中国の風景さんのクチコミ(42ページ)全2,038件

山の上から湧いている天然温泉が下の平原に流れ込む間に冷却され、含んでいる炭酸カルシュウムを残し、まるで水の流れのような形をしている石灰の台地が作られました。この温泉が、動脈硬化、カルシュウム不足、皮膚病などさまざまな病気に効くと言われています。美容にも良いとされ多くの女性からも人気の温泉です。ヨーロッパの温泉への考え方が違います。日本は宴会を思い浮かべますが、こちらでは温泉療法でドイツなどは健康保険が使えると聞きました。日本は裸ですがこちらは水着（水着なので混浴）です。

石灰棚の隣にはヘレニズム時代から出来ているヒエラポリスの町跡が残っています。ヒエラポリスはシルクロードの隊商ルートで紀元前200年頃起きて、紀元前17年の第地震で廃墟と化し、2～3世紀ローマ都市として復活した。その後1354年の大地震で廃墟となりました。この中で劇場は近年イタリア調査団の手で修復されこの小アジア一帯では１番原型を留めている建物として有名です。

今夜はバムッカレの温泉ホテルのコロッセアサーマルホテルです。昼間石灰棚を見てこの地方には温泉が沢山有るのが解りました。今日のホテルにも温泉が着いてます。日本の温泉と違って水着が必要です。持ってなければ水着の販売もしています。ヘヤーキャップも必要です。部屋のシャワーキャップではダメとガイドさんが言ってました。水着を着ていますので男女混浴です。ヨーロッパでは温泉は病気の療養施設です。日本の宴会向きではありません。コロッセアサーマルホテルは夜９時半からベリーダンスショウがあります。料金は１ドリンクでビールなら１５ＴＬ（６００円）です。ツアーの日程にイスタンブールのディナーショウでベリーダンスがありますが話の種に見に行きました。

ハドリアヌス神殿の説明パネル。オウディオガイド、１７番
クレテス通りの完全に修復された最も美しい建築物である。神殿の名となった皇帝ハドリアヌスはエフェスを２,３度訪れた。１３８年に完成した神殿は、文献によればクインティリウスが建造し、皇帝に献上した物である。門の上にあるティンパヌンにはメドゥーサに似た女神の胸像がある。（現地で購入の日本語ガイドブックより）

三角の形をした物は勝利女神ニケのレリーフ。胸の膨らみを触って行く人が多く、汚れていたそうですが、今は綺麗になっています。片手に花輪を、もう片方の手には枝を持った姿です。ニケはＮＩＫＩは英語読みでナイキと発音し、スポーツブランドに成りました。
ロゴマークはこの三角形から取りました。

説明パネル、見ても解らない。クレットレル通り、オウディオガイド、１３番。
クレテス通りはドミティアン広場からケルスス図書館まで続いている。この都市の中央大通りです。クレテスは僧侶の階級の名前で毎年春の儀式の出発点でした。通りに円柱の柱を建て彫像で飾った。この通りに自分の彫像を飾る事は名誉な事でした。
（現地で購入の日本語ガイドブックより）

イズミールにあるエフェス遺跡はトルコ最大の遺跡、紀元前１２世紀に建設された都市国家跡で、イオニア地方に位置しています。最盛期をローマ帝国時代に迎え、小アジア属州の首都でもあった。図書館、大理石通り、神殿、音楽堂、円形劇場は見事です。１番の見所は図書館、エジプトから紙の原料が入らなくなった時に羊皮紙を開発して多くの蔵書を残しました。保管の為に、二重の壁構造になっています。大劇場は原型を留めています。さすがに大劇場は発掘した考古学者も自国へ持って帰れなかったのでしょう。アルテミス神殿周辺が土砂の堆積に寄り港が埋まり、国家として役に建たなくなった為、湾岸のあるこの地に都市を造りました。
エフェス遺跡の見所
出口にある土産物屋で日本語のガイドブックを買いました。５ユーロ
ネットツーリスト出版　電話（＋90.232）244 86 44
前もって買って勉強して置けば良かったが後付で我慢します。
１、入口　２、水の宮殿　３、国営アゴラ　４、ヴァリウスハマム（公衆浴場）５、バシリカ　６、小劇場（オデオン）７、プリタネイオン　（コンサートのビル）　８、ドミティアン神殿、９、メムミィウス記念碑、１０、ヘラクレスの門、１１、クレットレル通り、１２、トライアン　チェシメ（給水場）、１３、急斜面の邸宅群、１４、ハドリアヌス神殿、１５、スコラスティカ　ハマム（公衆浴場）、１６、公衆トイレ、１７、娼館、１８、マゼウスーミフリダテス門、１９、セルスス図書館、２０、大理石通り、２１、商業アゴラ、２２、大劇場、２３、劇場ギムナシウム、２４、港通り、２５、港ハマム、（公衆浴場）、２６、聖母マリア教会、２７、スタジアム通り、２８、スタジアム、２９、出入り口。皆様は先に入り口で購入し、ガイドブック片手に見て廻る事をお勧めいたします。

イズミルから南下しクサダシの手前に有るのがアルテミス神殿です。眺めるだけで終わりです。手前がアルテミス神殿の出土品、後ろ左がイーサベイモスク、後ろ右は聖ヨハネ教会、丘の上はアヤスルック城塞です。ここは四つの遺跡がひと目で見れる撮影ポイントです。イスラム教とキリスト教が仲良く並んでいます。アルテミス神殿は紀元前7世紀から紀元3世紀にかけてエフェソスに存在した、アルテミスを奉った総大理石の神殿でした。大英博物館の考古学探検隊が1863年から７年にわたりエフェソスの発掘を続け、1869年12月についに深さ４m半の泥の中から神殿跡を発見したと書いてあります。発掘された物は発掘した考古学探検隊が持って帰り大英博物館に所蔵されています。現在は残骸が残っているのみです。

イリオスのトロイ遺跡からエーゲ海に沿って南下、２３０ｋｍでベルガマです。ペルガモンは、紀元前３世紀半ばから２世紀にアッタロス朝の都として繁栄したヘレニズム時代の都市であります。ペルガマのアクロポリス遺跡は標高335メートルの丘の上にあり、一群の建造物で構成されています。山頂に宮殿、トラヤヌス神殿（ローマ時代のもの）、アテーナー神殿、劇場、ゼウスの大祭壇、アゴラ、図書館、武器庫の遺跡があります。出土品の大半はドイツベルリンのペルガモン博物館の内部に復原・展示されており、往時の雄姿を再現しています。結果的にはドイツに持って行かれてしっかり保管されたので良かったかもしれません。アクロポリス遺跡には白い大理石の円柱が復原されています。さすがドイツも大きな野外劇場は持って行けなかったので現場に残っています。アッタロス朝では本の作成が盛んで、紙の材料のパピルスをエジプトから輸入していたが、エジプトがパピルスを輸出禁止にした為、羊皮紙を開発した。0.4ｍｍの薄さで、丈夫です。現在は洋服生地に活用し、軽くて丈夫な点を活かしています。布地の洋服より高価です。

ダーダネルス海峡のアジア側の街、チャナッカレの南２０?にあるイリオスのトロイ遺跡に行きました。トロイの木馬で有名な場所です。子供の頃読んだ本で史実かと思ったらギリシャ神話であり歴史実話では有りませんでした。広場に造られたトロイの木馬がありましたがなんかダサイ木馬です。映画『トロイ』に登場した木馬は現在はイーリオスに近いチャナッカレ（トルコ）市内にに展示されている。此方の方が木馬らしいし、カッコいいです。トロイ遺跡を発掘したのは考古学者で無く一般人のシュリーマンで私財を投げ打って発掘して遺跡を発見しました。その後考古学者が年代を調べた所、年代が違ったようです。この場所は９層の時代の遺跡が埋まっていました。考古学的な価値が認められ世界遺産に認定されました。

ダーダネルス海峡のアジア側の街、チャナッカレのコリンホテルに宿泊しました。チャナッカレは昔から軍事上の要衝であり、チャナッカレのカレは城を意味するアラビア語起源の言葉で、付近にはチャナッカレの地名のもとになった有名な城塞群があります。コリンホテルで夕食も朝食もバイキングです。つい目が欲しがるので多く取ってしまいます。特にスイーツの種類が多いが甘い物は控えて居るので写真のみ撮るだけにしました。ホテル前の路を挟んでスーパーがあり夜遅くまで営業しているのでトルコのスーパーの見学に行きました。明日は南へ２０ｋｍのトロイ遺跡の観光に行きます。

エディルネの観光が終わると次の観光地へ向かうべく南下してチャナッカレを目指します。リゾートで有名なエーゲ海を左に見ながら２００ｋｍの路を進みます。ガリボリ半島を南下しダーダネル海峡をフェリーで横断すると今日の宿泊地チャナッカレに到着します。チャナッカレのカレは城を意味するアラビア語起源の言葉で、付近にはチャナッカレの地名のもとになった有名な城塞群があります。ヨーロッパ側はガリポリ半島で、軍事上の要衝であるガリポリの町がありフェリー乗場の脇の公園には第一次世界大戦中の1915年、オスマン帝国の首都攻撃を目指すイギリス、フランスら連合国によってダーダネルス海峡進攻作戦が行なわれたが、ガリポリ半島を戦場として行なわれた上陸作戦はムスタファ・ケマル率いるオスマン軍の猛烈な抵抗にあい、多大な犠牲者を出して失敗に終ったガリポリの戦いのジオラマがあります。ガリポリの戦いの時にイギリスは自国の兵隊を使わず、植民地（インド、オーストラリアなど）から兵隊を集め戦わせました。多大な犠牲者を出したと有りますが植民地の兵隊でした。中でもイスラム教徒の兵隊は同じ宗教のトルコ兵との戦いを拒むと全員虐殺したそうです。この話をイギリスは隠してしまったようです。

世界遺産エディルネはイスタンブールから西へ高速道路を２３０ｋｍ、約３時間の所にあります。すぐギリシャ国境でヨーロッパからの玄関口でもあります。エディルネはマケドニアからローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国の首都でしたので歴史的な建築物が多く残っています。セリミエモスクはオスマン帝国時代に建設されたモスクの1つです。建築家ミマール・シナンが1568年から1574年に建設しました。ミマール・シナンが建てた建築物の中で最高傑作と言われています。モスクを中心にしてキュッリイェ（病院、学校、図書館、浴場などの集まった複合施設）や計時係の部屋、市場などがありました。バザールは日本の寺の門前市でバザールから得た利益でモスクの運営に供しました。昔は生活用品を主に扱っておりましたが今は土産物中心に成って来ました。セリミエバザールは半々でした。

世界遺産エディルネはイスタンブールから西へ高速道路を２３０ｋｍ、約３時間の所にあります。すぐギリシャ国境でヨーロッパからの玄関口でもあります。エディルネはマケドニアからローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国の首都でしたので歴史的な建築物が多く残っています。セリミエモスクはオスマン帝国時代に建設されたモスクの1つです。建築家ミマール・シナンが1568年から1574年に建設しました。ミマール・シナンが建てた建築物の中で最高傑作と言われています。シナンはこのモスクで、８本の柱を八角形に配置し、ドームを支えるシステムを考え出しました。部屋の四隅にはその柱と柱を結ぶアーチを配し、そこに半ドームがあり、アーチの組み合わせで大ドーム（球形で直径31.25m）を支える工法を考えました。1913年にブルガリアがエディルネに攻めて来た時、このモスクのドームにブルガリア軍の砲弾が当りましたがビクともしなかったそうです。ミナッレトの数はブルーモスクの６本に次ぐ４本を持っています。

成田からエコノミーで１２時間の飛行時間は疲れます。最初の宿泊はトルコ到着のイスタンブール、空港近くのＷＯＷイスタンブールホテルに宿泊、周りに何もないそうです。疲れていますので早く眠りたい。６時間時差があるので現地１９：００は日本では深夜１時
です。モーニングコール６：００、朝食６：３０から、出発７：３０でエディルネへ向かいます。電圧の違い、コンセントの違いは解っていて準備をしましたが凹みの穴の形状が合いませんでした。フロントでアダプターを借りて、ついでに今後の事を考えてプリーズギブミーなんて言って貰ってしまいました。朝食はバイキング、トルコは日本の倍の面積を持ち、耕作面積は６倍の農業国で野菜、穀物果物は豊富です、主食はパンでパスタ、ピザなど、米もあるが美味しくありません。ヨーロッパでのコメはリゾットに合うように作るそうです。周りを海に囲まれていますが魚料理は少ない、鯖を良く食べるらしい、名物サバサンド。

虹口区の海寧路にある甘栗店。この辺は日本租界時代の繁華街でした。上海人の間では有名で毎日大勢の人が並んでいます。バイクに乗って遠くからも買いに来ます。大きな窯が
４台もありますが間に合いません。店の脇には栗を天日干しにしています。
好好栗子海寧本店　虹口区北海寧路15弄2号、海寧路と呉淞路の交差点近く。

虹口区の乍浦路は日本租界時代は繁華街でした。今も美食街としてにぎわっています。ここに焼小龍包（生煎）の美味しい「金彪生煎王」があります。あまり広くない食堂で昼時は行列が出来ています。小龍包を店内で詰めています。店頭で焼いていて焼き立てを出してくれます。熱熱ですので気を付けて食べて下さい。一緒にカレー味の牛肉湯食べれば最高です。金彪生煎４ヶ　５元。牛肉湯（カレー味）７元。合計１２元（２４０円）
海寧路を越えて乍浦路を行く乍浦路３３６号

優秀歴史建築・永豊坊
第４回 永豊坊，住宅　　四川北路1515弄20-24号、　34-105号，　1519-1543弄，秋瑾旧居は旧厚徳里91号
永豊坊は1920年代に建替えられていますが窓の造り等は日本住宅とそっくりな造りです。建替え時には風通しや、採光を考慮したり、環境の改善を図り、水洗式便器、バスタブを設け、外壁を煉瓦直す等、最新式の新式里弄建築を施しました。一歩中に入ると洗濯物が干されており上海庶民の生活が良く見られます。四川北路公園の向かい側、四川北路、新広路、川公路、刑家橋南路に囲まれた住宅街。此処に永豊紡、大里、恒安坊、他があります。石庫門住宅は旧上海の路地住宅の典型的な様式です。土地を無駄なく使うため、限られた面積により多くの人を収容し、また中国人に受け入れやすいように、住宅建設では西洋人から「長屋」と呼ばれる建築方式を採用しました。これが石庫門住宅です。

上海優秀歴史建築 大徳里
第４回　大里，住宅　　1545弄1-33号、
大徳里、恒安坊と書かれた石庫門。　左側が大里で四川北路1545弄大徳里1-43号の住居表示があります。上海優秀歴史建築に認定されたのは43の内33までです。煉瓦造りの部分です。どの家の石庫門も新しく立派に成っています。上海優秀歴史建築に認定されると維持費が市政府より支給されると聞いています。その代わりに勝手な改築は出来なくなるようです。四川北路公園の向かい側、四川北路、新広路、川公路、刑家橋南路に囲まれた住宅街。此処に永豊紡、大里、恒安坊、他があります。石庫門住宅は旧上海の路地住宅の典型的な様式です。土地を無駄なく使うため、限られた面積により多くの人を収容し、また中国人に受け入れやすいように、住宅建設では西洋人から「長屋」と呼ばれる建築方式を採用しました。これが石庫門住宅です。2005年10月31日、上海市人民政府は永豊坊、大徳里、恒安坊が上海優秀歴史建築として保存する事を公表しました。

上海優秀歴史建築 恒安坊
第４回　恒安坊 住宅　　1545弄1-19号，　1549-1551弄　　
大徳里、恒安坊と書かれた石庫門。　右側が恒安坊で四川北路1545弄恒安坊1-19号の住居表示があります。真中の通路に小便許さず！ゴミを捨てるな！公共衛生に注意！等が書かれています。石庫門は新しくなり、家の周りも綺麗に掃除されています。中級クラスの住宅でしょう。四川北路公園の向かい側、四川北路、新広路、川公路、刑家橋南路に囲まれた住宅街。此処に永豊紡、大里、恒安坊、他があります。石庫門住宅は旧上海の路地住宅の典型的な様式です。土地を無駄なく使うため、限られた面積により多くの人を収容し、また中国人に受け入れやすいように、住宅建設では西洋人から「長屋」と呼ばれる建築方式を採用しました。これが石庫門住宅です。2005年10月31日、上海市人民政府は永豊坊、大徳里、恒安坊が上海優秀歴史建築として保存する事を公表しました。