謎の人さんのクチコミ(49ページ)全1,156件

金箔できらきらしている金閣もよいですが、いかにも禅宗を感じられる銀閣もいいよね、と眺めながら思いました。ただ、周りの反応を聞いていると、「銀を張っていないんだあ」、「応仁の乱の影響かなあ」という声も聞こえてきました。教科書にもある有名なスポットですし、ぜひ見るべきものかなと思います。

京都観光の華、東山文化の象徴銀閣寺。外国人も含め観光客がいっぱいでした。何があろうと、京都に来てここをとばすのは難しいです。政治経済が乱れ、民が苦しんでいるのに、将軍権力を文化に注ぎ込んで平気だった足利義政、でも、美的感覚は優れていたのは否定できないですね、この美しい情景を見ると。

仁和寺御殿の一番奥黒書院の先にあります。階段は結構滑りやすくて気を付けたほうがいいと思います。薬師如来坐像をお祭するために建てられた明治時代の建物で、額の字は、毀誉褒貶盛んな（というか「毀」と「貶」ばかりの）近衛文麿首相首相のものだそうです。

思ったより人込みでなくて驚きました。逆に言うととてもゆっくり観賞できました。確かに建物は明治のもので、襖絵は昭和初期のものなので、京都の間隔で言うと古いものとはいえないのでしょうが、建物や装飾も、また、ここから眺める庭園の景色も素晴らしいものでした。

仁和寺の門跡（ほとんどは皇族だったよし）のお住まいであった建物で白っぽいのが白書院です。松の襖絵がとても印象的でした。なんでも、福永晴帆という明治時代の日本画家の作品だそうです。建物を散策しながら鑑賞できて幸せでした。

仁和寺御殿には２種類の庭園があります。抽象的な石庭と山川を模したものと。どちらも美しく、対照的で魅力的です。御殿の建物や襖絵等の装飾品を味わい、続いて庭園を眺めるととても豊かな気持ちになりました。皇室出身者などの門席もこういった情景を楽しんだんだな、とか思うと趣深いです。

松島へ来てここ瑞巌寺を訪れない人はあまりいないでしょうが、私も必見の場所だと思います。あちこち修繕中ですし、外側は地味ですが、本堂内部の絢爛豪華さには圧倒されました。さすがは、伊達６２万石です。数々の襖絵、見事な彫刻、写真は禁止ですので、ぜひ自分の目でご覧になってください。

紅色の福浦橋を渡って島に入ります。全体が自然公園になっていて、歩道も整備されており、気持ちよく散歩できます。あずまややら何やら見るものもそれなりにありますが、何よりも、もちろん、ところどころに見える松島の海や島々が一番のごちそうです。時間がなく、終点の見晴らし台に行けなかったのが、残念！

松島の象徴の一つの重要文化財です。松島観光の中心地というか便利な場所にもありますので、必見だと思います。橋を渡っていくのですが、その橋そのものも文化財らしく、なかなか風流なものでした。あ、もちろん、ここからの松島湾の風景も素晴らしいです。

兼好法師が近所に住み、お寺やそのお坊さんのことを徒然草にたびたび書いているのが、この仁和寺で。天皇家とも関係の深いお寺です。京都御所の清涼殿や紫宸殿のオリジナルが移築されていたり優美な五重塔があったり、時間をたっぷり使えます。金閣などほかのすぽっとにも近いし、お勧めです。いったい重要文化財がいくつあるんだろう？

仁和寺金堂の少し左手に小さなかやぶきのお堂があります。何でもこの建物は江戸時代初期に京都御所の清涼殿の建物の一部だったそうで、それを移築し弘法大師像のお住まいにしたものだそうです。これまた重要文化財です。

残念ながら中は見られませんが、それでも、京都御所の儀式の場紫宸殿のオリジナルが江戸時代初期に移築され、きちんと保存されていることには驚嘆させられます。こういう形で文字通り国の宝である国宝を観賞することができ、歴史を感じました。

江戸時代中期寛永年間に作られた建物を見ることができます。禅宗様式で作られているそうで、そう聞くと澄んだ凛とした雰囲気が感じられるような気がします。内部には、経蔵ですからもちろん大事なお経と、それから仏様が幾体も収められているそうですが、残念ながら見ることはできません。

明治政府が廃仏毀釈というとっても反歴史的な政策を実施しましたが、神宮寺やお寺の中にあるこうした神社を見ると神仏習合が日本の文化史の大事な一部だったのがわかる気がします。もっとも、この神社自体９つの神社をひとまとめに祭るというのもなかなか豪快です。ここも重要文化財です。

二王門、中門をくぐると、右手に五重塔があります。重要文化財なだけあって、とても優美なお姿です。中に入ったり、ましてや登ったりすることはできませんが、少し離れたところからその形を味わい、近づいて細かい彫刻を見ると楽しかったです。４００年以上も昔のものなのに、歴史は感じても古いという気がしません。

仁和寺の入口二王門を入って少し歩くともう一つ門があります。二王門と比べると大分小さな門ですが、これも重要文化財で、金堂への道に続いています。近頃よく言われるオリジナルの色の話から言うと、このくすんだ紅色はもともと何色だったのかな？とちょっと考えました。

兼好法師の徒然草にも出てくる仁和寺の正面玄関にある門です。京都でもっとも有名な３つの門のうちの一つらしいですが、それもなるほどと思われるくらい立派で大きな門でした。左右にある仁王さまもいかめしく、かつ厳かでよいものです。

高幡不動の境内、五重塔の手前に立っています。新選組副長の像とお不動様に何の関係があるのかはよくわからないような気もしますが、少なくとも日野市の英雄には違いがないので、観光名所の特等席に位置を占めるのが当然なのかもしれません。宝物館にも写真やらお手紙やらの資料が仏様と並んで展示されていました。

さすが天下の高幡不動の玄関、と思わず言いたくなるくらい立派な門です。国の重要文化財なのももっともだな、と思います。門そのものも、大きさや、装飾、左右の仁王像等観賞にふさわしいですが、五重塔を仁王門越しに眺めるのもなかなかいい情景です。

京王本線高幡不動駅からすぐというとても便利なところにこの寺院はあります。有名な汗かき不動様の院内参拝と宝物館セットは３００円でしたがとても見ごたえがありました。土方歳三の像や五重塔もあり、季節が７月だったのであじさいまで観賞することができました。