岳人28号さんのクチコミ(6ページ)全934件

湯築城の本丸跡にあるコンクリート製のふつうの展望台です。風情のあるデザインとはいえません。小高い丘の上でちょうど良い運動にはなります。園内は樹木が多いので、方角によってはあまり展望がきかないところもあります。

石段を上がった丘の上に特徴的な朱塗りの社殿があります。石清水八幡宮や宇佐八幡宮と同じ建築様式で、現存するのはこれら2社とここを合わせた3例のみだそうです。正面の楼門から伸びる長い回廊が中央にある本殿を囲んでいます。国指定重要文化財です。

道後温泉空の散歩道があるのと同じ、道後温泉本館近くの高台の上にあります。瓦屋根の社殿で、ぱっと見あまり神社っぽくありませんし、目を引くような特徴もこれといってありませんが、古い由緒のある温泉の守り神として地元の信仰を集めているようです。

道後温泉本館を間近に見下ろす高台にあり、景色を眺めながら足湯につかることができます。もちろん無料です。コロナ禍のさなかで平日だったこともあり、自分が訪れたときは誰もいませんでしたが、こういう場所は混雑するのが常ですから、今行ったらのんびりできないかもしれません。

訪れた2021年6月は改修工事中で囲いが設置されていました。フロアを限定して部分的に営業はしていましたが、工事が終わってから来ようと思い入館しませんでした。入口のある正面から見たときはわかりませんでしたが、裏にある少しはなれた丘から見ると別館の飛鳥乃湯にもあった望楼のようなのが付属した建物があり、飛鳥乃湯のデザインが本館を踏襲していることがわかりました。

比較的最近できた新しい施設で、飛鳥時代風ということなのか、かなり特徴的な外観をしています。入浴料金は610円とやや高めです。浴室内の壁画は石鎚山でした。洗面器はプラスチックではなく本物の木の桶で、桶が床に当たって出る「カコーン」という響きが良くて、ちょっと感動しました。

東西に流れる水路沿いに整備された石畳の道で、これをずっと東へ歩いていくと道後温泉にたどり着きます。とくに名所旧跡があるわけではなく、ふつうの住宅街のなかを通っていく感じですが、道がきれいですし歩道が広くて歩きやすいです。

複合式天守のなかで大手門側にあたる正面の南側を向いてにらみをきかせる存在で、大天守が少し引っ込んだ位置にある一方、こちらは前面に張り出していることもあって、ぱっと見、大天守より目立っています。国重文の大天守と違って、こちらは復元されたものです。

筒井門とつながっている櫓でありながら、まっすぐ連結するのでなく、筒井門より少し後ろにあるため、ぱっと見では筒井門の影に隠れて見えません。櫓の下には隠門があります。隠れた開口部から敵を攻撃する仕掛けで、松山城の防衛意識の高さを感じさせる機構のひとつです。隠門とともに国の重要文化財に指定されています。

天守へ入るときくぐる最初の門で、防衛上、重要な役割を担うからか、飾り気のない簡素なつくりですが、両脇を石垣に挟まれていていかにも堅牢そうです。三層の大天守とともに国の重要文化財に指定されている建築のひとつです。

本丸は標高130ｍの山上にあり、それだけでもふつうの平山城に比べ攻略難易度の高い城なのに、天守閣が単体で要塞として機能するように高い石垣の上にいくつもの櫓や小天守と組み合わせて築かれた複合式天守になっていたりして、ちょっとほかの城ではみられないくらいの防衛意識の高さを感じました。

無料朝食のなかでほぼ唯一のご当地メニューであるデザートのみかんゼリーは、小さなプラスチックのカップの底のほうにちょっと入っているだけでした。スーパーの試食コーナーにあるようなのと同じです。あれでは食べた気がしません。ライブラリーカフェがあり、本棚に置いてある本とドリンクコーナーを無料で自由に利用できるようになっています。ただ、本のチョイスが高尚過ぎて、読もうと思うような本はありませんでした。

今治駅前から松山市駅までと、道後公園から今治駅前までの移動に往復利用しました。ＪＲ松山駅と伊予鉄の松山市駅はけっこう離れていますし、道後温泉とＪＲ松山駅はもっと離れているので、ＪＲよりもバスのほうがはるかに便利でした。1時間に1本程度あります。海沿いを走るＪＲと違って、かなり山奥の道を走ります。

五層の天守閣は細身で一風変わったデザインに思えました。城門や櫓などは忠実に外観を復元したものらしいですが、天守閣は築城後短期間で取り壊されたため資料がなく、ほとんど創作に近いものになっているようです。江戸時代から残っているのは石垣と内堀だけです。城内ではインコが飼育されていました。

来島海峡大橋を四国側に渡ったところにあるサイクリングの道の駅のような施設で、レンタサイクルステーションがあるほか、シャワールーム（有料）、レストランなどがあります。とくに暑い夏場には、こういう冷房がきいた場所で休憩できるのはありがたいです。

四国と大島の間の海峡で、馬島などいくつかの島が間にあり、しまなみ海道で最大の来島海峡大橋がかかっています。潮の流れが速いことでも知られ鳴門海峡、関門海峡とともに日本三大急潮に数えられています。馬島の海岸から海を眺めると、さざなみが立っていることで潮の流れの速さを実感できました。

島にはきれいな砂浜になっているところもありますが、全島遊泳禁止です。おそらく潮流が速くて危険だからだろうと思います。海水浴客が来ないので静かに過ごしたい人には最適の場所かもしれません。砂浜に面した場所にあるグランピング施設は、そういう人向けだろうと思います。灯台のある岬の海岸には海食洞がありました。

しまなみ海道の数ある長大橋のなかでもスケール感が群を抜いており、これぞまさに長大橋という感じがします。通常あり得ないくらいの長い直線を走る歩行者・自転車道では思い切りスピードを出すことができ爽快でした。スケールが大きい分、地上から橋に上がるまでがけっこう大変ではあります。

広い敷地にいろんな種類のバラが植えられており、なかなか見ごたえがあります。訪れたのは6月下旬で花の盛りは過ぎた感じでしたが、まだきれいに咲いている花がたくさんありました。園内には一定間隔で噴出す噴水もあります。

島の西側の外周コースをサイクリングしました。外周コースは交通量が非常に少なく、車を気にせず快適に走れます。海岸に投棄された御影石のなれの果てらしきものがたくさんあったり、お城のような石垣の民家があったりして、石の島だなと感じました。