きく変化してきています。
マンションやキリスト教会、そしてホテル等が建設され、近代化の波に洗われそうになっています。
その近代化の流れ中にも、陽泉寺の周囲には、澄泉寺の他、正福寺、林誓寺、常国寺等の寺院及び史跡が残されています。
陽泉寺の前には、警察の立哨所が、設けられていて、警備の厳重さが図り知れます。
米国大使館の警備の一環でしょう。
良いのか悪いのか判りませんが。

霊南坂教会は、米国大使館の南側にあります。茶褐色のレンガ造りの建物で、重厚感があります。
在日米国大使公邸が、霊南坂の頂上付近にあります。その大使公邸の南側の道を挟んだ向かいが、霊南坂教会です。
教会の壁には、日本キリスト教団という文字があります。
よく理解していないので、間違えていたら申し訳ないと思いますが、キリスト教の宗派には、新教と旧教があり、それぞれ約４０～５０万人の信者がおられるようです。キリスト教団の方々は、約１０万人おられて、大勢力のようです。
霊南坂教会に来られていた人たちは、大変熱心な方たちが多く、真剣な面持ちでお話し合いをしていました。それぞれまじめな方々が多いような感じを受けました。
皮肉なことに、教会の道を挟んで、向かいには、日本古来の寺院がありました。

南北に走る新榎坂は、米国大使館の西側の坂です。米国大使館周辺には、榎坂もあります。
米国大使館は、広い敷地を有していて、四方を坂と寺院で囲まれています。
霊南坂も、その一つです。
新榎坂も閑静な環境の中、緩やかな勾配で、南北に延びています。
新榎坂の中間付近には、桜坂が合流する場所があり、いずれも、桜の樹をはじめとする緑の樹々が、坂を覆っていて、素晴らしい環境を形成しています。
新榎坂の標識は、一般的な木製の標識柱ではなく、近代的な感じのするスマートな標識となっています。
「新」榎坂の名称にふさわししい、新たなる感覚の標識です。
他の坂には、見られない斬新的な感覚です。
旧来の標識柱の方が、坂の経緯を解説してくれ、そして歴史を感じさせてくれるとの声もありますが、新榎坂の標識は、新たな息吹であることには、間違いありません。

桜坂は、米国大使館の西側の坂です。桜坂の沿って各国の大使館が数多くある閑静な坂です。
今回、桜坂を訪れ、びっくりしたのは、大使館が多いことです。米国大使館の他にも、関係する大使館が入居している標識を目にしました。
全体的に、警備もしっかりしていますし、みどりのきぎか生繁っている環境は、素晴らしいものがあります。
この付近には、他の坂も多く、高台を含めて、交通量はやや多いかもしれません。
しかしながら、落ち着いた環境と豊かな緑の空気の良さは、他に代えがたいものがあります。
近傍には、一流ホテルがあり、格調の高さを誇っているのかもしれません。
何度も訪れていますが、訪れるたびに、静かな環境と格調高き雰囲気を感じさせてくれます。
今後も、訪れることになるでしょう。

コマツビル地下商店街に行くには、地下鉄溜池山王駅を利用すると簡単に行けます。
コマツビルは、溜池交差点の南側にありますので、判り易いです。
コマツビルには、地上の店舗も多数ありますし、地下商店街にも、いろいろな店舗が入っています。
友人がコマツビルに勤務していた関係で、何度か訪れ、食事や買い物等をしましたが、店舗のスタッフが親切だったことを印象深く覚えています。
今回訪れた時期は、日曜日ですので、営業していない店舗もありました。営業していない店舗は、朝早い時間帯だったのかもしれません。
営業日と営業時間を確認しておくと、安心かもしれません。
メニューに書かれていたモーニングセットのサービス時間は、９時からでしたので、コロナの影響かもしれません。
営業時間の確認は、他の店舗でも同じでしょう。

善学寺は、浄土宗のお寺で、六本木交差点の東側のなだれ坂沿いにあります。本堂の屋根は特徴的です。
善学寺の山号及び院号は、法性山常住院と号するようです。
善学寺の創立は、江戸時代で、寛永３年(１６２６年)に、創建されたとのことです。
古い歴史が残っています。
善学寺の境内は、広くゆったりとした感じで、落ち着いた雰囲気に包まれています。
本堂の屋根は、丸くなっていて、一般的な入母屋造りとは異なり、特徴的です。
一般的に、格調を重視し、上部を切妻、下部を寄棟にする入母屋造りではなく、水平の横張の上に円形の屋根が見えていて、築地の本願寺を思わせる部分があります。
独特の感じがします。
白色の壁と黒色の屋根が対比されていて、鮮やかな感じがする反面、日本だけでなく、中国でも見られる複雑性が見えません。
珍しい形です。

寄席坂は、坂の途中に寄席があったことから寄席坂と呼ばれたそうです。六本木通りに通じています。
寄席坂の北側の寄席は、大正から昭和にかけてあったそうです。現在は、ありません。
寄席坂は、六本木通りから、高台にかけて登って行くような形になっています。
まっすぐな坂ではなく、途中、３回にわたり屈曲部あります。坂の幅は、広くなく、小型車が、１台やっと通ることができる程度で、大型車は通ることができないでしょう。
高台に住んでいる人たちが、生活のため通行するだけの坂でしょう。
住宅があるため、住宅の敷地を避け、坂道が造られたため、坂が直角に屈曲したまま、残っているのでしょう。
寄席坂と呼ばれる名前からも想像できますが、生活臭が強く感じられる坂です。

７年ぶりに、六本木のなだれ坂を訪れました。再開発により、周辺の住環境が変化しています。
周辺には、再開発の波が押し寄せている区域もあります。
六本木プリンスホテルがあった場所には、住友不動産の複合商業ビルができ、テレビ局の本社部門が入居する等の変化が見られます。
そのような環境の変化の中で、なだれ坂は、江戸時代から、大きな変化はありませんが、
名称は、いろいろな名称が、存在します。
それらの中で、「長垂れ坂」が多く使用されていたようですが、「雪崩坂」、「市兵衛坂」などもあったそうです。
現在は、「なだれ坂」というひら仮名が使われています。
ややこしい感じがします。
名称が変わるということは、名前だけの変化にとどまらず、連綿として続く歴史まで、消え去ることを意味しますので、注意が必要です。