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旧江戸城本丸の北端にある門で、有事には門の手前に架かる橋が跳ね上がる構造になっていたことからこの名前が付いたようです。本丸を守る重要な門と言うこともあり、20メートル以上の高さがある石垣は迫力と見ごたえがありました。旧江戸城（皇居東御苑）を訪れた際は立ち寄ってみると良いです。

本丸跡や天守台のすぐ近くにあるユニークなデザインの建物が桃華楽堂です。香淳皇后の還暦記念として建設されたです。鉄仙の花弁を形どった屋根と八面体の外壁の各面に大きく羽ばたく鳥が抽象的に描かれた建物は特徴的で見ごたえがありました。

諏訪の茶屋は、「47都道府県の木」が植えられているエリアのすぐ脇にありました。明治時代、皇居の吹上地区に建てられたものを東御苑が一般公開されたときに移設それたものだそうです。遠くからしか見学をすることはできませんでしたが、遠くからでもかなり立派な建物で印象的でした。

旧江戸城最大規模の検問所が100人番所です。大手門からも近くにあり、50メ━トル以上の長さの建物は迫力と見ごたえがありました。同人100人が24時間体制で常に警備していたことから百人番所と名前がついたようです。東御苑内にある建物の中でも一見の価値がありました。

富士見櫓は、江戸城の天守閣が1657年（明暦3年）に起きた明暦大火で焼失した後は天守閣に代用されたと伝えられている櫓です。また、江戸城にはたくさんの櫓があったようですが現存する櫓は、この櫓と伏見櫓、巽櫓の3つだけだそうです。大きくて立派な櫓なので、見ごたえがあるので東御苑に行ったらおすすめのスポットです。

皇居東御苑を散策していると、二の丸から本丸に向かう途中に白鳥濠はありました。小さな濠で水も濁っていたので、綺麗な濠とまでは言えませんでしたが、濠の脇に積み上げられた石垣は迫力のあるものでした。また、石垣の上にある展望台からも眺めることができ、ここからの景観は良かったです。

皇居東御苑内にある二の丸雑木林は、武蔵の自然を残したいとの昭和天皇のご意向から造成されたもので本丸跡などとは異なり、散策路はありますが、手付かずの原生林のような感じです。都会のど真ん中で自然に触れることができる貴重な場所と言った感じでした。

旧江戸城本丸跡（芝生広場）には、明治から昭和初期にかけて、毎日正午の時報を告げる午砲台があったとのこと。広場には、当時使用されていた大砲などが展示されている訳でもないので「午砲台跡」と記された石碑がなければ、素通りしてしまうようなスポットです。

旧江戸城の正門だった大手門（皇居東御苑の出入口のひとつ）に展示されている鯱です。この鯱は、戦災で消失した旧大手門渡櫓の屋根に飾られていたものだそうです。大きな鯱は、かなり立派なもので見ごたえもあり良かったです。

大手門が江戸城の正門に対し、平川門は、江戸城の裏門として利用されていました。大奥に最も近い門だったので、大奥で働く女中達が出入りする通用門でもあり 、また、御三卿（清水・一橋・田安）の登城口でもあったようです。現在は、皇居東御苑の出入口のひとつとして利用されていますが、平川濠に架かる木製の平川橋を渡った先にある平川門は立派なもので見ごたえがありました。

皇居東御苑内の広々とした芝生広場が本丸跡です。かつて、この広場には、表御殿、中奥、大奥と三つの機能を持つ建物があり、将軍や正室が住んでいる場所でもありました。現在、その面影は全くありませんが、広々とした芝生でくつろぐこともできるので、散策途中の休憩などに立ち寄るのもおすすめです。

梅林坂は、皇居東御苑の梅の名所です。江戸城を築城した太田道灌が菅原道真を祀り、梅樹数百株を植えたことからこの名前がついたようです。坂道には現在も50本程の梅が植えられており、毎年2月頃が見頃なので、この季節に訪れるのが一番おすすめです。

東御苑内の白鳥濠の脇にある坂道です。坂道を登って行くと天守台、本丸跡、大奥跡などがあります。江戸城築城の頃は、江戸湾の日比谷入江が目の前まで迫っていたことからこの名前がついたようです。これと言った見どころのある坂道ではなかったですが、築城当時は、目の前に海があったと思うと創造が膨らむ場所でした。東御苑内を散策する際は立ち寄ってみるのも良いです。

本丸跡の芝生広場の一角に「大奥跡」と記された案内板のみありました。江戸城本丸は、表御殿、中奥、大奥の三つに分かれており、大奥は将軍の正室が住んでいた場所です。当時、大奥は、壮大な空間で総勢約3000人もの女性が住んでいたとも言われていますが、その面影や遺構が全くなかったのは残念でした。

天守閣跡は、江戸城本丸の一番北側にありました。徳川家康、秀忠、家光が将軍だった江戸時代初期には江戸城にも天守閣はありましたが、明暦の火災での焼失以降は建て直されることはなかったようです。現在は、石垣のみ残っていますが、その石垣の上に立派な天守閣があったと思うと創造が膨らみました。

東御苑を散策していると、富士見多聞の北側にありました。 江戸城の抜け穴や御金蔵との諸説もあるようですが、火災などの際に貴重品などを避難させた蔵との説が有力のようです。これと言って見どころのある蔵ではないですが、旧江戸城の史跡のひとつでもあるので立ち寄ってみるのも良いです。

皇居の東御苑内を散策していると、展望台は、江戸城本丸跡の西側、ちょうど白鳥濠の脇の高台にありました。現在は、大手町などの高層ビル街を眺めることができるので景観的にはとても良い場所でした。東御苑を散策する際は立ち寄ってみてください。

旧江戸城の正門で、江戸時代は諸大名が登城の際に使用していた城門が大手門です。現在は、皇居東御苑の出入口のひとつとして利用されています。空襲により焼失し、戦後に復元されたそうですが、立派な門で見ごたえがありました。

旧江戸城の敷地の一部で、皇居の東側にあります。綺麗に整備された御苑は無料で入場することができ、御苑内では、旧江戸城の旧跡や史跡などを観ることができます。また、広い芝生広場や庭園などもあるので、散策や観光にはおすすめです。

魚籃坂の途中にある大信寺の入口腋にある石碑です。石村近江は、江戸時代の三味線製作者で代々名工を世に輩出したことでも有名な人物だったようです。｢史跡 石村近江 江戸における三味線製作者の始祖｣と刻まれた丸い石碑は見ごたえもあり良かったです。