片雲さんのクチコミ(22ページ)全448件

天照大神が岩戸に隠れたときに八百万の神様が集まって相談をしたとされる河原。天岩戸神社から川沿いの道を１０分くらい歩いたところにある。湿っていて滑りそうな所もあり、足もとがよくないので、歩きやすい靴で行った方がいい。洞窟の中には参拝者が積んだ石がたくさんあった。ちょうど雲の切れ間から光がさしてきて、幻想的な雰囲気だった。

祭神は天照大神。記紀によれば、弟のスサノオノミコトを避けるために天照大神が天の岩戸にこもったとされている。西本宮は、その天の岩戸がある御神域を御神体として祀っている拝殿だけの社。社務所に行き、神社の方にお願いをすると御神域が拝める所へ案内してくれた。鳥居をくぐった先には神楽をかたどった像があった。

鳥居の先は年代を経たであろう木々に囲まれ鬱蒼としていた。鳥居をくぐって進むと３０段くらいの石の階段があり、のぼった先に本殿があった。鳥居や石段の脇、本殿前にはとうろうがあり、まだ昼過ぎなのに明かりがついていた。本殿前のイチョウがきれいに色づき始めていた。

　そそり立つ岩壁から落ちる真名井滝。貸ボートがあり、滝のすぐ下まで行くことができる。上からの眺めもいいけれど、下から見上げるのもいい。奥の方へと峡谷が続いているが、遊歩道が作られているので楽に歩ける。有名観光地だけあって観光客が多い。高千穂峡と書かれた石碑の前では、記念写真を撮影するための順番待ちをしていた。

石造りの大きな橋。実際に渡ることができる。緩いアーチをしている橋は一直線ではなく、少し曲がっている。下を流れる川の流れは穏やかで、緑色をしている。川面までの距離は結構ある。この場所にこれだけの大きな橋を、重機のなかった昔によく作れたなと思わせる。

朱塗りの橋を渡ると、短い石段を上がったところに朱塗りの鳥居がある。その先にある楼門と本殿は、茅葺き屋根で伝統を感じさせる。市街地にあるのだが木立に囲まれているせいなのか町中という感じはあまりしない。訪れた日は、たまたまなのか参拝者がほとんどおらず、ひっそりとしていた。

　高さが２３メートル、幅が１６メートルあるそうだ。見た目はそれほど豪快な滝という感じではないが、水量はまあまあある。夏場は、涼むにはちょうどいいかもしれない。上流で湧き出した温泉水が混じっているそうで、そのために滝つぼが青くなっているということだ。

　国道に面したところにすごく大きな鳥居があり、その鳥居をくぐった先に駐車場がある。そこから少し歩いた三の鳥居の傍らにさざれ石があった。周囲を霧島の森に囲まれている。三の鳥居から本殿までも両側は木立に囲まれている。ニニギノミコトが主祭神として祀られているそうで、本殿は朱塗りで大きい。かつて坂本竜馬夫妻も新婚旅行の際に訪れたそうだ。門前の蕎麦屋でそばを食べたら、さつま揚げが入っていた。

　仙巌園の隣にあり、薩摩藩主島津公がまつられているそうだ。拝殿は入母屋造りになっている。ちょうど七五三のお参りなのか、親子連れが来ていた。同じ島津公のものなのに、仙巌園の広さに比べればこぢんまりとはしている。だが、人も少なくて落ち着いて参拝ができた。

　薩摩藩主、島津公の別邸。磯庭園という名の通り、海岸沿いにある。園内は広くて、一周りするのに結構時間がかかった。一周するのなら１時間はみておいたほうがいい。借景としての錦江湾と桜島の眺めがすごい。錦江湾を池に、桜島を築山に見立てているそうだ。大河ドラマの篤姫のロケにも使われたそうで、あちらこちらに歴史を感じさせるものがある。薩摩切子の展示販売をしていた。

　名前の通り城山にあり、鹿児島の町から坂道を登って行く。到着してすぐのドアのところのスタッフをはじめとして、どのスタッフも応対がよく気持ちがいい。朝食だけのプランだったが、バイキングで品数は豊富だった。風呂から桜島が眺められるはずだったが、あいにく天気が悪く見えなかった。だが、町の夜景は良かった。ホテルの外に作られていたクリスマス用のイルミネーションがきれいだった。

　球磨川沿いにある老舗の宿。三つの自家源泉があるというので選んだ。温泉はそれぞれ特徴があり楽しめる。１号源泉は湯船に行くのに降りていくので、まるで地下に行くような感じ。２号源泉は露天になっていて景色がよかった。部屋からは球磨川が眺められ、宿のスタッフの感じがよく、のどかな場所でのんびりすごせる。焼酎の飲み処があり、数多くの球磨焼酎が取り揃えられていた。

　ロッカーで浴衣に着替えて外に出る。砂風呂の場所に行って横になると、係の人がスコップで砂をかけて埋めてくれる。砂の重みで手足が自由に動かせなくなる。そのうちにじんわりと暖かくなり汗が噴き出してくる。波の音を聴きながら横になっていると、心地よくて眠くなった。そのあと、内湯に入り砂を落とした。二階にラーメンが食べられる店があった。

　復元された三階建ての城。昔は諏訪湖の湖水がすぐ近くまであり、壕の役割を果たしていたことから、別名を「諏訪の浮城」と呼ばれていたという。だが、堀は残ってはいるが、市街地になってしまい今はその面影はない。城内には大きなイチョウの木が何本もあり、銀杏がたくさん落ちていた。

下社は女の神様のサカトメノミコトを祀っており、春宮には２月から７月まで遷座されているそうだ。幣拝殿は二階建てで、全体に龍などの見事な彫刻が施されている。神楽殿には大注連縄があった。ここも他の諏訪大社と同じで四方に御柱がたてられていた。境内はそれほど広くはないが、静かで落ち着ける。ただ、鳥居の前の道路は、車の通行量がわりと多かった。

　サカトメノミコトを祀っており、秋宮には８月から１月まで遷座されているそうだ。神橋をわたり鳥居を抜けた右手の方に御神湯という手水があり、そこの龍の口から出ているのが温泉だった。「熱いのでお気を付け下さい」という立て札があったが、本当に熱いので気をつけた方がいい。神楽殿には重量が約１トンという大注連縄があった。幣拝殿は二階建てで全体に見事な彫刻が施されており、四方に御柱がたてられていた。

　諏訪大社下社春宮の、大鳥居を作る材料の石を使って石工たちにまつられたものだそうだ。おそらく、元の石の形をそのまま生かして作られたのだろう。丸くて素朴な形をしている。野ざらしで歳月がたっているのでだいぶ薄くはなっていたが、南無阿弥陀仏と彫られていた。願い事を念じながら、時計回りにその周りを回ると叶うそうだ。

　静寂な境内を近所の人がのんびりと散歩をしていた。樹齢約千年という大ケヤキをはじめ大きな木がたくさんある。幣拝殿と片拝殿のみで本殿がないということだが、神楽殿や布橋などの建物が歴史を感じさせる。だが、ちょうど修復保存工事中で、足場があったり布で覆われたりしていた。参拝所へ行くための門を入ったところに温泉の手水があった。御柱が４本、社殿を囲むように四方にたてられていた。

　朱と白の二種類の自家源泉がある。時間で男女入れ替えだったが、一か所は内湯が無色透明で露天が茶褐色、もう一か所は逆の組み合わせだった。肌触りのよいお湯だった。スタッフの対応がとても素早くて気持ちがよかった。食事は、地のものを中心に作られているので、信州に来たという気にさせてくれる。諏訪湖のほとりにあるので部屋からはもちろん湖が見渡せたし、風呂や食事処からも見えた。

　白根レストハウスから遊歩道を２０分くらい登る。石ころが多く、足元がよくない。コンクリート製の頑丈な待避壕があり、ここは火山なのだと再認識した。行った日は規制されていて近くまでは行けなかったが、遠目から見た湯釜はエメラルドグリーンで美しかった。風が強かったので肌寒く感じた。白根レストハウスから道をはさんで向かい側に湿原があり、わたすげが咲いていた。