gianiさんのクチコミ(11ページ)全321件

山陽本線や駅前を通る国道に並行したアーケード街です。駅に直結していて、まさにセンターです。とはいえ、シャッターが閉まったお店が多く、非常に寂しい商店街でした。珍しく営業しているのは、アパレル系のみで残念です。

紡績で名を馳せた名門企業の歴史を、創業者家系と絡ませて学べる興味深い内容です。明治期に地盤沈下した倉敷を生き返らせた秘訣と、大原家に伝えられた貢献の精神が美観地区等にどう表れているか知れてよかったです。マニア向けです。

アイビースクエアの東側の駐車場エリアにありました。植込みのような不思議な部分に、人が潜れるサイズの小さな赤鳥居が連なっているのでわかりやすいです。戦国時代に倉敷を守った武将が加護のために作った神社。思わぬ歴史にびっくりです。

ふしぎな名前の神社ですが、渡来人として、日本に機織り等を伝えた人物の名前を冠した神社です。記紀にも吉備に滞在した記述があり、桃太郎伝説にもつながる由来にびっくり。社殿は山の上で疲れますが、良い雰囲気に癒されました。

お城があって、その周りに堀があるというベタなシチュエーションではなく、意外なところにありました。クラボウ記念館の建物を跨ぐ場所に、江戸時代の石垣と濠が残っていました。レンガ積の倉庫跡等が建っており、面白い景観。見ごたえあります。

旧市街の北側にある公園です。亀の甲羅のように平地に盛り上がっており、１０００余年前までは島だった名残です。紅葉もきれいで、神社仏閣などもあり、日本的な雰囲気を楽しめました。山頂から見る美観地区も乙です。

駅から旧市街へ向けて伸びる商店街です。全線アーケードが完備しており、なおかつ最短ルートなので通路として非常に有用です。ところが、魅力的なお店がぽつぽつあり、五感を誘惑します。気づいたら幾らか財布をはたいている覚悟も必要です。

周囲を湿地の状態に復元しており、風光明媚かつ当時の状況を考えられる内容が良かったです。実際の浸水時の水位を記した物差しがあり、その高さを見ると、ぞっとします。城の右半分が住宅街なので、視覚効果は限定的です。

備中高松城の水攻め、および清水宗治の歴史について学べます。映像資料が秀逸で、背景と経緯が学べます。清水宗治の人柄と子孫のその後が扱われており、興味深かったです。２０世紀の洪水時の写真も必見です。良い施設です。

当たり前のように古墳が林立するミステリアスなエリアです。しかも、かつての新興住宅地というロケーションも面白いです。価値の高い古墳には現地に案内板が付いており、歩く楽しさがあります。古代吉備の中心地の空気を感じます

比較的最近に水田を掘り返したら、当時の遺構が出てきてびっくりというスポットです。実際の堤の遺構が発見された唯一の場所です。秀吉本陣に近く、かなり念入りに作られたことがわかり、書物の寸法が正しかったことが証明。当時の水位も表示され、興味深いです。

三大稲荷の一つです。本山の伏見稲荷は有名ですが、最上稲荷は地味な場所でびっくりです。秀吉が高松城水攻めを決断するまで境内に本陣を敷いていたという歴史も興味深いです。半端ない大きさの一の鳥居は、必見です。

民家の敷地内(アクセス可能)にある興味深いスポット。首は敵将が検分するために持ち運ばれ、残った遺体を介錯人が持ち帰り、埋めた場所。彼もここで命を絶ち、主従の絆の深さを感じさせます。首塚が明治期に移転したのに対し、こちらはオリジナルの場所。ぜひ訪れるべきです。

高松城の近くにあります。実際には水攻めの際に舟の上で切腹しており、水が引いた後に陸地が現れた場所という意味で、史実に忠実なスポット。横には、従者が一足先に自刃したスポットもあり、感傷的にさせられます。

宗像大社の現在の本拠地です。３つの宮の中で一番歴史は浅いですが、７世紀から続き、歴史を感じさせます。国の重文指定の本殿も立派ですが、原始の野外祭祀が続いている高宮の見学をお忘れなく。神道成立前の歴史を感じられます。

宮司/領主として古代から生き抜いてきた宗像氏が、混とんとした戦国時代に生き残りをかけて本拠地をチェンジしたスポット。街道沿いに位置し、本土の地勢を重視した変化が興味深いです。難攻不落でしたが、跡継ぎが途絶えてthe end というのが皮肉です。

宗像大社辺津宮に隣接した市営ガイダンス施設です。案内のボランティアの方は知識豊富でフレンドリーです。上陸できない沖ノ島を体感できる映像プログラムがオンリーワンでした。宗像海人と呼ばれる海に生きる人の現在までを追いかけるコーナーもおすすめです。

一言でいえば、日本で一番多くの国宝指定品を所持するところで、奈良の正倉院を超えるコレクションです。それ以外でも、歴史を感じさせるものが多く、宗像氏が中国との関係を深めた証拠となるコレクションが、一番心に響きました。

一般人がアクセスできる最果ての地です。48ｋｍ先の沖ノ島の方向を向いていますが、快晴でも霞んで見えませんでした。冬の風のない快晴日でないと見えないと思います。それだけに女人禁制、神職以外上陸できない島への思いが募ります。行ってナンボです。

数ある大島でも、筑前大島として知られる離党です。市営渡船の運賃が高いので、訪れるなら半日は過ごしたいものです。島内にある大島交流館は、大島の歴史と文化を学べる良い施設。最初に訪れると、取りこぼしなく観光できます。