gianiさんのクチコミ(10ページ)全321件

滝川駅から１０分ほど歩いていくと文教地区があり、その中にありました。企画展では人造石油について扱われており、大変興味深い内容でした。滝川に巨大な工場が戦時中に存在した歴史を知ってびっくり。写真もインパクトあります。

大原家に流れる大原イズムともいえるものに触れられる貴重な場所です。経営者として、いち人間として発した彼らの名言は、興味深いとともにいろいろと考えさせられます。奥の彼らの年表と照らし合わせると発見が多く、良かったです。

現在も住居として現役、かつ国の重文指定にもなっているレアな住宅です。特筆すべきは、倉敷窓と呼ばれている大通りから眺められる２階窓です。片開きの白漆喰で覆われた戸を締めると防火に効果を発揮する。なかなか面白いです。

蔵の町の景観に完全に同化し、美観地区の肝である本町に建っていても全く違和感のない大きな建築物です。実は1970年代の建築と知ってびっくりです。内部の無料トイレは、ツーリストも重宝する存在です。ファサード要チェックの美しさです。

戦後の合併で名前が変わっていますが、大原家が創設に関わり代々頭取を務めた倉敷銀行の本店です。当時のトレンドに合わせた建築ですが、レンガ積ではなく、石積ゆえに美観地区に存在しても浮いた存在にならない落ち着きが魅力です。

蔵をリノベした細長い展示室です。蔵ごとに２階の展示室まで階段を上るのが面倒ではありますが、白眉の棟方志功コレクションのルームは唯一無二のフロア。ここを見るために訪れる価値ありです。外に貼られたタイルもおしゃれです。

倉敷川沿いの蔵と商家を保存することと、文化事業を促進するために大原家の資金的援助でできたミュージアムです。特にフォークロアのコレクションは秀逸で、販売もしているのがありがたいです。奥のギャラリーも忘れずに見学してください。

大原孫三郎が建設した別宅で、大原家住宅の真向かいにあり、至近距離です。病弱の妻が気を遣わないようにというのが動機ですが、当の本人があまり気に入らなかったというのが複雑です。角度で色が変わる有名な瓦は、必見です。

岡山三大河川の一つ高梁川から分流して児島湾にそそぐ河川で、干拓の歴史で発生したほぼほぼ人工河川です。やはり美観地区を流れる姿が美しいです。大原家住宅横で姿を現し、石垣と柳の木で装飾された運河部分の景色はマストです。

鶴形山の麓に東西に延びる町域です。名前の通り、倉敷の商業の中心域でした。現在も江戸時代の趣を残す町並みが素敵で、タイムスリップ感が半端ないです。魅力的なお店も多いですが、物価は高いのでウィンドウショッピングが賢明です。

大原家当主が代々住んだ住宅にして、在京時代は本拠地の別宅として、つい最近まで使用されていた背景が興味深いです。居間の縁側から眺める庭園は格別。別途の茶菓子をいただいてのんびり時間を過ごすのも、良い経験でした。

日本の西洋美術館としての草分け的存在でありながら私設美術館、しかも一地方都市に存在するというのが凄いです。コレクションは、本場西洋の美術館には及びませんが、モネから直接買い付けた睡蓮などは、見ごたえあります。

東大橋家の邸宅を観光客の休憩等に開放しており、休憩しながら歴史を学べるのが良いです。個人的には、商家らしく町の商業の歴史を扱った展示が良かったです。米の集積所とは知っていましたが、干拓地の特性を生かして綿花集積地という歴史に納得です。

当時の姿で残っている貴重な遺構の一つです。幕府の防備の要としての代官所の籠城時に命を繋ぐ生命線です。その一方で、名水が汲める美味しい井戸というのが面白いです。衛生上現在は飲めませんが、木製の鶴瓶が印象的です。

旧市街に架かる石橋の中でも、特に重厚な造りで存在感がある姿です。実際大原美術館や大原邸など名だたる観光スポット沿いで交通量も多いので、きれいに撮影するのは至難の業です。中国風の橋の装飾が、地味に素敵でした。

旧倉敷町の町役場として、1917年に建設されたおしゃれな洋館です。歴史的景観になじむ木造建築、でも内部はバリバリの洋風で、いろいろな意味でなじんでいます。観光案内所兼休憩所になっており、無料のウォーターサーバーに助けられました。

倉敷川が直角に折れる地点に架かる橋で、三本架かる橋の真ん中に位置するので、まさに中橋でした。３６０度どこを見回しても江戸時代の景観。なかなか贅沢な眺めです。個人的には、倉敷館２階から見た橋が、一番素敵です。

倉敷の美観地区でも特異なエリアです。名前の通り、蔦が茂る明治時代の赤レンガ建築は、江戸時代とは違う景観を作り出し、独特の情緒を感じます。メタセコイアの木など、ちょっと日本離れした、でも違和感のない景色にキュンです。

倉敷を訪れる根本理由になる存在です。意図的に残された光景は情緒があふれ、商業都市として栄えた街の姿を感じさせます。ほんの一角ではなくエリア一体なので、街として楽しめるので素敵です。物価は高いので、飲食はお勧めできません。

倉敷の町のみならず、備中国の幕府直轄領をまとめるセンター的役割を果たす役所です。旗本クラスの出世コースの軌道上に位置し、興味深いです。建物は残っていませんが、跡地がクラボウ創業の地と重なっているのも面白いです。