好日旅行2023　利尻・礼文への旅　part３「夢の浮島・利尻」

2023/08/24 - 2023/08/24

　今から約２０年前、子どもたちが小さい頃に３年連続で北海道に行きました。１回目は、札幌周辺。２回目は、小樽、積丹、函館方面。３回目は、美瑛、知床、根室、釧路、室蘭方面です。いずれもレンタカーで回りました。残るは道北のみ。いつかは、礼文島や利尻島、稚内、宗谷岬などに行きたいと思っていました。ネットで地元の「富士山静岡空港」発着の「利尻・礼文ツアー」があることを知り、早速予約して出掛けることにしました。本旅行記のパート３は、２日目の午後に訪れた「夢の浮島」の別名を持つ利尻島の旅行記です。
　利尻島では、残念ながら雨天・曇天で利尻富士の姿をしっかり見ることができませんでしたが、その分、食事を楽しみました。

エリア 利尻島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩

１＜ハートランドフェリー＞
　昼食後、ハートランドフェリー「ボレアース宗谷」号で利尻島に移動。ボレアースとは、ギリシャ神話の「北風の神」。

２＜利尻島到着＞
　40分ほどで利尻島・沓形港フェリーターミナルに到着。ここは、二つの島が観光で賑わう夏場だけ営業する小さな港。
※沓形港の写真を撮り忘れたので、もう一つの鴛泊港の写真を貼っておきます。

沓形港フェリーターミナル 乗り物

３＜人面岩＞
　利尻島の西海岸では、いくつかの奇岩が見られます。
　これは、「人面岩」。はちまきをした人が右を向いている姿。何となく、アイヌの古老みたいに見えます。

人面岩 寝熊の岩 自然・景勝地

４＜寝姿のクマ＞
　これは、「寝姿のクマ」。そう言われれば、ぺたんと寝ているクマの後ろ姿に見えてきます。

５＜北のいつくしま弁天宮＞
　利尻島と礼文島を回って気付いたことは、住民の数に対して神社がとても多いこと。厳しい自然環境ゆえでしょうか。
「北のいつくしま弁天宮」は、その昔、難破しそうになった弁財船（大型木造帆船）を弁天様が救い、そのご加護に感謝して建てられたもの。神社が建つ岩は、「龍神の岩」と言われる奇岩。

北のいつくしま弁天宮 寺・神社・教会

６＜仙法志御岬海岸（せんぽうしみさきかいがん）＞
　仙法志御岬海岸は、利尻島の南端にある景勝地。奇岩と利尻山のマッチングがウリですが、利尻山は厚い雨雲の中。残念！！

仙法志御崎海岸・仙法志御崎公園 自然・景勝地

７＜袋澗（ふくろま）＞
　海岸風景です。鉄柵で四角く囲まれた場所は、「袋澗」という春先の岩礁地帯に来遊するニシンを漁獲するための施設。ニシン漁の衰退とともに減少し、今では数カ所残るだけとか。ここ御崎公園の袋澗はアザラシが泳ぐ観光施設ですが、この日はいませんでした。

８＜仙法志御岬海岸＞
　この奇岩は、利尻山が噴火した際に海に流れこんだ溶岩でできたもの。海の中には、天然のウニや昆布などが見えました。

９＜ビュースポット＞
　バックに利尻富士が見えれば最高なのですが・・・。

１０＜ちょっとだけよ！＞
　かわいそうと思ったのか、ちょっとだけ姿を見せてくれました。
　近くに利尻昆布の製造直売店があったので、土産用のとろろ昆布をたくさん購入。ここでは、質のよい昆布製品が安く買えるのでお勧めです。

畑宮食品 専門店

１１＜低い虹＞
　仙法志御岬海岸からオタトマリ沼に向かう途中に雨が止み、虹が出ました。天気、よくなるかな？

１２＜オタトマリ沼＞
　仙法志御岬海岸から車で５分ほどで景勝地の一つ「オタトマリ沼」に到着。ここは利尻島最大の沼で、日本最北限のアカエゾマツの原生林に囲まれた美しい沼です。

オタトマリ沼 自然・景勝地

１３＜逆さ利尻富士＞
　この湖は、湖面に映る「逆さ利尻山」が有名。青空が見えてきたものの、山は見えず、湖面に映るは雲ばかり・・・。

１４＜ハスカップサンデー＞
　この沼にはいくつか売店があり、それぞれの店でホタテやウニなどのウリがあります。「利尻亀一」お勧めの「ハスカップサンデー」をいただきました。ブルーベリーみたいなハスカップの実がおいしかった。

利尻亀一 グルメ・レストラン

１５＜姫沼園地＞
　オタトマリ沼のあと、島の東海岸を北上して「姫沼園地」へ。

１６＜姫沼＞
　姫沼は島の北東にある小さな湖で、オタトマリ沼同様「逆さ利尻富士」が見えるビュースポット。

姫沼 自然・景勝地

１７＜利尻富士＞
　雲が少し流れて、利尻富士の姿が見えてきました。

１８＜散策＞
　姫沼の周囲き約800mで、散策用の木道が整備されています。折角なので一周してみました。

１９＜白い花＞
　花が少ない時期だそうで、あまり咲いていませんでした。「ツルアジサイ」でしようか？

２０＜トドマツ＞
　トドマツは、北海道、南千島、サハリンの山地に生育する針葉樹。

２１＜オオウバユリ＞
　ウバユリよりも大きいです。
　

２２＜白い花＞
　名前分かりません。

２３＜ペシ岬＞
　姫沼を後にして本日の宿に向かいます。見えてきたのは、ゴリラの後ろ姿ににていることで有名な「ペシ岬」。うん、納得！！

ペシ岬 ビーチ

２４＜田中屋ひなげし館＞
　今晩の宿は、鴛泊港に近い利尻富士町の「田中屋ひなげし館」。こぢんまりとした家族経営っぽいかわいい宿です。

田中家 ひなげし館 宿・ホテル

２５＜夕食＞
　豪華な「利尻『旬』海鮮膳」。全部食べられるかな？

２６＜タコ釜飯＞
　釜飯の中身はタコ。コリコリして美味しかった。

２７＜生ウニ＞
　実はウニは苦手。折角の機会だったのでいただきました。甘くて舌で溶けてクリームみたい。よい体験でした。

２８＜御造り＞
　こちらは好物。どれも新鮮で美味しかったです。

２９＜星空＞
　ここの宿では、夜の「星空観察」と早朝の「利尻山３合目ミニハイキング」が無料オプションで付いています。しかし、どちらも天候不良で中止となってしまいました。楽しみにしていたので残念でした。満天の星は拝めませんでしたが、雲間に結構な数の星が見えました。

　以上で、利尻・礼文への旅　part３「夢の浮島・利尻」はおしまいです。最後までごらんいただきありがとうございました。次回は、part４「日本最北端・宗谷岬」をアップする予定です。よろしければ、ごらんください。