旭川_Asahikawa　夏は結構暑い！自然と発展が共存する北北海道の中心都市

2017/08/11 - 2017/08/12

北海道中部の市である旭川をバイクツーリングで訪れました。雄大な自然に囲まれながらも、北北海道の中心都市として発展を続ける町です。
★今や国内屈指の人気動物園となった「旭山動物園」、ここはぜひ見ておきたい。
★「旭川ラーメン」に「銘酒 男山」、旭川を代表する食文化に触れる。

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎「梅光軒」の旭川ラーメン
◎北の酒造

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

道北～道央を巡るバイクツーリングの旅。
前夜にフェリーで北海道に上陸、苫小牧で一泊したのち旭川へ向け出発。

道央自動車道へ。

今年はついにウェアラブルカメラを購入、ヘルメットに装着して気軽にツーリングシーンの動画・静止画が撮影できるようになりました。カメラはPanasonicのHX-A1Hをチョイス、小型軽量で耐水性もあり操作性も良いです。

苫小牧～旭川は約200kmの道のり、時間にして2時間半といったところでしょうか。

旭川北ＩＣにて高速をＯＵＴ。

まず向かったのは「旭山動物園」。道を挟んでここがバイク駐輪場。

旭川市営の、日本最北の動物園です。

動物をただ見せるだけの「形態展示」ではなく、自然の姿をそのまま見せる「行動展示」を採用したことで話題となり人気が爆発、今や北海道を代表する観光スポットとなっている動物園です。

「行動展示」の目玉のひとつ、「あざらし館」の”マリンウェイ”。
子供たち釘付けです。

これは...やられちゃいますね。なんと愛苦しい...

ギンザケの回遊。

アザラシのもぐもぐタイム。

こんなまなざしでエサをねだられたら、あげない訳にはいきませんよね。

「ほっきょくぐま館」。

ポーラーベアです。数年前に訪れたスピッツベルゲンを思い出します。

昼寝。

「レッサーパンダの吊橋」。

吊り橋にレッサーパンダがいると、真下から見ることが出来ます。

「ぺんぎん館」。

夏季は15度に保たれる屋内飼育所にはキングペンギンがたくさん。

一羽が雄叫びをあげてます。

「オオカミの森」。

「きりん舎」。

「もうじゅう館」のアムールトラ。

「両生類・は虫類舎」のニホンアマガエル。

「もうきん舎」のフクロウ。

フンボルトペンギン。
パンダやコアラは居ませんが、”見せ方”で多くの観客を魅了する動物園でした。

旭山動物園のあとは、ＪＲ旭川駅前へ。

バイクの収容台数が多いパーキング「カーレスト」にバイクを預けます。ここはバイクツアラーには有名らしく、沢山のバイクが集まってきていました。

そして、駅前のホテル「ＪＲイン」へ。ちなみに、このホテルには屋外の駐輪場しかなく、ここに置くのは不安でしたので先述のカーレストへ。

ＪＲで来る人にはアクセス抜群、きれいなホテルです。

フロント。

ラウンジ。

枕がたくさんのバリエーションから選べます。

客室も新しくてモダンで快適。

ビルトインのテレビ。

洗面台とトイレ。

ここもシャワー。バスタブなし。

チェックイン後、旭川駅前の繁華街へ。

駅前の広場でイベントをやっていました。「夏のフードフェスティバル」。

屋台が沢山出ています...が、客足はいまひとつ？
ここでの飲食はせず...

緑橋通りの一本西隣の通りへ。

駅から300mほどでしょうか、ここにあるのが「梅光軒」。

旭川ラーメンの人気店です。ラストオーダー（20:30）が近い時間だというのにこの行列。

20～30分ほど待って、ようやく入店。

ふー、一日の疲れを癒すには、まずはこれこれ。

で、出ました！チャーシューメン。

そして、味噌バターコーン。腹ペコだったこともあり、旨さが際立ちます！

満腹になってホテルへ戻り、雨中のロングツーリングの疲れを癒します。

翌朝...ホテルの部屋から見下ろす旭川駅前ロータリー。

旭川駅。

朝食会場へ。ホテルに直結したイオンモールの4階「グランファームビュッフェ」が会場です。

和洋全50品のビュッフェ。

今日も結構な距離を走ることになるでしょうから、しっかり腹ごしらえしておきましょう。

朝食の後、チェックアウトして旭川でもうひとつ行きたかった場所へ。

旭川駅からそう遠くないところにある高砂酒造。…は通りすがりに見て…

訪れたかったのはここ「男山酒造 酒造り資料館」。

男山酒造は、江戸時代の寛文年間から醸造を始め、350年以上の伝統を受け継ぐ蔵元なのだそうです。

国内・海外の酒類コンクールにおいて、数々の金賞を獲っています。

工場内には、江戸時代から残る酒造りの道具などを展示する資料館となっています。

酒造りに関わる資料も。浮世絵が語る酒造りの歴史。

中田英寿のサインとサイン入りぐいのみ。

男山の看板。これはかなり手の込んだものですね。

バイクなので試飲できないのが残念ですが、見学のあとは、お土産の物色。

工場限定の日本酒と、酒枡を買いました。（自宅送付で）

入口に置いてある”記念撮影キット”を装備して記念撮影。

そろそろ、旭川をあとにします。
旭川周辺は2万年前頃から人が住み、14世紀頃にアイヌ文化が形成され、18世紀には徳川幕府によって探索されました。その後、明治2年に蝦夷地から北海道と改称され行政区画を経て開発が進み、今や北北海道の拠点都市となりました。

自然と発展が共存する魅力的な町ですね。でも、夏は思ったより暑い町でした。盆地だかららしいです。（となると、冬も当然寒いのも頷けます）
さて、高速道路に乗り名寄方面へ。次の目的地は、さらに北上していよいよ日本の最北端の稚内へ。旭川からは約250kmの道のりです。