mr.kfさんのクチコミ全68件

　京都に旅行すると東寺の五重塔をよく見ます。それは高さ５５メートルという、五重塔としては日本で最も高い塔だからでしょう。今回は一般に拝観できる金堂（薬師如来と日光・月光菩薩を見ているだけで心が落ち着く）や講堂（大日如来を中心とした２１仏による立体曼荼羅の世界に圧倒させられる）のほかに、普段は非公開の五重塔の中を拝観しました。
　初層には如来像等が安置されており、空海他の八祖の絵もありました。
　安置されているのは１階部分にあたる初層だけで、その上からは吹き抜けになっていることを初めて知りました。

沖縄本の西側に久高島という島があります。高速船で３０分ほどのところです。人口は２００人ほど。最初にかみが降り立った島として今日までその神秘さが伝えられている所です。とにかく自然そのものの島です。美しく神秘的で吸い込まれてしまいそうな島です。言葉では言い表せそうもなくとにかく行ってみることだと思いますが、ただこの島の最大の良さは観光地化されていないことです。たくさんの人がどっと押し寄せるのは好ましくないわけで、難しい面もあります。

　２０年に１度の遷宮の翌年（今回は２６年１０月１日から２１日まで）だけ開帳される、伊勢神宮の鬼門を守る朝熊山（あさま）金剛證寺にも行ってきました。内宮から車で２０分ほど行ったところにあります。一説には内宮・外宮とここを含めて「伊勢参り」ということもあるそうです。
　ここの本尊は福徳・威徳・智徳を併せ持つ虚空蔵菩薩で、２０年に１度しか見ることができない貴重な体験をすることができました。
　他の見どころとしては、本堂前にある福牛（頭上に大黒天の像がありそれを撫でると金運に恵まれる）と智慧虎（頭がよくなる）の像です。てかてかに光っていました。
　そしてもう一つ、奥の院まで続く道の両側にびっしりと建てられた卒塔婆にも驚かされます。なんと１本が５０万円もする物もあるそうです。
　神宮に行ったら立ち寄ってみてはどうでしょう。　

　今年に入って３回目の参拝です。今回は?内宮・外宮、?金剛證寺を巡るツアーの報告です。神宮については何度も報告していますが、行くたびに新たな”気”を貰えることそして新しい発見もありました。
　?内宮・外宮
　式年遷宮後ちょうど1年たっての訪問でした。古い両社は古殿地（こでんち）というさら地になっていました。偶然その正殿の棟持柱を再利用して宇治橋の鳥居を建てているのを見ることができました。
　いつものように正宮では天下の安寧を、荒祭宮では自身の幸せをお祈りしてきました。以前は荒祭宮へ行くのに右回りで行けましたがそこは通行止めとなっており、来た道を少し戻って別道を行くようになっていました。そのためかこちらへの参拝者はそんなにいませんでした。
　内宮も外宮も以前のように人でごった返すというような込み具合ではありませんでした。内宮だけで済ます片参りではなく外宮も参拝する両参りをするにはちょうどいい時期と思います。

　今回のツアー料金は１～４名同一料金でしたが一人でも部屋にはベッドが２つありました。
　山の中の閑静な６階建ての建物でまさに避暑地という雰囲気のホテルでした。一つ一つの備品やアメニティ、ビュッフェスタイルの食事どれも心配りがよく感じられました。
　特に感動したのは露天風呂です。森の中にあるというコンセプトです。夜はライトアップされた中で、朝は小鳥のさえずりを聞きながらの癒された入浴タイムを満喫できました。入口に≪自然の中の風呂なのでもし虫や葉が落ちていたらこれで取り除いてください≫という看板とタモが置いてありました（３回入りましたがそんなことはありませんでした）。雰囲気が目に浮かびますか。

　竹田城へ行った帰りに寄りました。あまり知られていないようですが、古事記や日本書紀にも登場する古い町で、室町時代には山名氏の城下町として栄えたそうです。
　出石城跡、震鼓楼（時計台）など見ながらゆったりした気分で街並みを散策することができました。
　街の至る所に出石皿そば屋があり、名物だそうです。多彩な薬味を使って小皿に盛られたそばを食べます。一人前が５皿ということでそんなに食べれるかと思ったらわんこそばのような感じで少なく、１０皿くらい食べるのが普通だそうです。食べたお皿を重ねて箸の高さになるとそば通といわれるそうです。何皿食べれるか挑戦してみませんか。

　日本のマチュピチュとして最近観光客が急増している竹田城跡に登ってきました。
　春は満開の桜、秋は雲海、冬は雪景色と見どころ十分なそこへ夏に行ってきました。暑かったです。でも山頂にあり遮るものもなくて、風が実に心地よかったです。
　前日の雨模様とは違って夏の暑い日差しの中、ボランティア講師のＦさん（話術が巧みで知識も豊富、ユーモアもあり素晴らしいかたでした）の説明を聞きながら巡りました。
この炎天下で１時間も話を聞くのかと初めはみんな心配していましたが終わってみればあっという間でした。知らないところの見学は説明を聞きながらということを改めて思いました。実際に行ってみて感動するのが一番ですが、１つだけポイントをお話しします。城跡の南の端「南千畳」という所に「鏡石」という巨大な石があります。そこは手をかざして願い事をすると叶うというパワースポットだそうです。まだあまり浸透していないみたいなのでご利益があるかもしれません。

　２回目は鳥取砂丘から車で１５分ほどの所にある「浦富（うらどめ）海岸」です。
　松島は日本三景として有名ですが、ここはダイナミックで男性的な魅力から「山陰の松島」とも呼ばれ、日本百景、日本の白砂青松百選、日本の渚百選にもなっている絶景の地です。ところがあまり知られていないのか観光客は多くありませんでした。
　遊覧船で約４０分、日本海の荒波と風雪がつくりあげた豪快な島々と透き通る海、見応え十分です。船上から海猫に餌付けするのは松島と同じで、それも楽しかったです。

　久しぶりの報告になります。
　今回「浦富海岸島めぐり遊覧船と鳥取砂丘・出石、天空の山城竹田城跡から眺める３６０度の絶景１泊２日」というツアーに参加しました。
　１回目の報告は「鳥取砂丘」です。
　「鳥取砂丘東」（壮大なラッキョウ畑）「鳥取砂丘西」（馬の背）「白兎海岸」（因幡の白ウサギ神話）の３つのコースがありましたが、時間の関係で西コースの一部だけ見てきました。その時に思ったことを２つお話しします。
　一つ目は、砂丘へ行く前に「ジオパークセンター」へ行って予備知識を得てから行くといいということです。砂丘にはたくさんの人がいたのですがジオパークにはあまりいなかったからもったいないと思いました。
　もう一つは、気候対策をしっかりとっていくことをお勧めします。当日は雨が降ったりやんだりで観光にはよくない状況でしたが、逆にそれがよかった面もありました。雨のおかげで砂が重くなり歩きやすかったこと、晴れていたら日よけはないので熱中症の心配をしなくてはいけなかったがそれをしないで済んだことです。
　ついでに当たり前のことだけど、歩くのに下った分だけ上りがあるということを忘れないようにすることが大切でしょう。
　

　ツアーの最後は大阪城でした。ちょうど大阪の陣４００年のイベントがあり、外国の人もたくさん見かけました。１階から８階までそれぞれに展示物があり、秀吉の時代を中心とした大阪城の歴史を垣間見ることができ、また、展望台から３６０度見える大阪の景色を楽しむこともできました。
　半日ほど時間を使ってじっくり見たい気持ちになりました。
　１泊２日のミステリーツアー、現地に着くまでどこに行くかわかりませんでしたがそう当たり外れはなさそうです。今回も、ホテルは快適で、土産もたくさんもらえ、初めて行くところばかりで十分満足しました。
　

　千手観音（国宝）を本尊とするお寺というよりは、安珍・清姫を題材とした道成寺物語の舞台となった所として有名なお寺です。訪れた時は自分たちのツアーだけでひっそりとした感じでした。後で若い人たちに道成寺や安珍・清姫の話を知っているかと聞くとほとんどの人に知らないといわれました。
　＊　知らない人のために
　　９２８年、福島から来た安珍というお坊さんが和歌山県田辺市の清姫という女性に追いかけられて、最後に道成寺の鐘つき堂で焼き殺され、清姫も自殺し道成寺は釣鐘のない寺になってしまいました。この物語は「道成寺縁起」（重要文化財）という絵巻に描かれ今に伝えられています（道成寺拝観券より）。
　歌舞伎の「娘道成寺」というのを聞いたことはありませんか。
　縁起堂という所で、この物語を説明する「絵とき説法」を毎日行っているそうです。とても楽しく分かりやすい話でした。　

　南紀白浜は知っている人が多いと思いますが、その北側に位置する白崎海洋公園はどうでしょう。かくいう自分は全く初めて訪れたところです。
　まず、巨大な石灰岩の山に驚かされます。パンフレットには「石灰岩の地形をそのまま活かした白崎海洋公園は、美しい海と氷山のような白い岩肌のコントラストが美しく、スキューバダイビングやキャンプを楽しむオーシャンリゾートとして絶好のロケーションです。」と書いてあります。
　とにかく石灰岩に圧倒されます。水も透き通っていてきれいでした。展望台からは淡路島や四国につながる橋も見ることができました。
　ここも日曜日なのに空いていたので、あまり知られていない穴場だと思いました。

　ミステリーツアーに行ってきました。ミステリーツアーは最近の流行でいろんな企画があります。前に行ったことがあったり、寒い時期に寒いところへ連れていかれたりすることもありますが、その分お値打ち感もあるようです。
　今回は初めて訪れるところが多くとてもラッキーでした。主な訪問地「湯浅町」「白崎海洋公園」「道成寺」「大阪城」の４つを報告します。
　?　湯浅伝統的建造物群保存地区・・・和歌山県湯浅町、醤油のふるさと
　東西約４００?南北約２８０?のなかに、醸造業関連の町家や土蔵をなどの近世から近代にかけての伝統的な建造物が立ち並んでいます。平成１８年に全国初の醤油の醸造町として、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されたそうです。
　まだ観光地化されていないためか、日曜であるのにもかかわらず、観光客はほとんどいなくて、その分街並みをむかしの雰囲気を味わいながら散策することができました。
　中心にある「北町ふれあいギャラリー」では偶然全国規模の「行灯デザインコンクール」の表彰式が行われていました。素晴らしい作品ばかりでもっと大々的に宣伝をすればいいのにと思った反面、静かな形でこのまま残ったほうがいいのかもと勝手に考えてしまいました。

　３回目は奈良井宿（長野県塩尻市、江戸から３４番目の宿）
　交通の難所といわれる鳥居峠あたりからおよそ１キロにわたって街並みがある日本最長の宿場です。両脇には昔ながらの家並みがあり土産物や食べ物の店がたくさんあります。　２０１１年ンＮＨＫの朝ドラ「おひさま」のロケ地にもなった所です。
　お薦めは、この通りを少し離れて、ＪＲ奈良井駅北方にある杉並木です。江戸時代から続く（５０メートル歩かないかですが）杉の大木が現存し、人並みも少なく一服の清涼感をもたらしてくれます。
　日帰りの３宿めぐり、途中渋滞もありましたが、好天に恵まれハイキングを楽しむことができました。万歩計を見たら１７０００歩、連休の１日を昔の人のようにのんびり、ゆったり過ごすことができました。

　２回目は妻籠宿（長野県南木曽町、江戸から中山道４２番目の宿、‘つまごめ‘ではなく‘つまご‘です）
　昭和４０年代高度経済発展時に、江戸時代の宿場の姿を色濃く残している街並みが見直され、全国に先駆けてこの地の保存運動となったといわれています。特に寺下地区の街並みはまさに江戸時代にタイムスリップした感じになります。
　古き良き時代に浸りながらのんびりと「木曽の自然に抱かれて歴史街道中山道を歩く」そんな言葉がぴったりのハイキングでした。

　久々の投稿です。ゴールデンウィーク限定のツアーということで、渋滞を覚悟で馬籠・妻籠・奈良井の３宿に行ってきました。
　１回目は馬籠宿（岐阜県中津川市、中山道６９次のうち江戸から４３番目の宿）です。
　ここは宿場としても有名ですが、メインは島崎藤村の生誕地であることです。昔ながらの石畳の坂を登ってほぼ真ん中あたりに藤村記念館があります。
　入館料５５０円（パンフレットには５００円と書いてあり、消費税が上がる前のものが使われている？）を払って、記念堂・収蔵庫や展示室などを見て回りました。特に、「ふるさとの部屋」に設置してあるビデオを見て藤村の人となりをさらに深く知ることができました。
　「誰でもが太陽であり得る。わたし達の急務は、ただただ眼前の太陽を追ひかけることではなくて、自分等の内に太陽を高くかかげることだ。」（随想『春を待ちつつ』所収「太陽の言葉」より）が強く心に残りました。

　ミステリーツアーに行ってきました。現地に着くまで教えてくれませんでしたが、行ったのは諏訪湖・諏訪大社上社・寒天場やみそ蔵でした。この時期にこんなに安く行けるのは多分寒いところだとは予想していましたので不満はありませんでした。
　それよりも、昼食は手巻きずしの食べ放題、お土産はズワイガニ・小鯛・ホタテ（みんな小さい）、野菜の詰め放題（入れ物は小さい）それ以外に連れて行かれた店屋からのちょっぴりプレゼントもあり、帰りの荷物は結構重くなりました。添乗員さんがミステリーツアー兼買い物ツアーでもありますといったことは正解でした。
　諏訪湖の白鳥見物や諏訪大社の参拝は人が少なくゆったりでき、それはそれでよかったです。
　絶対ここへ行きたいという所もなく、のんびり、気楽に、安い旅をしたいという人にはミステリーツアーはお勧めです。

　1月4日、今年も伊勢神宮に行ってきました。三が日を過ぎても土曜日ということもあってものすごい人でした。昨年も紹介したので今回はやめようかとも思いましたが、知らせておいたほうがいいと思ったことが二つあったので紹介します。
　昨年10月に式年遷宮が行われ、真新しい社をみるとよけい清々しい気持ちになりましたが、実は古い社もまだ残っているんです。半年後には壊されるということですので、今だけ新旧二つの社が見られるわけです。内宮も外宮もです。20年間で半年だけ見られる光景で珍しいと思いました。
　もう一つは、昨年このコーナーで、内宮の正宮は主に天下国家（たとえば世界平和）などを願う所であって、個人の願いは正宮を降りたところにある「荒祭宮」でするということを紹介しました。（そのあとテレビで９９の岡村さんが同じことを言っていたのでびっくりした記憶があります。）
　今回どのくらいの人が参っているのか興味をもっていったら、正宮には及びませんがたくさんの人がお参りしていました。
　新旧両社を見てくること、荒祭宮で自分の願いをしてくること、やっぱり今でしょう！

　年末流行の買い物ツアーに行ってきました。この時期になると多くの旅行会社がお値打ちなバスツアーを計画します。今回は、あまり知られていない、それでいてお得感満載のツアーに参加したのでそれを紹介します。
　鯱バス（聞いたことありますか？）の60周年記念「歳末大感謝祭15種類寿司食べ放題と大謝恩詰め放題」（6300円）という企画で、富士山静岡空港周辺のツアーです。
　昼食は、寿司・茶そば・サラダ・かに汁・杏仁豆腐の食べ放題（富士山静岡空港近くの「お茶の郷」）これだけでも大満足でしたが、目玉は他にもありました。みかん・静岡茶・お米の詰め放題（新東名高速新静岡ICから14キロにある「駿府匠宿」）そして切り落とし鮪の詰め放題（焼津IC近くの「石原水産」）と面白い体験ができました。
　家からは空のナップサックを持参したのですが帰り頃にはそこに入りきらず手に持っての（詰め放題だけでなく、ついつい余分なお土産も買ってしまったせいもありますが）帰宅になってしまいました。いい年が迎えられそうです。

　タイシリーズも今日で終わりです。結論としては、素晴らしいところだからぜひタイに行ってくださいということです。
　しかし・・・・
　自分がタイを発って日本に帰ってきたのが１１月２２日です。そのあとバンコクを中心に大きな騒動が起きています。以前から火種がくすぶっており、またかという思いと残念な気持ちでいっぱいです。昨日は全国民が絶大な信望をよせる国王様の誕生日で、騒ぎも収まるだろうと期待していましたが、そう簡単には片付かないようです。
　タイは物価が安い、気候がいい、親日的、病院は高度等々暮らしやすさでは申し分ないところですが、残念ながら２つの勢力の対立が解消されないようです。もちろん多くのタイ人はそういう騒動とは関係なく普通に暮らしています。報道を見ると全土に政情不安が広がっているやに思うかもしてませんがそんなことはありません。
　とはいうものの、以前空港も占拠されたことがあります。旅行者としてはしばらく様子を見ることが必要だと思います。