2017/08/13 - 2017/08/14
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RAINDANCEさん
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北海道北部、稚内市の南西約40kmに浮かぶ丸い島、利尻島を訪れました。隣の礼文島、本土のサロベツ原野とともに、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されている自然豊かな島です。
★稚内からフェリーで渡り、レンタカーで観光名所を巡る島の一周ドライブ。途上ではミシュラン認定の利尻昆布ダシ醤油ラーメンを味わう。
★利尻山登山口の麓にある旅館に泊まり、ウニ料理をいただき温泉で寛ぐ。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎「味楽」の利尻昆布だしラーメン
◎ウニをはじめとした利尻の海産物
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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道北~道央を巡るバイクツーリングの旅。
この日は、稚内から朝一番のフェリーに乗り利尻島へ渡るので早起きです。相変わらず天気は良くありません。 -
稚内港フェリーターミナルに到着。
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利尻島で一泊するのですが、バイクは港へ置いていきます。バイクで乗船する手もあったのですが、安くないのとかつ予約もできないので、利尻はレンタカーで回ることにしてバイクは一旦休憩。
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バイクはこのように柵にチェーンで固定することができます。(チェーンは持参) 盗難が心配ではありましたが、駐車場の係員によると、ここでのバイク盗難はまず聞いたことがないとのこと。
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ヘルメット等の荷物をコインロッカーに預け、一泊分の装備で島へ。
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利尻島へ就航しているのはハートランドフェリー。朝一便だからでしょうか、そんなに混雑してません。
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7:15の稚内発-8:55鴛泊(おしどまり)港行きの1等客室のチケットを購入。
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乗船時間には結構人が増えてきました。
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乗船する「サイプリア宗谷」号。
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いざ乗船です。
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1等ラウンジ席。全席指定です。広々としたリクライニングシートで快適です。
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画像では乗船してすぐの撮影でしたのでガラガラです。が、その後も満席になることはなく、それほど混んでいませんでした。一方、2等室および2等イス室はかなり混み合っていましたので、ハイシーズンは1等をお勧めします。
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稚内港を出港。
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遠ざかる稚内の半島。
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約1時間半の船旅で、美しい利尻富士が見えてくる……はずだったのですが、天候が悪く見えず!
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鴛泊港に入港。ペシ岬の岩山が見えます。
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鴛泊港フェリーターミナルに接岸。
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利尻島に上陸しました。
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まず向かうのは、フェリーターミナルの真ん前にあるレンタカーショップ。
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NIPPONレンタカーにてスバルのインプレッサを1日レンタル。早めに事前予約しておきました。飛び込みで借りに来たお客さんがいましたが、空いている車はなく断られていましたので、ハイシーズンは事前予約がMUSTかと。しかも、早めに予約しないとお手頃な車は予約が埋まってしまいます。
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レンタルバイクもありかな~と考えていたのですが、雨なのでレンタカーにしておいて結果オーライ。
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丸い島の外周を、右回りで観光していくことにします。
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最初に訪れたのは「姫沼」。
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周囲1kmほどの人造の沼です。既に観光バスが先着。
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姫沼は、元々あった3つの沼をせき止めて水位を上げ、ヒメマスを放流したのがその名の由来だそうです。
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森に囲まれた姫沼、少しだけ森を抜けていくハイキング。
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「姫沼」に出ました。
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美しい利尻富士(利尻山)と逆さ富士が……見えません。晴れていれば見えるはずです。
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湖畔の案内所、兼スーベニールショップ。
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続いてやってきたのは「野塚展望台」。
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ペシ岬が望めます。
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ラナルド・マクドナルドの記念碑。英領カナダ人だった彼は、日本に憧れ1848年に捕鯨船から鎖国中の日本に密入国(利尻島に上陸)し、その後長崎で英語圏の人として初めて日本人に英語を教えた人物だそうです。
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次の場所へ。
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「利尻島郷土資料館」にやってきました。
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大正2年に建てられた旧鬼脇村役場庁舎を活用した洋風建物で、資料館としては昭和48年に開館したそうです。
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利尻島の自然や文化(ニシン漁など)に関するジオラマや資料が展示されています。
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かなり古い時代のヒグマ捕獲の写真。先日ニュースで、”利尻島にもう居ない筈のヒグマの痕跡発見”というニュースがありましたが(2018年6月現在)その時にこの写真が紹介されてましたね。
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ニシン漁場のジオラマ。本物の利尻富士が見えないので、これで我慢です。(泣)
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北海道ではおなじみのセイコーマートで休憩。利尻島のコンビニは、この”セコマ”が3店舗のみ…のはず。
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さすが利尻、昆布の直売所がありました。
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続いてやってきたのは「オタトマリ沼」。その駐車場。
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沼は駐車場のすぐ横です。
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ここも周囲1kmほどの小さな沼。
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ここから見る利尻富士が、鋭角的で一番きれいに見えるといいます。…が、相変わらずガスっていて見えず。
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駐車場わきに売店がありました。
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3軒ほどの小さな店が入っていて、利尻の海の幸を愉しめます。
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ムラサキウニとバフンウニ。
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そしてホタテ。ちょっと観光地価格気味でしたが、せっかくだから戴いていきました。
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次のポイントへ。
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「南浜湿原」。
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花が見どころの湿原です。
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あまりシュッとしてないですが、こんな花とかが咲いていました。
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続いては「仙法志岬公園」。
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”仙法志御崎海岸”と記された碑。ここではアザラシの餌やり体験ができるそうなのですが、時間の関係でパス。
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次は「利尻町立博物館」。
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先に訪れた利尻島郷土資料館より規模は大きいです。
ニシン漁に使われていた雑平船(シャッペ船)。 -
ここも、利尻の自然や...
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...生活文化が紹介されています。
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大分県生まれの写真家、長野重一さんが昭和31年(1956年)に撮った利尻の風景。
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次の目的地に向かう途中にあった「麗峰湧水」。
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「北のいつくしま弁天宮」。
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いつくしま弁天宮、"龍神の岩"の上に建てられているお宮。
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続いてはここ...
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「寝熊の岩」。
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確かに、熊が寝ている後ろ姿に見えます。
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こっちは「人面岩」。はちまき。
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崖下には昆布。
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通り沿いに謎のアニメキャラオブジェ。
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島を四分の三周ほど、島の西側の沓形本町まで来たところでランチにしましょう。
ミシュランガイド北海道2012特別版、2017特別版ビブグルマンに選ばれた「ラーメン味楽」。結構な行列です。 -
営業は昼のみ。
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利尻昆布をふんだんに使った和風スープと豚骨・鶏ガラの動物系スープをブレンド。
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注文ごとに中華鍋で醤油ダレを焦がしブレンドしたスープが注がれ、 濃厚な昆布ダシと動物系の旨味が重なり合い、香ばしい醤油の香り...
という謳い文句の通り、旨味とコクのあるスープが美味いラーメンでした。 -
ランチの後、同じ通りにある「りしりに恋して」という名の古民家カフェへ。
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島の駅「海藻の里・利尻」に併設しており、この施設は島内で最も古いという海産問屋「渡辺商店」の建物を改装したものだそうです。
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観光客と地元住民島のコミュニケーションにより、島の魅力を伝える機会になれば…という想いも込められて開かれたカフェだそう。
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テイクアウトも可能。
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「沓形岬公園」に少し寄って…
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沓形の少し北にある「会津藩士顕彰碑」。利尻島には3ヶ所8基の会津藩氏の墓が残されているそうです。これは、平成8年8月30日に、会津藩士たちが利尻を守った歴史を伝えるため、墓を移設して建てられたもの。
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こちらは本泊漁港に近い「慈教寺」。
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ここにも会津藩士の墓があります。
1800年初頭、ロシアは鎖国をつらぬく日本に対し武力行使にでました。江戸幕府は文化4年(1807年)に会津藩に樺太・宗谷・利尻・松前への出兵を命じ、利尻島では約250人の会津藩士がその防衛にあたったそうです。 -
もうすぐ利尻島を一周。最後に向かったのは、利尻山の方向。
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「利尻北麓野営場」。利尻山の登山口です。
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山に登るつもりはありませんが、利尻富士が見えないかとせめて登山口まで。...でも、相変わらず見えません。ここでは多くのハイカーを目にしました。
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島の一周ドライブは終わりです。レンタカーを返却し、この日の宿「田中屋 ひなげし館」へ。(レンタカーショップが宿まで送ってくれました)
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ウニと温泉と星空観察ツアーがあるのでここを選びました。料金もお手頃。
フロント。 -
シンプルですが不足はない客室。
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バスルーム。
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さっそく温泉へ。
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こじんまりとした、内風呂のみの風呂。ちょっと塩素が強いけど、加温・循環ろ過の温泉なので仕方ないですかね。
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洗い場。
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風呂の後は夕食です。”利尻らしく”をテーマにした献立。
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稚内限定の、男山酒造「最北航路」という日本酒。
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煮魚と...
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ウニ!...獲れたてをむき身にして海洋深層水に漬けてます。
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こちらはウニの炊き込みご飯。蒸しウニを使っています。
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そして締めのご飯。ごちそうさまでした。
なお、星空観察ツアーは天気が悪いため中止でした。 -
翌朝...この日も天気は...。北海道に上陸してから一日も晴れません。利尻富士は未だ見えず。
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朝食はビュッフェです。
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品数が豊富でGood。
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チェックアウト後、鴛泊港へ。宿のマイクロバスでの無料送迎。
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フェリーのチケットの行列。結構並んでますが、問題なく来る時と同じ1等ラウンジ席を取ることが出来ました。帰りも1等は満席ではなかったです。
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乗船。ウミネコが待機中。君たちとは後で遊んであげるからね。
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出航。さらば鴛泊港。
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大漁旗を振って、見送ってくれている地元の人?
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次に来る機会があれば、このペシ岬に登り、利尻富士と礼文島を見渡したい...。
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さらば利尻。
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遠ざかる利尻島。最後に奇跡が起きて一瞬でも晴れて......はくれませんでした。
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すれ違うハートランドフェリー。
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利尻富士はあきらめて、ウミネコたちと遊んであげます。
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島をゆっくり一周し、その自然や文化をしっかり堪能できました。心残りは利尻富士や星空が見えなかったことですが。
それともう一つ、利尻昆布を食べて美味しくなるという利尻のウニ...ですが、それほど”美味い!”という感動が味わえなかったのが残念。
昨年の知床と同様に、この地もまた来るための理由が出来ました。
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