中国の風景さんのクチコミ(40ページ)全2,038件

舟山路商店街は昆明路から北へ東余杭路までの間に集まっています。東余杭路の商店街
の真中に交差しています。日本租界時代には「舟山路の沿道は商住混合区で、多くの中下層の市民の集まる石庫門長屋住宅が並んでいたそうです。現在も舟山路商店街は日本租界時代の商住混合の石庫門長屋住宅で日本の昭和を思い出させる生活を日々営んでいます。昭和にタイムスリップしたような風景をお楽しみ下さい。

エフェソス遺跡の中央大通りの突き当りにあるセルスス図書館の壁は二重になっています。これは蔵書を保管管理する上で湿度調節の必要があった為です。エアコンなど無かった時代に古代人が考え出した方法です。当時エジプトでパピルスから紙を作りだし、飛躍的に蔵書が増えたそうです。

最近新しく紅葉のスポットとして武蔵野の平林寺が注目を浴びて来ました。今までの１３万坪の広さを誇る武蔵野の雑木林と玉川用水に繋がる野火止用水だけでしたが、亡くなられた先代のご住職が強力に推進した紅葉の植林が効果を発して境内を赤く染めています。都心から近い場所で武蔵野の自然に囲まれて紅葉が楽しめて、森林浴でリラックスして明日への鋭気を養ってください。先代のご住職は紅葉が好きだったと言われていますが、それだけで無く最近大きく変わって来たお寺さんの存在価値を憂いていたのではないでしょうか、国民のお寺離れに歯止めが効けばと気楽にお寺に来ていただく事が出来る様、紅葉の名所にしたかったのでは無いでしょうか。

公衆トイレ。
スコラスティカ　ハマ浴場を過ぎ、細い路地の左側にあるのは都市のラトリナ（公衆トイレ）です。一部分の修復された便器の間には仕切りが無く一列に並べられています。中央には上部が開いたプールがあった。このプールの四隅にある円柱は、便器の上に屋根を置
くためのものでした。床には幾何学模様のモザイクが施されていたようです。現在の洋式
便器の原型でしょう。

クレテス通りの右側の発掘され、一部が修復された建築物。１０２～１１４年に造られ、皇帝トラヤヌス（９８～１１７）の名を付けられた。Ｕ字型で且つ二層の円柱を有する建築様式であったらしい。中央と前面を完全に塞いだ状態で２つの泉があった。水面上にある皇帝の彫像があるところに大きな水路があり、そこから泉に水が注がれていたらしい。
当時にしては上下水道が完備していました。

港から都市につながるメインストリートです。西暦４世紀の中ごろに起こった地震のあと、アルカディウス帝時代に修復されたために「アルカディアン」とも呼ばれています。
当時の都市は必ず入り江の港がある場所に造られました。地震や、火山、河川からの土砂
等で港が埋まってしまうと都市は衰退してしまいます。重要な港と都市中心部を結んでいた道も重要です。

トルコ内陸アナトリア地方の主要都市の一つ。コンヤ県の県都で、2011年の人口は約107万人。トルコ内で７番目の都市です。コンヤにはアラエッディン・モスクやセリミエ・モスクなど多くのモスクがあり、アナトリア随一の宗教都市として繁栄したかつての姿を現在に伝えています。セリミエ・モスクは1221年のルーム・セルジューク朝の時代に作られたモスクです。近年セリミエ・モスクの一部をメヴラーナ博物館になりました。メヴラーナ博物館には、イスラーム神秘主義の一派、メヴラーナ教団の創設者であるメヴラーナの棺や当時の愛用品や衣服などが展示されています。

洞窟ホテルから坂道を下った所にあるギョレメ国立公園です。ギョレメの谷を一望できる場所に土産物屋が並んでいます。そこから眺めるだけです。この様な形に成るのは長年の火山活動の堆積の課程で、柔らかい岩の上に硬い岩が堆積した為で、長年の風雨の浸食の為柔らかい周りの岩が無くなり１０ｍから２０ｍのキノコ岩に成ります。頭の部分は硬い玄武岩で出来ています。山の中腹に沢山の洞窟が見えるのがウチヒサールです。城塞の様に見えるのは敵の攻撃から村を守る為、しかも住居として使っても夏は涼しく、冬暖かく快適で最近まで住んでいたそうです。カッパドキアは「ギョレメ国立公園とカッパドキア奇岩風景」として世界遺産に登録されました。

北側の斜面にある小さな劇場がオデオン（小劇場）です。奏樂堂としてコンサート、元老院として代表者会議のために使用されていました。建物は約1500人を収容できるような大きなものであった。客席、オーケストラ、舞台があり普通の劇場とさほど違いはなかった。紀元後１５０年に建設され、建物の上部は木製の屋根で覆われていたそうです。エフェスには大劇場もあります。オデオン座と言う映画館の名前はここから取ったのでしょうか？

人一人が通れる狭い通路、屈まなければ通れない低い通路、迷路のような通路、大小の区分けされた貯蔵庫に使ったであろう小部屋、地下８層まで届く４０ｍに及ぶ空気口、教会から学校までと何でもあったらしい。紀元前から存在し、ヒッタイト時代に掘ったとか、
ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿り着いた初期キリスト教徒たちが隠れ住み掘ったとか、最近新たに最大の地下都市が見つかってニュースになりました。謎だらけです。

エフェス遺跡で一番の人気スポットです。
娼館への案内。この足型より小さい人は入れません。子供と大人の見分けを行なったようです。大理石に彫られた女性の胸像と足、そして矢に射抜かれたハートを間違った解釈で「愛の家」の場所を示すものと認識されています。娼館は大理石通りを挟んで図書館の向
いに建っています。この二つの建物は地下道で繋がっていました。図書館に行って来ると言って実は「愛の家」に行っていたようです。皆さん旦那様が図書館に行って来ると言ったら怪しいと思ってください。面白可笑しくガイドさんが説明しました。

クレットレル通りの中程にあるヘラクレスの門があります。ギリシャ神話に登場する全能神ゼウスと人間の間に生まれたヘラクレスは半神半人の英雄です。ギリシア神話に登場する多くの英雄たちの中でも最大最強の存在です。腕力だけで山脈や大陸を破壊したり、銀河が散りばめられた天空を持ち上げたりします。さすがギリシャ神話は桁が違います。現在はゲーム器に良く登場します。

プリタネイオン（コンサートのビル）は行政区の市役所です。内部には都市の数百年もの間消える事のない不滅の聖火があったそうです。プリタンと呼ばれる管理者の役目のひとつには、この聖火を絶やす事なく守ることでありました。もう一つの重要な役割は都市の全ての信者の管理と儀式を遂行する事でした。市長に選ばれると自費で役割を遂行します。どこかの国の議員は政務費を誤魔化しますが大きな違いです。男子にとって最も名誉とされたのはこのプリタンになることであったそうです。何処かの国の議員さんは見習う
べきです。泣いてもだめです。

ハドリアヌス神殿の向側斜面にある住宅群です。丘のこの斜面には多くの住宅があったようで、丘の上の住宅群２と呼ばれる復原作業が完了していました。クレテス通りに対し直角に丘の方向に小道や階段があり、所々にテラスが造られた。カクテラスは東西の小道に通じており、２階建て、３階建ての住宅が建てられていたようです。当時は庶民の家も石造りです。

都市国家には多くの浴場がありました。スコラスティカ　ハマム（公衆浴場）多くの浴場では、小さな個別の浴槽（個室）があったそうです。アポディテリウムで衣服を脱ぎ、カルダリウムで体を洗っていたようで。体を洗うと同時に、下男がマッサージを施し、香油を体に塗っていた。体を洗い終えるとテピダリウムへ行き、そこで休息しながら世間話に興じていた。まるで現代の日本のサウナのようです。

メムミィウス記念碑。メミウスは、ディクタトル（独裁者）スッラの孫にあたるそうです。数列の岩塊からなる土台の上に互いにアーチで結ばれた梁（ニッチ）と、またその上に肖像が彫られたブロックが置かれていたようです。台座の上にあるレリーフはメミウスとその父ガイウス、祖父スッラである。三代に渡る権力者の像です。

スコラスティカ　ハマ（公衆浴場）はトラヤヌスの泉の横から入ったところに１世紀に造られ、４００年代にスコラスティカと言う名の一人の女性により再建された事からこの名が付けられたそうです。ローマ時代には、浴場は独自の規則により、貧しい者、裕福な者を問わず誰でも利用する事が出来た場所であったそうです。

セルスス図書館の脇のマゼウスーミトリダテス門（アゴラ南門）。紀元前１世紀頃に建てられたと言われています。三ヶ所の門が並んでいます。アゴラとは市場の事で中に入ると市場内の通りには円柱が建っていて、商業目的の商店が並んでいたそうです。立派な門が復原されています。

入口から大通りの左側にある広場が国営アゴラです。対称的な商業アゴラはセルスス図書館の脇にあります。国営アゴラ（広場）は政治活動の場で都市の政策を広報活動する場所でした。店舗もあったようで国が管理する食糧等を販売したものと見られます。見た所建
物的な物は何も無く空地に石が散乱していました。

クレットレル通りの脇に置いてあるギリシャ神話に出て来るヘルメスのレリーフ。フランスのデザイナーブランドのエルメスとは関係ありません。ヘルメスはゼウスとアトラスの娘・マイアとの間に産まれた子で、帽子と翼の生えたサンダル、二匹の蛇が絡み合った杖を持っています。ケリュケオリンポス12神の一人であり、ゼウスの末子として知られるヘルメスですが、アルカディアのキュレネ山中の洞窟で生まれたその日から天才的と言われたそうです。